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――――イタリア――――
「スクアーロが持ち帰ったハーフボンゴレリングにより9代目の了承も得られそうです」
「時期ボンゴレボスの披露式典も近々開かれるでしょう」
「これでいよいよファミリーの実権、月のリング保持者である美瑠は、9代目の直系、実の息子であるボスのものですね。―――XANXUS様」
その一番上座に堂々と座っているのは――ザンザス。
9代目の実の息子であり…10代目候補。
そして、その隣には空席が一つ。
ザンザスの指には大空のリングがはめられていた。
「う゛お゛ぉい。お呼びか、ボス?
ハーフボンゴレリングの褒美をくれるってんならありがたく頂戴するぜ」
得意顔のスクアーロがザンザスに近づいていく。
しかし、ザンザスはガッと強くスクアーロの頭をつかむと机に一気に叩きつける。
突然の暴力にノーガードのスクアーロ。当然だが、頭から血が出ていた。
「なっ何をしやがる!!?」
「フェイクだ」
ザンザスはボンゴレリングの片割れ、ハーフボンゴレリングを外す。
そして、偽物だというリングをぐしゃりと潰した。
周りはその言葉に驚いていたが、ザンザスが言うのなら間違いがない、とみんな持っていたリングを同じように潰した。
「家光…」
つまらん時間稼ぎだ……しかしカス鮫の奴も少しは役に立った。
美瑠を…やっとみつけた。
「日本へ発つ。奴らを…根絶やしにする」
そして…美瑠も取り戻す。
あいつがいるべき所は…オレの隣なのだから。
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