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「へへっ…うちのダッセー校歌に愛着もってんのは……おめーぐらいだぜ…」

「「!」」



獄寺隼人が放った爆弾で僕の前の壁が崩れていく。

へぇ…よく気がついたね。
まぁ気づくようにあの鳥に覚えさせたんだけどさ。
…不本意だけど、僕の体調じゃ壁を壊すことができなかったから。

でも、ようやく動ける。――僕は美瑠を取り戻す。…必ず。



「そこの2匹は僕にくれるの?じゃあこのザコ2匹はいただくよ」

「好きにしやがれ」

「死に損ないが何ねぼけてんだ?…美瑠とも馴れ馴れしいし。こいつはオレがやる」

「言うと思った。美瑠がらみになると犬はむきになるからね」

「あたりまえだろ。徹底的にやっからさ。…百獣の王」


やつは入れ歯のようなものを入れ替えると様相を変える。
百獣の王、ライオンのように髪の毛が増えたのだ。

…ま、そんなの、



「ライオンチャンネル!!!」

「ワオ。子犬かい?」



関係ないけどね。

ふ、とバカにしたように笑うと彼はイノシシのように目の前につっこんできた。
彼が駆け出すのと同時に、僕は落ちているトンファーを蹴り上げて構える。

そして、先ほどの言葉通り、思いっきり咬み殺してやった。



「犬!」


「次は君を…咬み殺す」


――――――………
―――……
―…



「ふん。口ほどにもないね」

「はっ…!随分元気そうだな」



憎まれ口を叩きつつ、彼は血を流してきつそうに倒れている。
いつもの僕だったら見捨てるけど…今回は癪だけど借りがあるからね。

仕方なく、彼の肩をもって二人で歩き出す。
…彼の肩を支えているように見えるけど、僕も折れた肋骨が痛んで歩くのもつらい。
でも、そんな痛み以上に美瑠のことが心配だった。



「そういえば美瑠はどうしたんだよ」

「…アイツのとこ」

「…!危なくねーのか?」

「危ないに決まってるでしょ。目的地は一緒。
…借りもあるしね。三階まで連れてってあげるよ」


階段を上っていくと、いつも赤ん坊の近くにいる小動物と六道骸の姿が見えた。
ついたと同時に、六道骸にトンファーを片方だけ投げつけてやる。

相手は僕だ。よそみしないでくれる?

そう睨みつけると隣の彼が「10代目!伏せてください!」と言ってさらにどこからか現れた蛇に爆弾を投げた。

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