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「たかが中坊二人だ!一気に仕掛けろ!!」
「私は数に入ってないの?」
何とも失礼な発言に思わずむっとする。
まるで戦えない非力な女の子だと思われているみたい。
…私だってちゃんと戦えるマフィアだっていうのに。
ちょっと不満げにしながら軽く三人を撃ち倒していると聞きなれた爆発音がその場に響きわたる。
この爆発音は…!と聞こえてきた方向へ目を向けるとそこには武と隼人が立っていた。
きっとこの騒ぎを聞きつけて来たのだろう。
私の安心感がさらに高まり、相手側のいら立ちが募っていくのがわかる。
この状況に嬉しそうに笑うのはもちろん、リボーン。
「ヒバリと初共同戦線だな」
「冗談じゃない。ひったくった金は僕がもらう」
「やらん!」
「当然っス」
「…恭弥、返してあげてね」
素手、トンファー、爆弾、刀…それぞれ自分の武器で男たちをのしていく。
もちろん私も殴りかかってくる男の人たちを死なない程度に撃っていった。
(もちろん出血多量とかもちゃんと考えてるよ!)
……みんなちゃんと手加減してる?してないよね!!
(特に恭弥とツナ!)
「ちっ!」
一体誰の舌打ちだったんだろう、と考えている暇もなく、急に腕を掴まれる。
恭弥か、と一瞬だけ考えたが手の温かさや優しさ、感触、全てが全く違うことに気づいた。
ぐいっとひっぱられて誰かの手が私の両手を掴んだ。
痛い!と痛みに眉を顰めていると耳の隣でうるさい声が騒ぎ始めた。
「こいつはもらっていくぜ!」
『美瑠!!』
男の声にみんなが一斉に振り向いて、視線が私たちに突き刺さる。
…私、何捕まっているんだろう…!
ちゃんと戦えるって思っていたのに一瞬の隙のせいで捕まってしまって、情けない。
しかもこの男の人力だけは強いのか私の力じゃ振りほどけなかった。
ぎりっと悔しくて唇を噛んでいると男の人は私に顔を近づける。
(それに雲雀がぶちぎれそうになっていた)
「この女強い上に顔が可愛いな…胸もデカイし」
「デリカシーのない人っ!!離してよ!」
「んな暴れるな!オレが可愛がってやるからよ」
可愛がるってあなたに可愛がられても嬉しくない!
ていうか離してって言ってるのに、男の人は私の身体に触れようとニヤニヤ顔で手を近づけてきた。
その手にただ嫌悪しか感じなくて、恭弥以外に触れてほしくなくて、思わず叫んでいた。
「嫌!…っ恭弥!!」
「僕の美瑠に触るな」
一瞬のうちに恭弥は男の目の前に来て殴りつけていた。
そのスピードは私も見るだけで精一杯。それくらい速かった。
やっぱり恭弥はすごいよ…!
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