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「ではザンザスはボスとなるのと同時に独裁体制をつくるために…!?」

「ああ。仕掛けられた罠だったんだ。
事故であろうとモスカがツナの守護者を殺れば遅かれ早かれ必ず、ツナが倒しに来ると読んでたんだろう」

「そんな…」



手袋にツナの涙が落ちる。

美瑠はただぎゅっと9代目の手を握り続けていた。



「そ…そんな事のために…!!」

「憶測での発言は慎んでください、リボーン」

「全ての発言は我々が公式に記録しています」

「好きにしやがれ。オレはもうキレてんだ」



ゾクリと寒気が走る。

リボーンが…本気で怒っているんだ……



「だが9代目との誓いは守って手を出さねーぞ。…生徒の勝負にはな。
オレがそう言っても戦いが嫌いなオレの生徒がどーするのかは知らねーけどな…」



だが…きっと………

スッと無言でツナが立ち上がった。



「ザンザス…そのリングは…返してもらう…おまえに9代目の跡は、継がせない!!」

「よく言ったぞ、ツナ」



満足そうに、小さく笑う。
生徒の成長と、覚悟に……

意志の強い目でザンザスを見るとフッと笑われた。



「ボンゴレの歴史に刻んでやる。XANXUSに楯突いた愚かなチビが一人いたとな」

「一人じゃないぜ!」

「10代目の意志は」

「オレ達の意志だ!!」



みんなそれぞれ戦闘態勢に入る。

心は、一つだから。



「個人的に」



別に沢田綱吉が戦うから戦うわけじゃない。

こういう奴、嫌いなだけ。ていうか美瑠泣かせたしね。



「くるかガキ共!!」

「いいねぇ」


おもしろそうじゃん!



「反逆者どもを根絶やせ」

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