2019/09/19
↓没
「いや、妹ちゃん舐めてるとガチで痛い目みるぞ」
罰ゲームである。罰ゲームで30分くらい何かやるってなかなかきつくないか?と思うが、まぁ、藤丸やリツカはなんやかんやこなしている。妹ちゃんといえば、同じく罰ゲーム要因となったサーヴァントを他所に一ヶ月時間をくださいだなんて言い出した。これはガチなやつが来そうというか、罰ゲームのレベルが上がるために終わるパターンを期待している。恐らくサーヴァントは芸を仕込まれている最中だ。頑張れ。妹ちゃんは結構芸に関しては結構厳しい。あと、巻き込まれているスタッフを見るにやることはだいたいわかるんだよなぁ、とおもったりはする。恐らくはショーをするつもりだろう。
「奏くん、何やってるの?」
「何って罰ゲーム録画してやろうと思って」
「鬼だー」
「まぁ、そういう認識になるよなぁ」
ご丁寧に罰ゲームのお供も指定されている。カクテルの類ということはナイトショー系統だろう。そして、幕が上がればま簡単に引き込まれるのだ、俺たちは。
「奏さん、データください」
「データ欲しいです。なんだあれ、テーマパークだ、そういうところだ」
そう頭を下げた彼らに仕方がないなと言いながらデータを送っておく。
「奏さんは知っておられたんですか?」
「いや、内容はわからないけど、妹ちゃんが30分くらい時間持たせるならショー系統するだろうなって読めたから。罰ゲームのお供もカクテル系だったしな。……皮肉だよなぁ。俺も妹ちゃんも、お前らも。生粋の魔術師が誰一人いないんだから」
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福袋だなんだか知らないが、ナマエがガチャガチャした結果もう一人アルジュナが来た。雰囲気違いすぎるだろうと思ったがどうやらオルタらしい。四人(とサーヴァント)で首を傾げていたがナマエにはすぐ懐いたのでアルジュナだという結論になった。
「再臨するたびアルジュナに似てくるんだなぁ」
今日もナマエ(とアルジュナ)にひっついているオルタのアルジュナであるが、ナマエ曰く子供みたいで可愛らしいらしい。まぁ食事の取り方がわからなかったりしたからだろうし、素朴そうな印象を受けるから、あと、猫耳のようなツノがあるからだろうか。
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「妹ちゃんのあれは完璧に年下の面倒を見てるムーブなので恋愛感情は一切ない。一緒に寝てても、子供が寝れないから一緒に寝て上げようみたいなことしか考えてない」
「まさか、そんなことは……」
頭を抱えているアルジュナに俺はラチがあかないため食堂の手伝いをしている妹ちゃんに声をかけた。
「妹ちゃーん、オルジュナと寝てたんだって?」
「はい、オルジュナさんが寝ぐずったので。一緒に寝ました」
「ほらな」
「それに、昨日は小さい姿だったんです」
起きたら大人の姿だったので驚きました。
妹ちゃんはそう言って笑う。俺たちは首をかしげる。
「マスター、それはどういう意味でしょうか」
「子供の姿でした。ダヴィンチちゃんが何かしたのかはわかりませんがとても愛らしかったので……」
ホワホワとしている妹ちゃんに、一部が閃いた!というような顔をしたが後で痛い目を見ると思う。
「子供の姿」
「もしかしたら魔力供給の関係かもしれません。昨日はリツカちゃんの手伝いをしてもらっていたので」
そんなことを話していれば、トテトテという足音が聞こえてきた。マスター、と呼んだのはオルジュナであるが、小さい。子供の、姿だ。
「マスター、ただいま帰りました」
「おかえりなさい、オルジュナさん。また小さくなってしまいましたね」
「やはり、魔力の関係でしょうか……」
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