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「今日は山本も頑張ったしいけるんじゃないか?問4を沢田」
「(げっ!)」
「がんばれっ」
ついにツナに一問あてられる。
ちらり、と後ろを見ると奈々さんがいて、ツナにあたったことに少しだけ嬉しそう。
しかも、ツナの正解を期待しているみたいで、すごく顔がキラキラしている。
ツナ、奈々さんも応援しているよ!
苦手だって言っていたから大変かもしれないけれど頑張ってね。
あ、ちなみに答えは3だよ。
隼人も答えは3ってやってるけどツナは今必死すぎて見てないみたい。
あの問題は…、ともう一度後ろを向くと途端に私が焦ってしまう。
ツナ、今間違えたら大変なことになっちゃうよ。だって、後ろにいるのは……
「9!?」
たぶん、わからなかったんだろう。
武が勘であてたから、ツナも勘を使ったんだと思う。
でも、違う答えを言ったツナの声と同時にツナの頭に下駄が命中する。
あー…やっぱりここで間違ったら大変なことになりそう。
さすがリボーン…銃だけじゃなくて下駄も命中力が高いね。
後ろから下駄が当たったことからツナも後ろを向くと、リボーンに気づいたみたい。
「キモイおばちゃんいる―――!!」
「沢田、もう一度言ってくれるか?」
「は…はい」
どうやら下駄が当たったことで先生には間違いが聞こえなかったみたい。
もう一度、と聞き返されてツナがハッとしたような顔をする。
たぶん、リボーンが下駄を投げてきた理由に思い当たったんだと思う。
リボーンはキラーン!と目を光らせて銃を小さく構えた。
リボーン…すごく光ってるよ…!
「(殺される!!一気に緊張感の種類が変わった―――っ!)」
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