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「…飯にするぞ」

「うん」




そっと顔をあげるとリボーンは部屋を出る寸前で。
その寸前に見た、リボーンの耳の赤さに先程の撫では照れ隠しだったのか、と驚く。
リボーンが照れるなんてありえない、と思っていたから。

私はベッドから出ると髪を手櫛で髪を梳いたりしてできるだけ身だしなみを整えて部屋から出た。

あぁ、シャワー浴びてないし服そのままだし。
思わず不快感にむ、と眉を顰めるとおい、とリボーンに声を掛けられたので振り向けばバサリとまた何かを投げられる。
投げるのが好きなのか、と思いつつそれを見れば女物のスーツ。




「シャワー浴びてこい。それじゃ帰れねぇだろ」

「…これ、愛人の?」

「アホか。んなわけねぇだろ」




じゃ、誰の、と聞きたかったけれど何となく聞けなくて。
私は何も聞かず、素直に黒スーツを持ってお風呂場へと消えていった。

…その後にリボーンがはぁ、と大きな溜息をついてくしゃりと髪の毛を掴んでいたのも、知らず。

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