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「くるんだ!!俺たちと一緒に!!みんな!この子を守ろう!!」

「あぁ」

「ハイッ」

「うん!行こう、ユニちゃん!」

「ありがとうございます」



優しい笑顔に私は当然だよ、と笑って返す。
当然、白蘭が許してくれるはずがなく、ユニちゃんを取り戻すために桔梗の攻撃が飛んでくる。

すぐさまスクアーロが匣を開匣して、真6弔花に攻撃をしかけていった。
スクアーロは暴れたかった反面、時間を稼ぐためだろう。
ディーノのアドバイスでここは一旦退いて、態勢を立て直すことになった。

来るときに使ったワープ装置を使おう、とみんなが走り出す中、私も隼人たちと一緒に残る。



「…!美瑠ちゃん!」

「先に行ってて!足止めくらいは大丈夫だよ」

「お姉さま、気を付けて…っ」



心配するツナとユニちゃんににっこり笑って手を振るとリングに炎を灯し、匣を開匣する。
フェニちゃんが「ピュウウ!」と鳴きながら現れると同時にフェニちゃんの背に飛び乗った。

敵も飛ぶなら、自分も、ね。

フェニちゃん、と名前を呼ぶとフェニちゃんは気持ちを察したように大きな風を引き起こす。
大きな風に吹かれた建物たちは一瞬にして風化し、ぼろぼろと崩れ落ちていった。



「…っ美瑠―!そういう大きな攻撃はちゃんと言え゛え゛え゛!!」

「………危うく巻き込まれるところだった…」

「あ…ごめん!あははー」

「笑ってすむ問題かぁぁ!!!」



スクアーロが盛大に突っ込んでいる間に銃に炎を注入してザクロに向かって撃っていく。
フェニちゃんも羽を飛ばすなど攻撃を仕掛けていった。

こうなればもう乱闘状態。みんなの攻撃…主にスクアーロと恭弥、ディーノが接近戦で、私と隼人が援護していた。


…そう、だから…気付かなかった。――白蘭が私の後ろまで迫っていたなんて。

パシリ、と腕を掴まれて、後ろを振り向けば、無表情の白蘭が立っていた。


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