2018/09/24
適当にかく
・トリップして云々で万屋に居ついている主
・バイトしたりしてる
・料理上手になるを得なかった
==
朝ごはんの当番である。もうほぼ私しかしてない気がするが、気にしていない。卵かけ御飯回避のためである。さてさて、今日は使える具材が少ないと見た。また金欠になっているらしい。家賃半分払ってるんだけども、最近の仕事は落ち着いてるから仕方ないだろう。冷蔵庫の中には卵と牛乳、そして主食はパンしかない。砂糖とこの前貰った蜂蜜があった気がする。さて、フレンチトーストでも作るかと伸びをして食事の準備を始めた。
さてさて、私が現実からフィクションこの江戸にやってきてどれくらいだったか。新八くんと神楽ちゃんが来る前からいる私である。あれ、そこそこ長くない?ちなみに帰り方は未だ不明である。流石に三人と一匹が寝れる場所はない気がする、と思って万屋から出ようとしたらなんやかんやひきとめられ今に至る。ちなみに危ないことには関わらないつもりだ。私は他にバイトもしていることだし。
しばらくパンを液に浸す。あとは二人が起きてから焼けばいいだろう。大きな足音がして振り返ればいた定春に、先に定春のご飯か、とペットフードを取り出す。先に食べる?と聞けば定春はワンっ!と吠えた。
ちなみに二人が起きたのは新八くんが来てからで少ないながら彼の分を作っておいてよかった。
==
私は真選組の山崎さんと何気に仲がいい。花見で知り合い、餌付けしたというか。偶々私が帰りかたを探しに江戸をブラブラしていたらお腹を空かせた彼をみつけ、サンドイッチを渡したというか。時たまこうやってお昼を差し入れている。ちなみにこういう知り合いは多い。帰りかたを模索したときにあった結野清明さんとか、阿音さんとか。ちなみにその中に河上万斉がいるのは秘密だ。いや、もう、本当に秘密だ。
サンドイッチを渡せば、わぁ、美味しそう!と言った彼は可愛い。
「ナマエさん、そのうちお店出せちゃうんじゃないですか?というか、万屋やめてお店出しちゃえばいいのに」
コーヒー片手にそう告げた彼に苦笑いする。
「ううん、その気はないかなぁ。いつかは帰っちゃうわけだし」
「え、田舎に?」
「そんなところです」
そう言って私もコーヒー片手に空を見上げる。いつになるかはわからないが、それはいきなりかもしれないのだ。いきなりこちらにきたように。そっかぁ、寂しくなっちゃいますね、と言った山崎さんに、キョトンとしておく。この人偶にこういうこと言うんだよなぁ。
==話が前後する
神楽ちゃんが宇宙旅行のチケット手に入れてきた。三人分、ではなく四人分の。う、これは知ってるぞ。坂本辰馬が初めてでてくる時の話だ。知ってる。行こうか行かぬか迷っていたら銀さんが私の退路をサクッと絶った。バイト先にその日は休む連絡入れた。くそう。
ってなわけで、宇宙なう。定春はいません。坂本辰馬に連れて行かれました。私はさっきからずっと窓の外を見るばかりである。そんな私を新八くんが珍しそうに見ている。
「どしたの?」
「いやぁ、なんか、意外だなって。ナマエさんそんなに興味がないのかと思ってたんですけど」
「興味はなくはない。初めて宇宙にきたし。綺麗だなぁとかは思う」
そのうち地球のアナウンスがはいり、ああ、やっぱり地球はこんなにも青いのかと感動する。あまりにも美しい世界だ。そう釘付けになっていたら後ろで何かが吹っ飛んだ。振り返れば銀さんが何かを吹っ飛ばした後だったらしい。
「何事?」
「いや、何事もないでしょ!!!ナマエさん、貴女もボケ要因だったんですか!!!!」
そう叫んだ彼に、あぁ、そういえばと思う。ちなみに三人は銃口を向けられたが扉が開き、坂本辰馬がやってくるのはすぐのことである。
とりあえず、坂本辰馬が躓く石を排除しておく。するとどうなるか知ってるか?船の揺れにバランスを崩した坂本辰馬が私を巻き込み舵を折ることになる。うわぁ、予定調和。こう言うパターンできたか、とボヤけば坂本辰馬と声が被った。新八くんと銀さんの悲鳴に似たツッコミが聞こえる。もうどうでもよくなってきた私は未だに私に倒れこんできていた坂本辰馬を見下ろした。カチリと視線があう。この人イケメンなんだよなぁ、モジャモジャだけど。
「つーかお前はいつまでナマエに抱きついてんだ!!」
そう殴った銀さんに彼の顔が余計胸元にきたのだが、私がぺったんこだったので意味はなかろう。まぁ、不時着のショックを辰馬さんが和らげてくれたので彼は優しい人だと思いました。
神楽ちゃんが死にかけている。とりあえず荷物を取りに一度客席に向かい、もう一度戻れば銀さんも死にかけていた。仕方あるまいと鞄の中に忍ばせていたいちごみるく味の飴を銀さんの口の中にいれ、神楽ちゃんにペットボトルを渡す。
「さすがナマエさん」
「でもごめん新八くん、あとはカリカリ梅くらいしかないや」
「え、」
「いや、ある意味理は叶っとおよ。酸っぱくて唾液ばでるき」
そうカリカリ梅を一つ取った坂本さんは酸っぱ!と顔をしかめた。それが面白くて笑う。新八くんがまたキョトンとし、項垂れていた銀さんがこっちを見た。
「ナマエ、俺にも糖分……糖分くれ……」
そう言った銀さんにカリカリ梅を口の中にいれる。完璧に糖分が来ると信じていたらしい銀さんが酸っぱ!!!と勢いよく起き上がった。
「何してくれてんだ!ナマエ!!俺が欲したのは糖分!!」
「いや、そう言う前振りかなって」
ケラケラ笑いながらいえば、咳き込んだ銀さんは恨みがましく私を見た。怒らないでよ、と飴玉を取り出し、銀さんに渡しておく。私も水がいる。ふと外を見れば、川があった。
「あっちに水があるので取りに行ってきます」
「ダメーーー!!!ナマエさんそれダメーー!!!」
ガシリと私の手を掴まれる。新八くん邪魔するなよ、と思っていたら坂本さんだった。サングラスから覗く目は顔が良い。引っ張られてそのまま彼のトコに着地する。意識が眠りに落ちる前のような感覚がする。
「くそ、顔が良いから抵抗できない」
周りの声が遠くなりーー私の意識が落ちた。
「いや、銀さんも顔が良いとは常々思ってますよ」
辰馬の何処が顔が良いんだ、といった銀さんに、そう返す。動きを止めた彼に、あと真選組も顔が良いですよね、といえば新八くんが「近藤さんも?」といった。
「そうですね」
「何、お前のストライクゾーンそんなに広いの?」
「ストライクゾーンが広いというか、性格とかそう言うの省いてみんな黙ってたらそうかなって」
「熾烈だ……」
「あと、近藤さんは女性よりも男性にモテるタイプだから局長にいると思うから馬鹿にしてはいけない。お妙さんにはああだけど」
そう言って外を見る。新八くんの不思議そうな視線になんだ、と思う。
「ナマエ、危ないアル。そのうちそこのモジャみたいな変な男を信じて大変な思いするアルよ」
「坂本さん悪い人には見えないけどなぁ。銀さんも悪い人ではないし」
「ねぇ、なんでそこに銀さんもいれた?モジャって辰馬のことだろ?なんでそこに銀さんもいれたの?」
「え?」
「え?」
「銀さんはモジャの定義に含まれない……?」
「何そんな心底驚いた、みたいな顔してんの!!!」
嫌だって、ねえ?と首を傾げれば銀さん拗ねた。ごめん。坂本さんは笑ってるけど。
「ああいう風に笑う人に悪い人はいないんじゃないかなぁ」
あれで腹黒かったらすごいよなぁ、とは思うけど。
==
こっそり陸奥さんに話を聞いたら探してみてくれるとのこと。報酬用にお金を準備しないといけないなぁ、と思いつつ、下着泥棒回したり、色々としてたらやってきたお祭り回。そしてばったり河上万斉と会う私と会う私である。いつもこの人怪我してるなぁ、私と会うとき。そう思いながら手当てすれば、彼は主はと小さく息を吐いた。
「そのうち騙されそうでござるな、コロっと」
「それ知り合いにも言われました。そんなにそういう風に見えます?」
「みえる。……拙者が極悪人だったらどうするつもりでござるか」
「貴女は極悪人には見えませんよ」
そう言って包帯などを鞄にしまう。彼はもう一度ため息をついた。それに抵抗するように彼を見上げる。
「……心の底から悪い人って、どれくらいいるんですかね」
「主はやはりそのうち騙されるでござる。人は良い面ばかりではない。宇宙には心の底から醜い奴もいる」
「でも、悲しいでしょ。そんな人ばかりだって思うのは。それに、ここの人はそんな人は少ない気がします」
それは漫画という形でそれを知っているからか。どうなのか。彼は呆れただろうか。そう思えば頭をぽんぽんと撫でられた。ぐう、年上の余裕。
「やはり主はとんだ人物でござる。祭りには行かない方が身のためでござるよ」
そうひらりと手を振った彼に、首を傾げておいた。
==
虫嫌いなんで、と断ろうとしたら銀さんの社長権限で断られた。しかしまぁ、蜂蜜塗りたくった近藤さんをみて笑ったし、マヨネーズ塗ってる土方さんにも笑った。ごめんて。あと、沖田さんはちょっと思ってたより虫っぽくて引いた。ごめん。また小競り合いしている双方に涼しい木陰にいながら呟く。
「そもそもカブト虫って昼じゃなくて夜とか早朝の方が捕まえやすかったような」
確か昔、虫がさわれたころ、親につれていってもらった気がする。蜂蜜は正しい。でも木に塗るやつだし。あと、街灯とかにもいた思い出。まぁ、そんなことを言っても無駄だろうけど。
そのあと瑠璃丸を追いかけてパックリ外来種な何かに食べられるのは別の話である。
==
紅桜篇はぶっちゃけ関わってはいけないやつだろう、いやほら私、あれだし。非戦闘員だし。万斉さんからも雑談に合わせてしばらく夜間の外出やめたほうがいいってメール来たし。ちなみにつんぽ名義だ。顔文字ちょっと可愛いとかおもった私は悪くない。しかしながら桂さんと知り合ってしまっていたのが運の尽きというか。まぁ、とりあえず、桂さん捜索するけど、このエリーが桂さんだったような。二人と離れて探していればパトロール中の土方さんとかちあった。やっぱり絵になるなこの人。
「お前は万事屋……いや、山崎の」
「山崎さんの?」
「いや、なんでもねぇ。何やってんだこんなところで」
「今日はバイトが休みなので万事屋手伝ってるんです」
「アンタがいるときといない時があんのはそれでか」
「ええ、まぁ。土方さん、お巡りさんとして聞きたいんですけど、知り合いを探して欲しいっていう依頼が来てるんですけどね」
「手伝わねぇぞ」
「いえ、最近、辻斬りの被害が多発してるじゃないですか。死体が出ないことってあるんですか?公表されなかったりとか」
私の問いに彼はアァ、そういう……と言ってタバコを蒸す。
「死体の損傷が激しけりゃその分公表は遅れる。あと、海に死体がいっちまえばみつからねぇとは思うが」
「一般市民に被害者は?」
「すくねぇよ、今の所はな」
その言葉にふむ、と考える。辻斬りならあんまり深入りすんなよと言った彼はキチンとしたお巡りさんである。
「みんなに共有しておきますね、ありがとうございます」
そう頭を下げれば、なんか驚かれたけどなんでだ。
==ちなみに紅桜篇は回避する
厄介な人に捕まったなぁ、と思う。それを聞いて皆さんどんな人を思い浮かべたかちょっと聞きたいが、とりあえずモブなので気にしないでほしい。
今日たまたまあった清明さんに、今日は厄日だから気をつけろ、むしろ今日初めてあった人に気をつけろと言われた私であるが、その人に懐かれてズルズルと外堀を埋められている気がするのは気のせいではない。いや、近藤さんのような明るいストーカーではなく、ねっとりじっとりとしたストーカーである。これは警察、と思ってもさり気なく隣をキープしすきあらば恋人といい偶に私に向かって刃物をチラつかせて脅すのだからタチが悪い。今日も今日とてその人が来る。うぇ、気持ち悪い。顔は確かにいい。イケメンの部類だろう。しかも確か芸能人だった気がする。しかし、ノーサンキューしたいけど、ホントに外堀埋められた。ガチで助けてほしいので、なんかの声明に縦読みでたすけてこのひとすとーかーきもちわるいって仕込んだ私は悪くない。まぁ、ばれてあーる18に一歩近づいてるんですけどね!!!ガチの半泣きである。ひぇっ。助けて銀さんと思っていたら銀さんが本当に助けに来てくれたのでこれだから主人公は、と思いました。そして私はガチ泣きしました。
==帰って教育実習先がまさかの銀魂高校だった
(周りは二週目)
いや、まさかと思うじゃないですか。現代に帰って来たらなんかおかしくて、教育実習先が銀魂高校とかいうふざけた名前で。校長がハタ皇子だったことにより、色々納得して。頭がいたい。
「教育実習生を受け入れることになった」といって教員の視線がこっち向くじゃん?一部知ってる人じゃん?腹決めて挨拶せるじゃん?まぁ、ジャンプ読んでたり云々してるけど。
「本日より一ヶ月ほど教育実習でお世話になります、苗字ナマエです。ご指導のほど、よろしくおねがいします」
そう頭を下げれば、私に向いた驚いたような視線に苦笑いする。ありゃあ、覚えてるパターンですかね。まぁ向こうは覚えてるかわからないからなんとも言えない反応だったけど。
そして、こちらも覚えてるパターンですね。三年生の一部からの視線が痛い。とても痛い。なんか感激してる山崎さんが目に入る。まわりと同じように挨拶していれば、やっぱりナマエアルーー!!!と叫んだ神楽ちゃんに、つい、うっかりとだ。
「神楽ちゃん、お口にチャック」
と言ってしまったのが悪かったらしい。目を見開いた彼女、または、周りに、ええと、と苦笑いする。これはやばい。何か発言しようとしだす一角だ。さっさとマイクを渡してしまえと、とりあえずよろしくお願いします、と言ってマイクを渡した。視線が痛い。生徒だけでなく教員からの視線も痛い。
==何日か経った
年下と年上に分かれるそれである。今まで年上だった人が年下にいるのが違和感だ。なので年上のままの人は安心するというか。銀さんとか辰馬さんとか月詠さんとか。逆に年下になってると、困るというか。
「お前が実習来出して河上がちゃんといるのに違和感がすげぇするんだけど、なに、お前ら知り合いだったの?」
「知り合いは知り合いですよ、まぁ、でも何してる人か知らなかったですけど」
そう言いつつお昼ご飯をもぐもぐ食べる。そして銀さんや辰馬さんに摘まれる。最近これを見越して量多めに作って来たら二人がお弁当持ってこなくなった。ちなみに山崎さんがパシられていたので偶にあげたりもする。
「あー、そういう……」
「というか、ちゃんといることに違和感?」
「あー、河上万斉は不良じゃき。高杉一派は不良じゃ不良」
「不良?喧嘩に明け暮れてる感じの?」
「後は女子生徒をとっかえひっかえ遊んでるっていう噂もちらほらありんす」
ひょいっとポテトを摘んだ月詠先生に、甘いものをあげる。服部先生もポテトをつまんだ。
「まぁ、高杉も河上も寄って来る分にはこまらねぇからなぁ」
「え、万斉さん結構真面目な人だからそんなことしなさそうなのに含まれるんですか」
「お前の中の河上のイメージは昔止まりだろ?」
「え、今もですよね?何かとあの人優しいですよ。物持ってくれたりとか、手伝ってくれたりとか……」
銀さんの言葉に首をかしげる。教師人と見つめ合うこと数秒。銀さんがガタリと立ち上がる。
「お前、騙されてんぞ!!」
「いや、へ?」
「ナマエ……せんせ、」
扉が開いてやってきたのは噂の万斉さんである。
「坂田、何してるでござるか」
「私が万斉さんに騙されてるって心配してるだけ」
「拙者がナマエを?あり得ん。どこをどうしたらそうなるのか」
そう言いつつ、座る私の肩に両手を置いた万斉くんに銀さんの顔が青くなる。なんだ。まぁ片手はポテトに伸びたようだけど。
「ナマエ、拙者の噂、何を聞いた?」
「不良」
「それは否定はできぬな」
「女の子遊びが激しい」
「それはない」
ほら即答、と銀さんを見れば顔が余計青い。ちらりと彼を見れば「拙者にはナマエだけでござる」と言われた。う、わぁ、思考が停止である。昔から、拙者には、と言われたところで銀さんが「アウトーーー!!!」と割って入った。
「教師と生徒の恋愛はタブーですー!!!」
「ナマエは大学生でござろう?」
「高校生と成年の恋愛はタブーです!!!やめなさい!!直ちにやめなさい!!というか、お前が授業ちゃんとでてるのはそういうことか!!!」
「アッハッハッ、ナマエ、顔が真っ赤じゃ。まだ耐性無いがか?ちゅうことは、ワシがやってもそうなる……」
「閃いた!みたいな顔すんな辰馬!!ナマエはウチの子です!!嫁にはやりません!!!」
「パパ、私はキャパシティオーバーです。無理です。相変わらずみんな顔が良い」
そう言えば銀さんは!!と言われたけど、銀さんも顔が良い。
==
いい子ですね、と思っていた私が馬鹿でした。プチん、とも言えない音がして、締め付けるような胸の感覚がなくなる。いや、は!?と混乱してたら万斉さんがこちらを見下ろした。
「ナマエせんせ、色々と限界でござる」
Comment(0)
次の日 top 前の日