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「今のはジョットとコザァートの炎だ。お前を倒すのはオレと炎真の炎!!」
「こうなれば見せてやるぞ!!私のとっておきを!!」
「…情けないな、D。逃げることがとっておきとは」
「…!?」
ツナの言葉に驚いていれば、Dからかすかに牢獄からここへ一気にやってきたときと同じ炎を感じるらしい。
大空と大地の7属性にはない復讐者が来るときに放つものと同じ種類の炎を。
――D曰く、それは大空や大地をもしのぐ力、第8の属性の炎というらしい。
しかもこの第8属性の炎は復讐者が掟で縛り、使用法にまで制限があるという。
また、復讐者の新たな謎が生まれた。…一体、復讐者のもつ第8属性の炎って何だろう…?
そんなことを考えているとDが炎を集中させ、逃げ道を作り始める。
Dを逃がさせまいとツナが大地の重力でDの体をその場に縛り付け、リングに大空の炎を灯す。
「…やめよう。これ以上お前を殴ったってなくしたものはもとには戻らない。おとなしく捕まって罪を償ってもらう」
「ツナ君…」
「相変わらず甘いですね」
「だからこそ、ツナなんだよ」
納得した形だと思ったが、Dは最後の力を振り絞って全身に炎をまわす。
そのせいで大地の重力が効かず、Dは完全に立ち上がることができていた。
…真っ向勝負をするつもりなんだ…!
Dの覚悟を受け取ったのか、ツナは全力の大空の炎を灯す。
「加減はしないぞ」
「調子に乗るな」
「…っいくぞ!!」
「死ね!!」
一気に炎が放出されて、ツナは一気にDとの距離を縮め、Dの頬に拳をいれる。
…けど、殴られる瞬間、Dの精神が骸の体から抜けていった。
D、骸の体を捨てて、精神だけでも生き残るつもりだ…!
「小さな勝ちになどこだわるものか!六道骸の肉体などくれてやる!!――私は生きる!!」
Dの手からは再び第8の属性の炎が灯され、そこから扉を作っていた。
このままじゃ、Dは逃げてしまう…!
Dは高笑いをしながら「さらばです!!」と別れを告げてその場から逃げようとした。
けど。
突如、第8の属性の炎がかき消される。――復讐者の手によって。
「人の肉体を持たぬ者に第8の属性の炎の使用は認めぬ。これは掟」
「な…そんな…」
「今だぞ、ツナ!!」
リボーンの声にツナは体の方向を変えて大空の炎を手に集める。
肉体を失ったDはこれ以上の逃げ道はない。
撃つな!!と叫ぶDにツナは力をためて、炎をDに向かって撃った。
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