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そんな時、いい雰囲気を壊してしまうのがランボ。

「殺ち屋だもんね!!」なんて言いながらツナに手榴弾を投げつける。
炎真くんもいるのに…!と慌てて二人をかばうようにひっぱれば、爆発の小さい手榴弾だったようで軽い爆発が起こる。
爆発の衝撃でツナは吹き飛ばされて、ツナの机で頭を打ってしまう。
その衝撃なのか、隠していたテストがひらひらと舞い上がり…私たちの目の前に落ちる。

わぁ…見事な点数……0点まである。小テストと言っても成績に関係あるテストなのに。



「ほ…ほら…このとおり…オレもダメダメなんだって……」

「…ふふっ…ハハ」

「ぷっ…あははは!!」



笑いあうツナと炎真君に私まで嬉しくって笑みがこぼれる。

何だか、本当にツナと炎真君って似ていて…親友になれそう。
私としても、ツナに親友ができることは嬉しいな。

奈々さんが制服を縫い直してくれて、乾いたところでお暇することにする。
炎真君と同じ方向だったようなので、一緒に帰ることになった。



「炎真君、今日は楽しかったね」

「…うん」

「そうだ!明日のお昼、みんなで一緒に食べようよ!ね?」

「……美瑠ちゃんも…なんでそんなに優しくしてくれるの…?」

「え…?」

「僕に優しくしてもいいことなんてないよ」

「…?友達に優しくするのに、理由がいるの?」



炎真君の言葉に、私はとても寂しさを覚えた。

まるで何か理由が、…メリットがなければ仲良くも、優しくもされないみたいに……

確かにそういう世界もあるかもしれない。でも、少なくても私もツナやみんなもメリットや理由なんていらない。
ただ、仲良くなりたい。友達が困っているなら助けたいと思うことはいけないことだろうか。



「炎真君は友達だよ。友達に優しくしない人なんていないよ」

「…友達…」

「私はそう思ってるよ。炎真君は違うの?」



出会ったばかりであろうと、せっかく一緒に過ごすことができたのだから、友達だと思いたい。

そんな気持ちを込めて炎真君を見つめると、炎真君はじっと私を見つめて…ふいっと視線をそらした。



「…ありがとう」

「…!うん!」



炎真君の言葉が嬉しくて、にっこり笑ってうなずいた。

新しい友達ができて、本当に嬉しいな…!

お昼ご飯はどこで食べようか、屋上で食べるのも気持ちいいよね、なんて話しながら帰り道をゆっくり歩く。
嬉しそうに小さく笑う炎真君に安心しながら、明日のことをたくさん話した。


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