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「子供相手にムキになって恥ずかしくねーのか?」

「ディ…ディーノさん!」

「…!跳ね馬だと!?」

「その趣味の悪い遊びをやめねーっていうんならオレが相手になるぜ」


日本のこのガキ、こんなコネを持ってやがるのか。
いや…美瑠がいるんだ。ありえなくはねーな。

跳ね馬ディーノ……

こいつを相手にするとなると一筋縄じゃいかねーか。


「う゛お゛ぉい跳ね馬。お前をここでぶっ殺すのも悪くない。
だが同盟ファミリーとやりあったとなると上がうるせぇ。
今日のところはおとなしく……、…帰るわきゃねぇぞぉ!!」




返事と同時にスクアーロがツナの髪を思いっきりひっぱる。

やっぱりあのスクアーロが大人しくするはずないよね…!




「手を放せ!!」

「相変わらずで嬉しいよ!」




ごめんツナ!もしかしたらハゲちゃうかもしれないけど!
その時はカツラをプレゼントしてあげるからね!!

スクアーロが撃つ前にツナの髪めがけて一発撃つ。

当たったみたいだけど…どうなったの!?
スクアーロの仕込み弾のせいでよく見えない…!

ディーノが「やろう!」とスクアーロを睨んだが、近くでツナとバジルの咳き込む音が聞こえて、ディーノと私は二人に駆け寄る。

よかった……二人とも、無事で……



「んっ!お前達!大丈夫か?」

「貴様と美瑠に免じてこいつらの命はあずけといてやる。だがこいつはいただいていくぜぇ。う゛お゛ぉい」

「ああっボンゴレリングが…」

「…!ボンゴレリング…?」

「じゃあな。美瑠、また今度迎えにくるぞぉ」

「まっまてっ!」



バジルは追いかけようと立ち上がろうとしたががくりと崩れる。
それを慌てて支えてあげるが、バジルは悔しそうに拳を握りしめていた。

責任感の強いバジルのことだから…自分を責めているのだろう。




「深追いは禁物だぞ」

「リボーン!何で今頃出てくるんだよ!!どーして助けてくれなかったんだ!!?」

「オレと美瑠は奴に攻撃しちゃいけねーことになってるからな」

「な…何でだよ」


「奴もボンゴレファミリーだからだ」

「それに、私にとって友だちだから……」

「え―!?何だってー!!?オレボンゴレの人に殺されかけたのー!?
ど…どーゆーことだよ!?しかも今の人が美瑠ちゃんの友だち!?」

「さーな」

「うん。幼馴染なんだ」




遠くから警察のサイレン音が聞こえてくる。

さっきの爆発音。きっと、テロか何かだと思ったんだろう。
日本の警察が動かないわけないよね……早く行かなきゃ。

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