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「あ、イーピン!!」
みんながお兄さんに気が向いているそのすきにイーピンが飛び出す。
あれが餃子拳!?すごーい!初めて見た!!
なんて、喜ぶのもつかの間。…あれ?なんか……苦しい…?
もしかしてこれ、ギョウザエキスが風に乗ってこっちに流れてきてる!?
どうしよう、移動したいけど移動すれば格好の的になって私たちの負けになってしまう。
だからといってこのままここにいても窒息死するし…どうしたらいいの…!
「ピンチだよツナ兄!」
「わかってるけど」
「ヤベー!」
「苦しっ…!」
もうダメ、と一瞬諦めた瞬間、大きな爆発音とともにお兄さんが吹き飛んでいく。
えっ!とびっくりしているとその犯人が名乗り出た。
「十代目、オレです」
お兄さんと同じチームであるはずの隼人が立ち上がった。
あらら…思いっきり寝返っちゃった……そんなに一緒がよかったんだね。
そんなことを思っているうちにディーノの部下の方々が雪の中から出てきて、ビアンキが入ってきて、第三勢力ができたり。
もうやりたい放題。リボーンは予想通りだなんて言っているけど、完全に遊んでる。
さっきから雪合戦のはずなのに雪以外のものが飛び交っていて、大変なことになってた。
しかもルール変更。
レオンTURBOを捕まえるんだって。
レオンTURBOって結構速くて捕まえるのは難しいと思うよ。
って毒ボーボーって一種のポイズン・クッキングじゃない!!
しかもそれに乗ってディーノも実弾入り雪玉を撃たない!!
危ないってば!!
とりあえず銃で弾き返しながらツナに「レオンを追いかけて!」と頼むとディーノとビアンキの目がキラン!と光った。
「そーは」
「させないぜ、ツナ!」
「危ないっ!!」
私が前に出て、銃を撃ってかろうじて飛んできたものを相殺する。
っつ!全部は無理…っ!
数個は仕方なく避けてツナの安全を確認すると少しだけ安心した。
「やっぱり我慢できないよ」
「…!フゥ太!」
「みんなそろってるんだもの。ランキングせずにはいられないよ」
ふわっと周りのものが宙に浮かんで、雪も一緒に浮き上がる。
そうすれば自然とフゥ太の周りにはかまくらのようなものが作りあがった。
雪の防御壁ですって!?と動揺するビアンキたちは構うことなく、フゥ太はランキングを始める。
「タケシ兄、やっぱりすごいや。走力8万223人中213位。
美瑠姉もかなり速いね。8万223人中346位だもん」
「ん?」
「ハヤト兄の火力も8万223中116位でこの中ではダントツだ。
美瑠姉の銃の腕前も8万223中3位とダントツ。
ここは僕の壁とハヤト兄の火力、美瑠姉の銃で足留めしている間に、タケシ兄がレオンをおっかけるのが得策だね」
「なるほど。オフェンスとディフェンスにわかれんだな」
「そいつでいきましょう。この雪合戦ぜってー勝ちましょう!2倍ボム!」
「どっかに雪使おーよ!!」
鋭いツッコミありがとう、ツナ。その気持ちすごくわかるよ…!
私も実弾使ってるから人のこと言えないけど…;
その間に武とディーノの一騎打ちに。
がんばれ武!と応援しながら何か違和感を感じて、あれ?と首をかしげる。
ディーノ、部下がいなかったよね……?
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