2018/11/26
↓ifのif
==以下ifのif。
・番犬さんがここからの二周目設定。
・ヤマトがコナン組+明智さんの策略で探偵学園の先生してる
・ケルベロスの代わりにアヌビス(アニメ版の人)がいる。
「ひとつ、助言をするならば、冥府の王にも気をつけた方がいい」
「冥府の王?十二神の一人か?」
「いえ、ギリシャ神話の12神には冥府の王ハデスは含まれませんよ、金田一くん」
みたいな感じで高遠さん率いる12神と冥王星が揃ってる。
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「おいこらアキ、生徒をからかうな」
そう人形のフリをしている姉に声を掛ける。ふっと息を吐いたアキは笑うような仕草を見せた。うわ、動いた、と驚いたQクラスにため息をつく。恐らくアキが待っている間にコイツらが来たんだろう。番犬は俺の手伝いで席を外している。……今は七海に絡まれてるけど。クスクスと笑っているだろう姉は微かに口を動かしかけてーー手で文字をつくる。本来ならば見えない姉が手で文字をつくるのは難しいのだが、元々理解が早い姉はすぐ覚えた。英語圏ないのものではあるが。
「あぁ、そう、ここの生徒。教え子。ケンは同僚に絡まれてる……あぁ、タブレットはアイツが持ってんのか。まぁ、団さんも理解してくれるだろうしな」
「あの、先生の知り合いなんですか?」
そう恐る恐る手を挙げた美南に「姉」とだけ言えば理解したらしい。ヤマト先生の、姉、と顔を見合わせた彼は叫ぶのだけど。
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ヤマトとヤマトの教え子の会話にクスクス笑っていれば、団先生がやってきたらしい。あぁ、飯塚さん、こんなところに、と言った彼に、頭をぺこりと下げた。そのあとやってきたのはケンの足音だろう。しつこいですよ、七海光太郎と不機嫌そうな声と共に入ってきた彼は「アキさん」と私によってきた。聴こえていたもう一つの足音は止まったけど。
「申し訳ありません、タブレット、私が持っているままでしたね」
その言葉に大丈夫と伝える。
「じゃあ、ヤマト。僕はもうアキさんと帰るから」
「はいよ、頼んだぜ、番犬さん」
だから、番犬ではないと。
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七海光太郎ともはや俺の腐れ縁というか兄弟に収まりつつあるケンとは仲が悪い。そもそも、こいつら原作じゃライバルなのであるが、アキの件があったからかケンこと原作のケルベロスは冥王星に属していないのでライバルにはならないと思う、のだが、巡り合わせとはこういうことなのかもしれない。ケンとアキを見送った七海に「ホントお前ら仲悪いよなぁ」と零せば、「アイツはスカしてて気にくわない」と言われた。さいですか。
「しっかし、アイツのあんな穏やかな顔初めて見たぜ」
「そうか?アイツ大体アキーー俺の姉といるとあんな顔だぞ。俺が現場引っ張ってくると機嫌が悪くなるだけで」
でも協力してくれる上に、面倒な催眠術を解いてくれたりするのである。理由はヤマトが死んだらアキさんが悲しむ、だけどな。
「恋人か?」
「いいや、俺の姉からすりゃ弟」
「ほほう」
「まぁ、仕方ねぇよ。姉の中でアイツも俺も永遠に16歳の姿だからな。永遠に子供、故に恋愛には発展すまい」
やれやれと肩をすくめる。俺やケンだけじゃない。アキの中の姿は全てがそこで止まっているのだ。
「子供……?」
「あー、俺の姉は十年前に視力と声を失くしちまってな。だから見えてた時までで時間が止まってる。さっきのイケメンはその世話を甲斐甲斐しくしてるってわけだ」
「執事みたいな?」
「おー、そうだな。執事兼番犬みたいな。……あのな、本郷さん。俺はアイツと付き合いが長いから言っとくが、アイツのアキを第一に考えていきてるやつだ。アキがダメって言ってることは絶対にしない。だから殺人享受も殺人もしない。アキが止める。アイツをそっちに引きずり込むならアキを殺すか事故死に見せかけるしかないが、馬鹿な下っ端はともかく、頭のいい冥王星の中枢はしない」
「……どうしてそう言い切れる?」
「アキを殺せばゼウスの怒りを買うからな」
それだけでわかった一部は黙ったのだけど、一応訂正のために共犯者じゃないぞ、とだけ言っておく。
「ゼウスが犯罪に手を染める前に仲が良かったんだよ」
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