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「…一生やらねぇっつーんなら、」




どこか真剣な顔で懐に手を入れるディーノに首を傾げる。


ディーノってあんな所に銃なんてしまってたっけ…?

確かディーノの武器である鞭が入っているだけで、他には…


あれ?としきりに首を捻っているとツナは完全に銃だと思ったみたいで、真っ青になりながら一歩だけ後退する。




「(拳銃向けられるのか!?いや、ある意味慣れてるけどさ!)」

「―――咬むぞ」

「うわぁ――!」




バッと腕で頭を隠す辺り、やっぱり銃だと思っていたみたい。

ぎゅっと目を瞑って頭を庇う仕草をするツナにディーノが取り出したのは…亀。

詳しく言えば、ただの亀じゃない。…エンツィオというレオンの…、子ども?

カメレオンから亀が生まれるっていうのが変なんだけど、本当にリボーンの相棒、レオンから生まれたディーノの相棒。

悪戯が成功したようにディーノは笑ってエンツィオを取り出すから、ツナも銃で撃たれた感覚がないのでそっと目を開けて、ぱちくり、と目を瞬かせる。




「…亀…?」

「ひっかかった!」




あははは!とロマーリオさん達がその冗談に大爆笑。


もう…そんなに笑わなくてもいいのに。

ツナもきっと反射条件だったと思うから。


…ほら、目の前の家庭教師様がよく銃を向けるからね。




「こいつはカメのエンツィオって言ってリボーンにレオンくれ言ったら代わりにくれたんだ」

「レオンはオレのだからな」

「(知るか!)」




久しぶり、とエンツィオを撫でると気持ちよさそうに目を細める。

可愛い、と笑うとレオンがぴょん、と私の肩に乗った。
まるでオレも撫でてほしいって言うみたいに。

レオンも可愛い…!と軽く撫でてあげるとレオンも嬉しそうにぺろり、と舐めてくれた。

…それにリボーンが銃を取り出しそうになっていたのを二人が必死でとめていたとか。


そんな時、階段から中国語らしき女の子の声とランボの声が聞こえてきて思わず視線を向ける。

入ってきたのは、ゆで卵みたいに丸くて可愛らしい女の子。
そして手榴弾を持ってその子を追いかける、ランボ。

確かリボーンがイーピンちゃんっていう殺し屋の女の子がいるって…もしかして、あの子が?

二人とも微笑ましいな、なんて見ていたら


「コラ、ランボ!手榴弾もって遊ぶなって!」ってお兄ちゃん、ツナからのお叱りが。


……けど、ランボは無視…していれば、そのまま転けてしまって。




「ん!?くぴゃ!」

「だ、大丈夫!?ランボ」

「ガ・マ……ん?」

「え?」




起きあがったランボに何か違和感を感じていれば、持っていた手榴弾がないことに気づいた。

しかも最悪なことにもじゃもじゃの髪に引っかけて、手榴弾のピンまで外して。

飛んでいった手榴弾は部屋の中、ではなく、外に放り出される。


部屋の中じゃなくてよかった、と安心するのもつかの間。

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