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「ごめん山本!美瑠ちゃん!リボーンが朝から迷惑かけて!」
「よぉツナ」
「おはよう、ツナ」
「いらっしゃいツナ君」
勢いよく入ってきたツナにのんびり挨拶する。
そんなに謝らなくていいのに、と苦笑しているとツナはリボーンを叱り始めた。
よく考えるとツナってリボーンのこと怖いとか言う割にはちゃんと叱るときは叱るよね。
普通なら先生を叱る、なんてないはずなのに。
そういうところが対等っていうか…リボーンがツナを気に入る理由の一つだよね。
「ったく。朝から何やってんだよ!!スシまでごちそうになってんのかよ!」
もぐもぐと美味しいお寿司を食べるリボーンにツナが呆れる。
怒るツナに武は「まーまーいいじゃねーか」と笑って宥めた。
「オレのためにわざわざ来てくれたみたいだし」
「ごめんね、逆に迷惑かけちゃって;」
「いいって!美瑠も食べればいいのに。なぁ親父」
「そうだぞ!少しは太った方がいいってもんだぜ!」
「そういうわけじゃないんですけど…朝はたくさん食べれないんです。ごめんなさい…」
「ま、そういうことならしょうがねーけどな!
今度は昼か夜においで!おじさんおごってあげるよ」
「ありがとうございます」
優しいお父さんだなぁ…参観日の時もこんなお父さんほしいって思ったし。
武はこんなお父さんに育ててもらって本当に幸せだよね。
ニコッと笑うとリボーンがお茶をすすった。
「伸び悩んでいる山本をパワーアップしてやろうと思ってな」
「何言ってんだよ!野球で山本がおまえに教わることなんて何もないよ!!」
「誰が野球って言った?」
キッラーン!とリボーンの目が光る。
あのリボーンの感じだとやっぱりアレしかないよね。
「リボーンが考えていることは一つだよ、ツナ」
「ちなみに落ちこぼれども。今日は開校記念日で学校休みだぞ」
「あっ」
「そっそーいえば!!」
だから美瑠ちゃんは私服なんだ!と今更気づく武とツナに武のお父さんが一言。
「何やってんだ?おめーたち…」
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