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〜〜〜回想中〜〜〜
*少々お待ちください。
「…というワケだ。悪いな…こんな理由で」
「「(アホくさ…っ!!)」」
「バカコムイー」
「ぶった斬ってやる」
レティシアと神田は殺意を抱き、アレンとトマはあほくささに呆れた。
そしてふと、話の中に出てきたリナリーのことが心配になる。
おんぶしてはいるが、走っているためかなりの振動が伝わっているはずだ。
しかし、リナリーに起きる気配は全くない。
「リナリーは大丈夫なんですか?」
アレンはリーバーの話を聞いて初めてリナリーがエクソシストだと知った。
リナリーを心配するアレンの隣で、レティシアが少しにやりと笑って神田に耳打ちする。
「ユウちゃんいいとこ、とられちゃったわねぇ。
折角リナをおんぶできるチャンスだったのに」
「あ゛ぁ?んなことしたらコムイに殺されるだろうが」
「あら、ユウちゃんってリナのこと好きだと思ってたわ」
「どうなったらそうなんだよ」
リナリーは確かに美人かもしれねぇがオレの好みじゃねぇ。
…ってオレはなんでこいつを見てホントはこいつが、なんて思ってんだ!
「コムリンの麻酔針くらって眠ってるだけだ。
はぁぁ〜〜ラクになりたいなんて思ったバチかなぁ…」
「え?」
「お前達エクソシストやファインダーは命懸けで戦場にいるってのにさ。悪いな」
「なぁに言ってるの!リーバー」
「レティシア?」
思わぬ否定の言葉にリーバーがレティシアの方を向く。
レティシアは微笑んでいた……
「リーバー達がいなかったら私達は安心して任務なんて行けないわ。
私たちが命懸けでいるっていうのは否定しないけど、リーバー達だって命懸けで仕事してる。
バチなんてあたるわけないでしょ?」
「…ありがとな、レティシア」
その言葉でどれだけ救われるか……
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