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「結局最初からこうなるって決まってたのさ」



カチっとリングがはめられる。
それと同時にチェルベッロ機関の人とみんなが集まる。

このままじゃ…っザンザスが、正統後継者に…!
でも、ツナが何か…必死に伝えようとしている。

一体、何を…?ツナは、何を知ってるの…?



「どいつもこいつも新ボス誕生のために立ち会いごくろーさん」

「熱…っ」



急に、月のリングが熱を帯びる。
慌ててチェーンから外すと炎が灯った。

…新たなボスの誕生を、祝っているの…?



「受け継がれしボンゴレの家宝よ。若きブラット・オブ・ボンゴレに大いなる力を!」



マーモンの言葉とともに大空のリングも炎が灯る。

すごく、強い…っ

月のリングも、呼応するように光っていく。



「力だ!!!とめどなく力があふれやがる!!!」

「XANXUS…」

「これがボンゴレ継承者の証!!ついに!!ついに叶ったぞ!!
これでオレはボンゴレの10代目に……!!」



ドクリと、心臓が嫌な音を立てた。
吐血感がわき起こり、全身から血が噴き出す。



「がはぁっ!!」

「XANXUS!!」



血があふれ出し、意識を持って行かれるように倒れるザンザス。

どうして…?どうして、リングが、ザンザスを、



「リングが…XANXUSの…血を、拒んだんだ…」



9代目はオレに、これを伝えようとしてたんだ……

9代目はザンザスを…――



「嘘…まさか、そんな…っ」

「そうだ…オレと老いぼれは、血なんて繋がっちゃいねぇ!!」



辺りが、シンと静まる。

衝撃の、事実。

私も絶句して声が出せなかった。



「XANXUS…」

「同情すんな!!!カスが!!!」

「…オレにはわかるぞぉ……
お前の裏切られた悔しさと恨みが…オレにはわかる…」

「「!スクアーロ!!」」


武と私の声が重なる。

よかった…っ生きて、たんだね…スクアーロ!

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