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「何してんの?君」
「お〜くぅ〜!いつつつ!!」
「今のを喰らって平気なのか!?」
何でもないようにツナに聞く恭弥に、ツナの耐性に驚くアーデルハイトさん。
大丈夫?とツナに湿布を差し出して、ツナのほほに貼ってあげる。
痛がりながらもありがとう、というツナにどういたしまして、と笑い返す。
「リ…リボーン!!なにすんだよ!」
「無意味な抗争を防ぐのはボスとして当然だぞ」
「何言ってんだよ!学校の喧嘩だぞ!抗争やボスは関係ないだろ!?」
「関係大アリだぞ。奴らはお客だからな」
「…お客?」
「あぁ。こいつらはシモンファミリーっていってな。ボンゴレのボス継承式に招待されたマフィアなんだ」
「んなっ…転校生がマフィア―!?」
リボーンの言葉に、私たちまで驚く。まさか、みんな同じマフィアだったとは……
同じマフィアということなら、アーデルハイトさんが恭弥と互角に戦えたこともうなずける。
7人ともシモンファミリーであることをリボーンが明かし、ツナは恐る恐る「じゃあ…エンマくんも!?」と聞く。
「…。聞いてこないから」
「まじでー!?(マフィアですかなんて聞かないよ!!)」
リボーン曰く、残された文献によるとシモンファミリーはボンゴレファミリーと付き合いが相当古いらしい。
その交流はプリーモより先祖にさかのぼるという。
そんなすごいファミリーなのに、今では目立たない超弱小ファミリーなんだそうだ。
リボーンの「超弱小ファミリー」という言葉に紅葉さんが「オブラートに包んで話すということを知らんのか」と怒るがリボーンはあっさりと「しらね」と一蹴。
アーデルハイトさんはあくまで地震の危険を回避するために転校したこと。
転校先に並盛中を選んだのはちょうど同じ時期にボンゴレ継承式の招待状をもらったことを説明した。
そんな中、継承式のことを話していなかったのか「継承式ってどういうことっすか、十代目!」と驚いている武と隼人。
あ、聞いていなかったんだ。そうだよね、もし隼人が知っていたらもっとはしゃいでいたはずだよね。
そんなことをのんきに考えているとリボーンがみんなにツナが十代目になる式典があることを告げる。
隼人は思った通り感激していて、お兄さんはぴんときていないようだった。
リボーンは式典は全世界の注目を浴びていること、式典には有名なファミリーが来ることを説明する。
よくよく聞いてみるとすごい面々だよね、来る人たち。
すごいなぁ、なんて感心しているとツナは「冗談じゃないよー!!」と頭を抱えていた。
たくさん話したいことはあったが、先生が来たのでいったんここでお開きに。
恭弥が戦っていたと知った先生は一気に「すいませんでしたー!」と顔を真っ青にして謝っていたが。
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