「いやーごめんね。徹夜明けだったもんでね」



ハハハと外国人笑いするコムイに素早くリーバーのツッコミが入る。


「オレもっスけど!」

「さて」



あえてスルーしたわね、コムイ。

そんなゲンキンなコムイに苦笑するが、空気がピンっと真面目になったことにレティシアも姿勢を変える。



「時間がないので粗筋を聞いたらすぐ出発してください。詳しい内容は今、渡す資料を行きながら読むように」


眠そうなリーバーから三人とも同じ資料が渡された。

つまり、


「三人トリオで行ってもらいます」


ゲッ!

ラッキー!


言わずとも分かる反応。
上の反応がアレンと神田。下の反応がレティシアだ。

そんな真逆な反応をする三人にコムイは面白そうな笑みを浮かべた。



「え、何ナニ?もう仲悪くなったのキミら?」

「私は嬉しいわよ」

「そうみたいだね…でもワガママは聞かないよ」


コムイの声が室長の時の鋭い声に変わった。


「南イタリアで発見されたイノセンスがアクマに奪われるかもしれません。急速に敵を破壊し、イノセンスを保護してください」

「わかったわ」

「はい」



返事をしたレティシアとアレン。神田はすでに立ち上がっている。
レティシアもすぐに立ち上がり、きびすを返した。

アレンは少し遅れつつも立ち上がり二人の後を追いかけた。


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