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「美瑠」

「!きょ、や…」

「リング、あの沢田綱吉から預かってきたよ」

「!」


それは…もしかして…っ


「ツナが、勝った、の…っ?」

「うん。そうみたいだね」

「よかった――…」


ツナが、勝ったんだね。
これで、もう…ザンザスが、10代目に縛られることは、ないんだよね。

プシュッとリングが差し込まれる音がする。それと同時に軽くなる体。



「大丈夫かい?」

「…うん、大丈夫だよ。
ねぇ恭弥…ツナと、ザンザスの所に行きたいの」

「…わかったよ」


ふらつく体を支えてもらいながらツナの所にいく。
グランドにいるのは、ツナと、氷付けになった、ザンザス。



「XANXUSっ!」

「無駄だ、美瑠。XANXUSは眠りについた」

「…ツナ…」


苦しそうに立っていたツナだが、すぐに膝をつく。
慌てて駆け寄ると、体がボロボロなのがわかった。

…っこんなに、無理して……



「ツナ…リング、ありがとう」


これでボンゴレは貴方のものだよ。

そっと、ツナの手のひらに握らせる。



「美瑠…オレ…」

「うん。わかってるよ。大丈夫だから…」

「今がチャンスね!!」

「!ルッスーリア!レヴィ!?」



でも…この、実体を掴めないような、感覚。

もしかして、2人は…!



「死になさーい!美瑠、よけてね!」

「…幻覚…」

「ムム。よく見破ったな。でももう這う力も残ってないようだね」



どこからとも現れたマーモン。
ツナは私に言った言葉と同じ言葉をマーモンに言う。

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