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…祝って殺すって…オレなら絶対お断り、っていうか誰でもお断りだろ、普通。

すると美瑠ちゃんとリボーンは同じようにニッと笑みを浮かべて、




「「掟だから」」

「納得できるかー!」




何とも滅茶苦茶な答えをくださいました。

美瑠ちゃんまであんな笑みを浮かべて…!
あぁそんなニヒルな笑み美瑠ちゃんには似合わないよ!

頼むから美瑠ちゃんだけはリボーンの色に染まらないでね……一瞬リボーンが二人に見えたから。

なんて思っていれば「みんなこの日のために極秘で用意してきたんだぞ」と言われて、納得。
それであんなに過剰に秘密にしていたのか、と。

一つ溜息をつくとガシッと少し太い腕が首に巻きついて、巻き付けた本人、山本がニカッといつもの笑みを浮かべた。




「まーまー子どもの遊びだ。付き合ってやれよ」

「また山本は……」




そうやって天然を発揮して……

それでいつもリボーンに巻き込まれてるっていうことに気づいてよ…!

…って言ってもきっと「何のことだ?」って首を傾げられるに違いない。何て言ったって山本だから!

もういいよ…こうなったら最後まで付き合ってやるよ…!




「ちなみに山本はスシ持ってきてくれたから80点だぞ。
点数はボンゴレジャッジボードにはられるからな」

「80点なら中々なんじゃねーの?」

「一体どこからこんなものを……」




お前のトランクには絶対入らない大きさだよな!

しかも用意周到とばかりに山本の顔をしたシールまで用意されてるし…!

…ってあれ?あれは、オレのシールで、あれが獄寺君、あれが美瑠ちゃん……


……じゃあ、あの、黒い、目がつり目なシールは…まさか……ひ、雲雀、さん…!?


雲雀さんもするの!?このゲーム…じゃなかったボンゴリアン・バースデーパーティーを!?

あの雲雀さんがプレゼントとか…想像できないんだけど…!



「私が持ってきたの!こっちに来るときに頼まれてね」

「サンキュー、美瑠」

「どういたしまして」




ニコニコと笑っている美瑠ちゃんに、無言で美瑠ちゃんを後ろから抱き締めている雲雀さん。

寿司を食べている山本にリボーン、いつもと同じくらい騒ぐランボとそれをうざがっているビアンキ。


……なんていうか、




「何なんだこの状況は……」

「ツナさん元気出してください!
ハルもマフィアのボスの妻になるためにこういう行事に慣れていきますから、ね!」

「何言っちゃってんだ、お前……何が『ね』だ!」




はひ、といいながら顔に手を当てて照れるハル。

誰もボスの妻とか言ってないから!ていうかボスなんかにならないから!

そう思って何気なく美瑠ちゃんが視界に入って、違和感。


……美瑠ちゃん、今一瞬…哀しそうな顔、した…?


さっきまで楽しそうに笑っていたのに……

ぱちり、と一つ瞬きしている間にその表情は消えていて。

オレの勘違いだったのかな?と首を傾げた。




―――そうしている間にボンゴリアン・バースデーパーティーは進んでいき。

ハルはターゲット柄のスーツ(もちろんリボーンサイズ)
ヒットマンなのに狙われまくりー!?

ビアンキはピザの生地投げ。
新技だったから色々なもの切れたけど…異常に危なかった…!

ランボは…………ランボの棒、らしい。
もうなんか意味わからなかった、使用法とか。

しかもリボーン一点つけてたし。ランボ本気で傷ついてたし。

オレもフォローしようがなかったけどね!


それぞれ思い思いのプレゼントを出して、ついに美瑠ちゃんの番になる。

待ってました、とばかりに笑って美瑠ちゃんは大きなバックから一つの箱を取り出した。

結構大きい……何が入ってるんだろう?

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