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「遠い将来、開花するかもしれないこの雷の守護者の資質にかけてみたんだが…オレの見込み以上のようだな」
「よくわからんが圧倒しているぞ!!」
「よ…よかった〜…」
5歳のランボが戦うって時はホントに心配したけど…二十年後のランボなら、大丈夫そう。
(むしろ強くて安心しちゃったよ)
やっと、ツナ達に笑顔がでるとランボが少しはにかむ。
「あなたたちに喜ばれると、照れる」
「なんとしてもお前は消す!心臓に直接電撃をくらえ!」
「やれやれ」
あきらめの悪い相手だ、とランボが肩をすくめる。
その瞬間に目に入ったのは、自分の一部であるもの。
やっと見つけた、と小さくつぶやくとランボはそれを素早く拾い上げるとレヴィの攻撃を角で受け止める。
それは、ランボ曰く一週間前に警察に捜索願まで出した角。
さっきの攻撃のせいで、ニスがはがれてしまった。
幼少の頃獄寺氏に書かれた、屈辱的な文字を隠すために塗った、ニス。
あのボロボロだった角は……20年後ランボのものだったのだ。
家光さん曰く一週間前、現在のボヴィーノのボスが持たせてくれ、20年後のランボを呼ぶヒントとして10年後のランボにわたしたらしいが…残念ながら10年後ランボは気づいてくれなかった。
しかし結果的には20年後ランボを呼んだのだから、結果オーライ、らしい。
「次は逃がさん!」
「逃げるつもりはないさ」
慣れたように角を装着する。
懐かしい、と言っても過言ではないくらいのフィット感にランボは満足そうに笑った。
「これで思いっきりできそうだ。サンダーセット!」
バチッと大きな音を立てて大きな雷がランボに集まる。
あれは…エレットゥリコ・コルナータ
しかしその技には、致命的な弱点があった。
それは、リーチがかなり短いこと。
角に当たらない限り、効果がないことだった。
ヤバイよ!!とツナが慌てるとランボは分かっていたように笑う。
「昔の話さ」
自分の意志のように電撃が伸びる。
つまり…角に当たらなくても、いいということ。
当然、リーチが短いと思っていたレヴィに直撃する。
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