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「守護者全員、そして美瑠様の命がボスの手に委ねられる戦い。それが大空戦なのです」
「委ねるって…こんなの!!」
毒の進行を止める方法は1つ。
それは守護者のしているリストバンドに同種類のリングを差し込む事。
リストバンドの凹みにリングを差し込めば、内蔵されたデスヒーターの解毒剤が投与される仕組みとなっている。
つまり、この戦いでは大空のリングだけでなく、守護者のリングも重要な要素になってくるのだ。
「だが、美瑠はどうなんだ?美瑠のリングは月のリング。自分で解毒できるだろ」
「…美瑠様のは、大空のリングで、解毒できます」
つまり、大空であるボスとしてふさわしい方が美瑠を助けることができる。
守護者はそれぞれのフィールドに置いてあるが、美瑠は二人が戦い、その勝者しか助けることができない。
…一番、助けるのが遅くなってしまう確率が高い。
その事実はツナもザンザスもわかっているだろう。
だからこそ、二人は苦みを噛み潰したように眉を顰めた。
「…わかった」
「そして大空戦の勝利条件はただ一つ。
ボンゴレリング全てを手に入れることです。
このチェーンに全てのボンゴレリングをセットできます」
「わかったよ!!急ごう!!早くしないとみんなが!!」
チェルベッロの人にチェーンをもらう。
美瑠ちゃん…見てるだけでキツそう。
みんなも、同じくらいキツイんだ…っ
「では最後に一つだけ。勝負開始後は一切の部外者の外部からの干渉を禁止します。特殊弾もしかりです」
「了解したぞ」
ひゅっと空を切るような音がむかってくる。
そして同時にXANXUSの拳がオレの頬を殴った。
オレの体は学校の壁に叩きつけられ、体が軋んだのがわかった。
「ザ…XANXUS様!まだ…!」
「早く始めたいと言ったのは向こうだぜ。
それにオレも早く終わらせてぇ。美瑠が苦しんでんだからな」
「は…それでは…!」
「しかし今の攻撃で沢田氏が…」
「あぁ?特殊弾を撃つ前はまずかったか?」
「なめんなよ。オレを誰だと思ってる」
「!!」
リボーンの手に銃。
煙があがってるってことは……ハッ!相変わらずの早撃ちだな。
炎が弾け、死ぬ気になっている沢田綱吉の姿が目に入る。
「ツナ、XANXUSは片手間に戦える相手じゃねーぞ。
6…いや7人の守護者を救出しながらの交戦は命取りだ。まず、」
「わかってる…先にこいつを片付ける」
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