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「チョイスバトルスタート!!」
その言葉と同時に、みんなが動き始める。
最初はお互いの戦略がぶつかり合う。
そして、ツナは、トリカブトと。武は、猿――ううん、幻騎士とぶつかった。
二人とも修行の成果なのか、二人の敵に勝つことができた。
ここで一気にたたみかけようとツナと武がデイジーに向かっていくが…どうやら、トリカブトは倒れていなかったようで、ツナを再び幻覚世界に引きずり込んでいた。
桔梗は攻撃のスピードを上げて、ボンゴレの基地に近づいていく。
隼人が足止めしようとしたけど、桔梗の匣によって阻まれてしまった。
武がバリアを壊そうとしているけど…このままじゃ、桔梗が正ちゃんにつく方が早い…!
トラップを仕掛けているけど、すぐに桔梗は破ってしまう。
ついに、桔梗の目が正ちゃんがいる基地を捉える。…っこのままじゃ…!
焦りが出た時、隼人がバイクに乗って現れる。少しでも隼人が足止めしてくれれば……
その考えもむなしく、桔梗の攻撃が隼人に当たり、黒い煙に包まれてしまう。
そして、ついに…桔梗の攻撃がボンゴレの基地へと向けられる。
転倒する基地。炎が上がる基地から、怪我をした正ちゃんだけが出てきた。
「正ちゃん…っ無理したら…!」
「…逃げ切って、みせる…!勝つぞ…絶対に勝つんだ…!」
執念。その言葉がぴったりだった。
もしこの戦いに負けたとしても、ボンゴレリングが奪われるだけのはず。
確かにリングがなくなれば圧倒的な不利になるけど、こんなにも必死になるほど価値があるのだろうか。
正ちゃんが、命を懸けるほど……
ツナがエクスバーナーを撃って、異空間を脱出し、正ちゃんの方に向かうと言い出す。
正ちゃんははじめ、反対したけど、ツナの意志は強くて、正ちゃんを助けに来てくれるようだった。
…っでも、桔梗はすぐそこで走っている正ちゃんを見ている……
ツナのスピードでも、間に合わない…!
「フィニッシュです、白蘭様。あなたの旧い友人を殺します」
「…っ…正ちゃん…!」
桔梗の手に力が集まり…その力は、正ちゃんのお腹を貫いた。
それと同時に、武がデイジーを、倒していた。
――もしかして、引き分け…?
そうみんなが考えた瞬間、デイジーが「んー」とうなり、…死ぬ気の炎を復活させた。
どうして…確かにさっきまで武に倒されていたのに…!
桔梗が言うには、デイジーは死ねないのが悩みという特殊な力があるらしい。
このことから、チェルベッロが下した結論は、
「勝者は――ミルフィオーレファミリーです!!」
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