「そんなに警戒しなくてもいいって」

「ヒッ!そうそう!」

「誰だ!?」



神田の鋭い声が響き渡る。
レティシアはやはりノアがいたことに警戒を強めた。



「あーお前じゃなくてそっちの女!」

「…まぁレディに対しての教養がなってないわね。
というか大体予想はついているんだからこんなお遊びはやめましょう。
さっき何か私達に向かって術をかけたわね?」

「ヒヒッ!さすが天使様なだけあるね!」

「じゃ、オレらが解いてやるか」


銃声が響いたのと同時に二人の顔が見える。

ファンキーな格好。化粧なのか顔色が悪く見える。
お互いに銃をつきつけ、にやりと笑った。



「はじめまして、デビットどぇっす」

「はじめまして!ジャスデロ。ふたり合わせてジャスデビだよ。ヒヒッ」

「ジャスデビ…ねぇ。これはまたすごくファンキーな子達…」



出てきた奇抜なジャスデビにレティシアは小さく笑う。
そんな親しげなレティシアに神田は微かに眉を顰めた。



「おい、お前あいつら知ってんのか?」

「今はじめましてって言ったでしょ?初対面よ、ユウちゃんのバカ」

「ギャハハ!バカなんだー」

「ヒッ!おもしろすぎっ」

「バカ言うな。てめぇら何の用だ」


神田が睨むとデビットが少し不機嫌そうな顔をする。


「なぁレティシア」

「あら私の名前を知っていたのね。
勝手に自分の名前だけ知られていること、ホント最近多いわ」

「レティシアは有名だからな」

「どうもありがとう。とても不本意ね」

「ははっ!ティキの奴がハマんのもわかるかもな」

「!」



レティシアが少し反応するのを見てデビットはにやりと笑う。

ジャスデロはヒヒッと笑った。



「やっぱティキのこと好きなワケ?」

「まさか」

「ギャハ!即答だね!」



ニヒヒっと笑うジャスデビにレティシアは少し苛々する。

神田に関しては話の内容が分からないのでただ聞くだけ。


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