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次の日。


昨日、家光さんから電話があり、やはりコロネロの代理はチェデフになったことを聞いた。
さらにチェデフのみんなが代理として日本に来ることも。

家光さんたちチェデフのみんなに会いたかったので、ツナの家に行くことに。

ツナの家に近づくにつれ、みんなの楽しそうな笑い声が聞こえてくる。
やっぱり家光さんが帰ってくると家の中が一気に明るくなるんだろうなぁ……

素敵なお父さんだよね、なんて考えながら門から顔をのぞかせるとみんなはトランポリンで遊んでいるようだった。



「おはよう!みんな」

「おぉ、美瑠!早いな!」

「おはようございます、家光さん。昨日はお電話ありがとうございました」

「久しぶりに美瑠に会いたかったからなぁ。九代目も寂しそうにしてる」

「ふふ、もうですか?」

「一週間以上愛孫に会えなかったら寂しいもんだ」



オレもそうだしな、と笑う家光さん。

すると家の中からどたどたと慌てたような荒々しい足音が聞こえてきて、パジャマ姿のツナが「何してんだよ!!」と叫びながら現れた。

おはよう、ツナ、と声をかけると「美瑠ちゃんまで!?」と驚かれてしまった。
しかし、自分がパジャマ姿だったことを思い出したのか少しだけ顔を赤くしていた。



「おぉ、ツナ。やっと起きてきたか。覚えてるか?お前の父さんだぞ!」

「お…覚えてんに決まってんだろ…」

「おぉ……そうか息子!!父さん生きててよかった!!」



家光さんは感動したように目を潤ませて、ツナに抱き着いた。
…ちょっとその感動が激しすぎてツナの首を絞めていたけれど。

でも、そのストレートな愛情表現が素敵だとも思う。…私は欲しくても手に入らなかったものだから。

それでもツナもお年頃。離せよ!!と顔を赤くしながら家光さんを突き飛ばしていた。
私だったらぎゅーってしちゃうけどね、なんて笑っていると「こら!!」と奈々さんがツナのほっぺたをつまんでいた。



「お父さんに向かってあんたじゃないでしょ、ツナ!!」

「母さん!」

「奈々さん、おはようございます」

「おはよう、美瑠ちゃん!」

「いいんだ、奈々。ツナがグレたのは家を空けているオレのせいだ」

「あなたは忙しいのだもの。仕方がないわ。出稼ぎで世界を飛び回って石油を掘っているたくましい“泥の男”だもの」



ぽわん、と奈々さんがとろけた目で家光さんを見つめる。
あぁ、今でもラブラブで熱々なご夫婦で羨ましい。私の理想の夫婦だ。

信頼しあっていて、いつまでもお互いを愛していて……私もこんな夫婦になりたいなぁ……
そんな愛情いっぱいのご夫婦の間に生まれたツナは本当に幸せ者だよね。

今からお客様が来るんでしょう、という奈々さんの言葉に家光さんは仕事の仲間だと頷く。
来なさい、と家光さんに呼ばれて庭に入ってきたのはチェデフのみんなに代理戦争用の時計が入った箱を持ったコロネロだった。


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