2018/01/22


・トリッパー夢主

苗字ナマエという人物は急に現れた人物だ。前にいた司書の何かの実験によってなのか、なんなのかはわからないが、とりあえず急に、それは、不思議の国に迷い込んだアリスのように現れたのである。行く場所がない彼女は司書見習いとして働いており、今日も今日とていない司書の代わりに働いていた。
「さとはる先生の腰に抱きつきたい」
「苗字、はしたないぞ」
「あれ?いうから止められるのであって黙ってやればいいのでは?」
「真理に気づいたみたいな表情をするな」
そうコツンと頭を叩いた佐藤にナマエは痛い、と呟いた。
「さとはる先生ー、甘やかしてー」
「井伏に頼め」
「井伏先生ー、さとはる先生がつめたいー」
「そりゃあ苗字が変わり者部類に入ったからな」
「え、なんで?」
そう首を傾げたナマエに、佐藤は大きくため息をついた。

=没



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