2018/10/16

あーくr改変

・むしろR軸はいない3でアレクの仲間(以上?)してた子がR軸に来た。

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いや、私からすれば仲間というか、そういう人な訳だし、助けてしまったのは仕方ないと思う。ミズハとハルト、他アークスや英雄の視線が痛いけど。助けてしまった本人達からの視線も痛いけど。とりあえずなんで助けたのよ!という言葉になんと返そうか迷う。仕方ないと無邪気を装うのだけど。
「私の名前はアンジェと言います。貴方達の名前は?」
「誰がアンタに……」
「シェリル。……僕はアレク。隣にいるのはシェリル」
やっぱり他人の空似じゃないかぁ、と頭を抱えたくなるのを抑えて笑う。
「アレクさんとシェリルさんですね。はい、これでお友達」
無理やり二人の手を掴んで振る。きょとん、としたのは二人だけじゃない。お友達だから助けたました、と申告すればミズハがまーたー!と怒りながらやってきた。
「何してるのよお人好し!助けた時は友達じゃないでしょ!」
「俺たちがそれを言ったら終わりだけどな」
サラリとそう告げたハルトに、ミズハがグッと言葉を詰めた。カイルが頭をかきながら告げる。
「あくまでアンジェちゃんは加わる前まで中立である医者の立場にいたんだ。助けちまうのは仕方ないかもしれないが」
「でも、アルディアの他の人みたいに悪い人ではないと思うよ?」
そうピョコピョコと跳ねながら宣言する。だって立場は違えど、同じアレクとシェリルなのだ。根元は同じだろう。英雄達が些細に違うように。私が心底からそう思っていると判断した周りは目を瞬く。シェリル、さんが、「アンタが飛んだお人好しってことがわかった」とため息混じりに告げた。

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アンジェはどこ出身なの?と聞かれて度々困る。海に沈んだ場所と言いたいが、海に沈んだ場所はすくない。ならば、昔から定住はしてないのだと言うしかない。偶に親は?と言われるけどそれこそ大崩壊(大災害をこちらではそう呼ぶらしい)でいなくなったと言って仕舞えばいいのである。実際、大災害で亡くなってるわけだし。嘘ではない。ちなみに今のところ仲間になってるシェリルからは事あるごとにお人好しと言われ、偶に名前で呼んでもらえるくらいにはなった。アレクは元々名前呼びだけど。年下扱いは仕方がない。こちらでは年下である。
まぁ、そんな話は置いておいて。只今絶賛ピンチである。何しろ、私が付けているハンターの証(向こう側のアレクが私が消える瞬間投げ渡したものである。何してんだ)に目を付けられたからだ。
「これだけはダメ、絶対ダメ」
そう証を隠して下がる。どうして、と尋ねた周りに、どうしても、と口を開く。
「大切な人から預かったものから、絶対渡さない」
これはアレクの大切なものだ。絶対に渡せないものである。
「大切な人?」
「また会うって、絶対に探しに行くって約束したから、渡せない」
それが嘘になろうと、彼は本気でそう言ったのだ。僕らが集まれば不可能なことなんてない。だから、と途中で消えた言葉は知らない。カイルがニヤニヤしている。そんなカイルをバシバシ叩いておく。八つ当たり込みで。同い年以下とカイルはともかく年上がなんとも言えない顔をしているのはまぁ大崩壊云々と混ぜて考えてるんだろう。アレクが首をかしげる。
「何歳ぐらいの人?」
「同い年」
ムーとしながらそういう。まぁ、多分、特徴を聞く彼はアルディアにいるか否かを判別してくれてるんだろう。友達だからね、と助けてくれたりする彼は本当の意味でお人好しである。性格はアレクと似てるよ、と言えば彼は目を瞬いたけど。別世界の貴方ですとは言わないけど。
「同じ場所で育ったわけじゃないよ、ただ、一緒に旅をしてたんだけど、色々会って離れ離れになっちゃった」
おそらく彼は私を探してくれているのだろう。ということは私もまたあそこに戻る術を探すべきだ。最近は世界のゴタゴタに巻き込まれているからそうもいえないけど。

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なんてこった。私を別の場所から呼び出したのはアルディア軍らしい。しかも研究の副産物だから、研究してない原理であるし、今のところ帰る手段はゼロに近いらしい。な、な、なんだってー!と白々しく驚いてみる。当の本人である私がそんな反応をしたから、周りはただ怒りを抱き損ねたらしい。いいよ、私は怒ってるし。
「別の世界から資源を持ち寄るのもアリだな」
そんなことを言ってみせたアルディア軍に怒りが溜まる。アンジェの怒りのボルテージが上がっていく!とは冷静な部分が告げた言葉だ。
「それは絶対、絶対に許さない。こっちは大変。それはわかる。でも、向こうも大変なんだ」
「観測からは穏やかだと聞いたが?」
「たしかにこっちよりも向こうは幾らか穏やかだ。でも、それは国というモノがまだ存在できないからなんだ」
腹がたつ。
「私の世界はあの日、殆どが海に浸かって殆どの国や島は消えたんだ。それでも人は残されたものを使って懸命に復興してる最中。それを奪うなら許さないし、それが奪われるならそんな機械、潰すしかないよね!」
「帰れなくなるぞ?」
「簡単な話、他の方法を探せばいいだけだから」
簡単ではないのは百も承知である。強がりだなぁ、と自分でも思った。でも、そうするしかない。世界を守るには。
ーーだから、それを容赦なく。

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「アンジェ、良かったの?」
そう尋ねたミズハに良かったんだよ、と笑う。向こうの世界はこれで守られたのだ。それに渡るすべはきっとこれだけじゃない。
「まぁ、世界は広いんだし探せばあるんじゃないかな。私も諦めが悪いし、私の仲間も諦めが悪いから。そんな暗い顔しないで」
ミズハの頬をぐにゃりと触る。ムニムニしていれば、何時も調子に戻ったミズハに笑う。もう、心配してあげたのに!と怒った彼女に大丈夫だよ、とあっけらかんと告げた。

ーーその実、大丈夫ではないのだけど。
あ、やばいなこれ、と思ったのは充てがわれた部屋に入った時だ。お前が監視しろよ的に元アルディア軍の二人と同室なのだけども、まぁ、その二人は色々と処理があるのかまだ帰ってきてないわけでして。すとん、と扉の前にしゃがむ。ポロポロと流れてきた涙に、大丈夫じゃなかったかーと自分で呟いてみた。そう、同じ世界に帰れる保証はない。幾千の世界があるのだから。同じ世界に帰れたとしても、同じ時間に帰れる保証はない。それはうんと未来かもしれないし、うんと過去に行くかもしれない。
「元アカデミーの科学力を侮るなかれ、多分みんなのことだから巻き込んでるでしょ、大丈夫。私は私で探せばいい。きっと、みんなも……アレクも探してくれてる」
泣いて解決する話じゃないのである。なきやめーなきやめー、と小さく告げて裾で目元を拭う。よし、と息を吐いて立ち上がれば扉がノックされた。はい?といつもの調子で返せば、扉が開く。そこにいたアレクさんがこちらを見下ろした。手にはマグカップが二つである。後ろにシェリルさんはいない。はい、とマグカップを渡されてそのままソファに誘導される。?を大量に飛ばせば、座って帽子を外した彼は首を傾げた。
「大丈夫じゃないんだろう?」
反則だ、と思う。帽子を外した彼は向こうのアレクとあまり変わらない。あまり、というのは年の差があったり、服装であったり、そういうのが違うだけだ。止まったはずの涙がまたポロポロと流れる。それをご丁寧に手袋を外した手で頬を撫で、彼は涙を拭った。大人だ。対応が。冷静な部分がそう告げる。次に、負けず嫌いなところが口を開く。
「大丈夫じゃ、ないの、なんでわかった?」
「なんとなく、大丈夫じゃないなって」
それも反則。向こうの彼が告げた言葉だ。だから、私の涙腺は無事決壊した。止まることなく流れ始めた涙に、彼は優しい笑みを浮かべて私を抱き寄せる。
「帰れるさ、きっと。アンジェを待ってる人がいる場所に」
「うん、」
「僕も手伝うよ」
「ありがとう」
「……いいよ、友達だからね」
ぽんと頭を撫でられる。これは妹扱いではなかろうか、と頭の隅で浮かぶ。
「今度は僕が支える番だ」
そう言った彼にどういう意味だろうか、とチラリと彼を見る。彼は何食わぬ顔ーーというより少し嬉しそうな顔でマグカップに口をつけた。

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「だからなんでそんなアンジェは楽観的なのよ!」
そう言ったミズハに首を傾げる。楽観的なんだろうか。自覚ないのかぁ、と呟いたポコさんにそうでもないんだけど、と思う。だって、これだけ仲間が集まっているんだ。英雄もその志を継ぐ人間も。ならばどうして後ろを向く必要があるんだろうか。
「多分そう言う性分なんだから仕方ない?でも人間は目が正面にしかないから、前か後ろかしか見れないなら前を見るしかないでしょ」
そこまで言ってあぁこれが楽観的な理由か、と思う。アンジェは結構アホの子だからとすらりと言ってみせたスイレンさんはひどいと思う。いや、ぶっちゃけ足を止めた瞬間に色々考えちゃうからこうなんだとは思うんだけど。
「大丈夫だよ」
「だから、その根拠はなんだ」
「ハルトまでそんな自信ないこと言っちゃう?だって、これだけの人材がいるんだよ。英雄もいれば、その志を継ごうとする人もいる。油断でもしない限り大丈夫。それに、人は昔の過ちを認めない限り、結局は前に進めない。だから彼らは前に進めない。同じ場所を回ってるだけ。兵士さんに至っては、考えてる人少なそうだし。歩みを止めた人間ほど、思考を止めた人間ほど弱い存在はいないよ」
まぁ、やったことは自分に返ってくるしね。
わりかとまじめにそう言えばまわりが意外そうに見た。なんだ?と首を傾げたらトッシュさんにグリグリと頭を撫でられた。

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アンジェさんの世界ってどんな世界だったんですか?とファンロンちゃんに尋ねられた。平和だったよ、ととりあえず返す。そういや地図持ってたなぁ、と鞄からゴソゴソと取り出してみる。アレクさんが珍しそうにこちらを覗き込んだ。とりあえず取り出した地図をこの世界の地図と並べた。だいぶ違うなぁと思う。お金が共通で良かったと言うか。
「これが、アンジェの世界……?」
アレクさんが眉間にシワを寄せたらしい。うん、そうだよ、と返せばファンロンちゃんがわりとショックを受けていた。
「大災害ーー大崩落で陸地ごと海に沈んじゃったんだ」

浮かばぬ==



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雑多 

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