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ボンゴレの会議室。
そこには守護者全員が座っている。
一番中央に…ボスであるジョットが座っていた。
そしてその隣には、月の守護者。
「みんなに集まってもらったのは、他でもない。月に聞いただろうが…私は、引退することにした」
「………」
「隠居場所は日本。そして……月も一緒に、行きたいと思う」
「…!大空…」
突然のことに、彼女は目を見開かせてジョットを見つめる。
その視線に応えるようにジョットは少し微笑んだ。
「私達は運命共同体、なのだろう?なら…ずっと、側にいてほしい」
「…っ大空…!」
「一緒に、日本に来てくれないか?」
「はい…っ!」
嬉しそうに笑う彼女。守護者達も、表情を軟らかくする。
彼女が笑ってくれると、みんな嬉しいから……
「月の意志は聞いた。あとは…守護者の了承だけだ」
彼女から視線を外し、ジョットは守護者全員を見渡した。
守護者達は少し考える素振りをしたが…
フッと、笑いをこぼす者やしょうがない、とため息をつく者もいた。
「…私は、プリーモのお心のままに」
「オレも、だな!」
「僕も構わないと思いますよ。プリーモ」
「うむ!同感だ!」
「オレもいいと思いますよ」
「……」
守護者達は快く、了承した。
…いや、たった一人の守護者を除いて。
むすっと腕を組み、拗ねている……――雲。
そんな雲にジョットは苦笑を隠しきれなかった。
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