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「みなさん、お待ちしてました」
「ユニ!!」
「ちゃおっス」
「また会えてうれしいです、リボーンおじさま!」
「ユニちゃん…!」
「美瑠お姉さま…!」
嬉しくて思わずユニちゃんの体をぎゅっと抱きしめる。
私が知っているユニちゃんよりも少しだけ小さな体だったけど、温もりは一緒で思わず涙がこぼれる。
あの時…未来でユニちゃんを助けることができなかったことは、…今でも心のどこかで引っかかっていた。
もし、自分にもっと力があったら…そんな後悔もあった。
そんな私の心を読んだかのようにユニちゃんは優しく私の背を撫でて、小さな声で「お姉さまが後悔することではないんですよ。…私は、この通り生きてますから」と囁く。
…ユニちゃんに慰められてしまうなんて…本当に恥ずかしい。
でも、ユニちゃんが生きててくれて…本当に、嬉しい。
「ユニちゃん…生きててくれて、ありがとう」
「…美瑠お姉さま…」
「(守れなくて…ごめんね…)」
「美瑠、」
「…うん。ごめん、ユニちゃん。嬉しくって…」
「いいえ。さ、中にお入りください。お話をしましょう」
中に通されて、ユニちゃんがおいしい紅茶を淹れてくれる。
まだまだ小さいブルーベルや野猿の姿も見られてあぁなんだか平和だなぁだなんて思う。
他の白蘭やγは昨日の反省会をしているそうだが、なかなかうまくいっていないらしい。
ユニちゃんの言葉に想像できて小さく笑っていると、ユニちゃんの呪いのことに話が変わる。
…ユニちゃんの呪いは、アルコバレーノの中でも特殊。
みんなは体を赤ん坊に変えられる呪いを受けているが、ユニちゃんは、短命という呪い。
それを聞き、ツナは「ってことはユニは代理戦争に勝つと長生きできるの!?」と声をあげる。
しかし、ユニちゃんはすぐさま「ダメです」と厳しく否定した。
おそらくユニちゃんはツナがこの戦争でユニちゃんを勝たせて長生きさせようと考えたことに気付いたのだろう。
え、と驚くツナにユニちゃんは「私は大丈夫」と優しい笑みを浮かべた。
それでも「でも、」と食い下がるツナにユニちゃんは予言したのだ。
「次の戦いで2つのチームが脱落します」
と―――
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