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「何羨ましそうに美瑠を見とれてんだ。殺すぞ」
「痛って―――っ!」
バキッという音とともに強烈なリボーンの蹴りがオレの頭に直撃する。
そしてこれが本当に半端なく痛い。
ランボが泣く理由が痛いほどわかるくらいね…!
何すんだよリボーン!と抗議すれば再び蹴られてしまった。
「痛っ!ちょ、リボーンギブ!」
「綱吉くん」
「イテテテ!あ、はい!」
「クスクス……私もツナって呼んでいいかな?」
柔らかく微笑んだ美瑠ちゃんに再び心臓が暴れ出す。
な、なんでこんなにドキドキするんだろう、オレ…!
美瑠ちゃんが可愛いからかな!?
女の子と話すのってやっぱり慣れないからか…!
リボーンの攻撃がやんだのをきっかけにオレは何度も首を縦に振った。
「もちろん!綱吉くんって呼ばれる方が慣れてないし!
オレも美瑠ちゃんって呼んでもいいかなっ?」
「うん!」
わー……やっぱり可愛いなぁ、美瑠ちゃん。
京子ちゃんとは違う可愛さというか…綺麗と可愛いのと二つ足して二で割ったような、そんな可愛さ。
思わずふにゃり、と笑うと「何締まりのない顔してんだ」とまたリボーンに殴られた。
だから一々殴るなって…!
そう言いたかったが、また殴られることは目に見えていたので何も言わなかったけど。
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