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「お待ちください!9代目の弔い合戦は、我々が仕切ります」

「なに!?」

「我々にはボンゴレリングの行方を見届ける義務があります」

「何言ってやがるザンザスの犬が!!」

「口を慎んでください。我々は9代目の勅命を受けています。
我々の認証なくしてはリングの移動は認められません」

「よくもぬけぬけと!その死炎印は9代目に無理矢理押させたものだな!」


!なら…美瑠の勅命も無理矢理おしたやつだな。

これで、美瑠がこっちに帰れない理由がなくなったぞ。



「我々は勝利者が次期ボンゴレボスとなるこの戦いを、大空のリング戦と位置づけます」

「すなわち今まで行ってきた7つのリング争奪戦の最終戦です」

「いかがでしょうか?ザンザス様」



チェルベッロの視線がザンザスに向けられる。
最終戦…その言葉にザンザスは「悪くねぇ」と笑った。

つまり、それは合意を表す言葉。
ザンザスの許可も得られて、チェルベッロは明晩、並中に集まるように伝えた。



「あーらら。モドキに執行猶予あげちゃったよ」


ま、美瑠が気ぃ失ってるからいいか。
最後だから、やっぱ目を覚まさしとかなきゃね。



「てんめー!!」

「ツナは修行で力を使い果たしてきたんだ。グッドニュースだぞ」

「フッ。明日が喜劇の最終章だ。せいぜいあがけ」


ザンザスはツナにハーフボンゴレリングをなげると光りを発生させる。

眩しくて思わず目をつぶるとそこには誰もいなくなっていた。



「消えた…あの女達もだ…!」

「遅かったか!!」

「!跳ね馬!!」

「おまえら!!9代目とケガ人を!!」



指示を出した後倒れている美瑠……
いや、恭弥に抱きすくめられて気を失っている美瑠が目に入る。

その回りには焼きこげた跡……まさか、美瑠が力をつかったのか…?



「恭弥、美瑠は…」

「別にどこもケガしてないよ。ただ、気を失ってるだけ」

「そうか。…お前も足ケガしてるじゃねーか」

「こんなの、ケガのうちに入らないよ」

「大丈夫かよヒバリ!」

「めずらしく大人しくしてたじゃねーか」



美瑠を助けたのは、よかったけどよ。

いつもなら『咬み殺す』とかいって暴れるくせに……



「この状況があの草食動物の強さを引き出しているのならまだ手が出せないよ」



それに…あの時美瑠が僕の声で目を覚ましたんだ。

それだけでも、嬉しかった……

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