「ユウちゃん大丈夫―?」

「てめぇ…本当……どんな体力っ…してんだよっ…」



森の中でぐったりと汗をかいて肩で息をしている神田。
その隣でにこにこと笑いながら話しかけているレティシア。

レティシアはあんなにも逃げていたにもかかわらず汗すらかいていない。



「ユウちゃんが体力なさすぎなのよーモーニングアップも終わったし!朝ご飯食べに行こー」

「…あぁ」

「あ、やっぱ先に行ってて。シャワーあびてくる」

「あ゛ぁ!?」

「じゃぁね〜」

「ちょ、待て!」


ひきとめようとしたがすでに遅く。

レティシアの姿はなくなっていた――――







「ふぅ…すっきりした!」


ユウちゃんと鬼ごっこするのも結構大変なのよねー
っていってもやめないけど!

髪の毛を乾かし終わると簡単に化粧もする。
鏡の前に立ち、最終確認。

うん。ばっちり。

いつものようにハンガーにかかっていた団服を羽織り、食堂へ向かった。


やっぱり神田をからかうために。


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