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バタバタと騒がしい屋敷内。
あぁなんでこんなに張りきっているんだ私の部下達は。
「お嬢の紐が足りないぞ!早く持ってこい!」
「ヒール選んだか?あぁそれじゃ駄目だ!お嬢にはもっと華やかな方が似合う!」
何をしているかって?…ヒント、且つ答えを言おう。
今日はボンゴリアン・バースデーパーティーの日だ。
だから部下達は生き生きして私のドレスから装飾品まで揃えている。
普段私が男装ばかりをしてパーティーに行くからドレスを着るなんて初めてだから部下達は張りきって私を綺麗に仕立てようとする。
普通でいいんだけど、って言ったけど部下達の耳には届かない。
諦めて黙ってその様子をぼぉっと見つめていれば目の前にドレスの山、山、山。
…一体どこから調達したんだか……
「さぁお嬢、どれでも好きなのをどうぞ!」
「どれも嫌」
バッサリと斬り捨てれば部下達が先程までの生き生きした表情から絶望の顔色に変化する。
何て言うんだろう……効果音付ければ「ガーン!」って感じ。
そんな顔しなくてもいいのに……と笑うと「お嬢が笑われた!」って喜ばれた。
とりあえず殴っておく。
…それにしてもどれも派手……黒のドレスなんて見あたらない。
どれも私に似合わない気がするんだけど。
特にピンクのフリフリドレスとか。
それらを全部視界から外して一番ましなやつを探す。…ない。
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