2020/06/16

↓pxz2ver フラグフラッグ

フラグフラッグ

・SP後pxz2で再会?した

はたり、と目があった。いやこれ相手がスマブラ世界にいたクロム氏かどうかわからないよな??と目を瞬く。クロム氏がか細く私の名前をよぶので、おや?とおもっていれば、クロム氏が私の名前をでかい声で呼ぶ前にルキナちゃんに抱きつかれたでござる。
「ナマエ!!」
「私を覚えてるってことはあの世界にいた二人かー、おりゃ」
そう言って私は彼女に腕を回す。久しぶり!と声をかければグズグズ鼻を鳴らされたけどなんで。ゆっくり歩み寄ってきたクロム氏は咳払い一つすると、「久しぶりだな、ナマエ」と緩やかに笑んだ。
「久しぶりクロムさん……いや、これ今クロムさんの世界だから、クロム王子とかクロム様の方がいい?」
「何度でもいうが辞めてくれ。というかさん付けもいらないくらいだ」
「年上は一応敬まないと」
「おま……そういう理由だったのか?」
変な顔をしてみせたクロム氏に、ケラケラと笑いながら「冗談だよ、クロム」と言えば彼が固まった。ん???なんでだ、リクエストに応えただけぞ。
「ナマエの知り合いかい?」
そう尋ねたのは成歩堂さんである。ルキナちゃんが少し離れた。
「うん。知り合いです」
「どう見たって世界が違いそうだが?」
有栖さんの追撃!ナマエに効果は……まぁほとんどない!!
「前に……夢の中で一悶着ありました!」
「夢の中?」
「……あぁ、夢の中で会ってな、色々あったんだ」
「ちなみに覚えてるのはクロムさん達しかいないから」
そう言えば二人は目を瞬いて少し残念そうにした。まぁ、正しくはリュウさん達はこっちが先だと思うというか色々あるからね!カプコンは!!
小牟さんが「じゃあ現実で再会できたわけじゃな」としんみりと言った。特に(私的に)しんみりする話題ではないので「そういうこと」と頷いておく。
「そいつは重畳。知り合いならナマエ、紹介を頼めるか」
「イーリス王国の王子様とその未来の娘ちゃん」
「は?」
さらりとそういえば周りが固まった。いやでも間違ってない。
「ナマエ、間違ってないが、紹介の仕方があるだろう」
「自警団団長のクロムって紹介すると、ルキナちゃんの紹介どうすればいいのかわからなくない?私の冒険の相棒クロムさんと親友のルキナちゃんでいい?」
「よし、それでいけ」
「じゃあ、夢の中の冒険の相棒だったクロムさんと親友のルキナちゃんです。クロムさん、ルキナちゃん、こちらは有栖さんと小牟さん。今回の事件の解決しようとしてるよ。他の人はおいおい。協力してたり巻き込まれたりしてる」
「ナマエはどうしたんです?」
「私?私はいつも通り巻き込まれてるよ?今回は友達助けようとして飛び込んだら巻き込まれてるからこれはもしかしなくても異世界転生したかもしれない」
「それなら死んでることになるぞ」
有栖さんのツッコミにそりゃそうだ、と頷いた。クロム氏がなんとも言えない顔をしながら口を開く。
「旗はどうした?」
「旗はまだない代わりに今回は剣とかだね。慣れてないから扱いづらいけどなんとか頑張ってる」
というか今回使ってるのが剣兵の駒だからそうなだけだろう。え、なにこの流れ。私もう一回旗を掲げる感じか。えっでもあれは私がちょっと中心的な位置にいたから出来たことじゃないのかな。
「剣?おか……ナマエは剣も使えるのですか?」
「得意じゃないよでも頑張るしかないから頑張ってる」
今変なこと言いかけなかったか、ルキナちゃん。


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「ルキナちゃん無茶振りやめよう?」
「でも、ナマエの切り札はそうでしたよね?」
「切り札たまってないからね?というか今回そんなものは……」
「あら、クロスポイントを貯めたらいいのかしら」
裏嶋さんはそう言って謎の力で私のクロスポイントをためる。やめてほしい。ライダーも乗り気らしいぜ。なんてこった。いや、楽しかったもんね、カービィ達とキャプテンファルコンとレースしたの。でも今回どうみてもレースじゃないんだよな。
「いや、まず落ち着こう?ルキナちゃんも博士達も」
「そうだぞ、ルキナ。アレは乗れても四人乗りだ」
「そういう問題じゃ……いや、そういう問題もあるんだけどさぁ」
そう肩を落とせば、クリスさん達が首を傾げた。
「ナマエは何か手立てがあるのか?」
「ないって言ったら嘘になります、が、どう考えてもあれ私以外の常人が乗ると振り落とされたり肩がやられる可能性があるし、というかそもそも攻撃用だったやつだし……」
「あら、蹴散らしてくれたり、空間を開けてくれたら他はスムーズにいくわ」
「そうだな、ナマエ、頼む」
有栖さんの言葉に肩を落とす。こうなりゃ道連れだとクロム氏とルキナちゃんの服を握った。
「道連れ。というかクロムさん乗ったことあったよね?」
「あぁ」
「え、お父様、いつですか!ずるいです!」
「ルキナちゃんも乗るんだよ……あと一人道連れを決めるのだ……って思ったけど、どう考えても戦闘人数てきにはソロを連れて行くより三人で先陣きったほうがいいかな?」
「そうね、そっちの方がいいかもしれないけど、無理しないようにね」
「最悪轢きます」
そう遠い目をする。周りがえっという顔をしたが知らない。私は宙に浮いた騎兵の駒をとる。現れたライダーが笑顔で頷いたので、私も頷いて口笛を鳴らす。空から現れた三頭と戦車に、わぁ、と女子陣が声を上げたがそんなものではない。
「改造馬車か?中々の趣味だな」
「もうちょっと可愛いのがみたかったなぁ」
「馬車じゃなくて古代の戦車だから」
そう言って戦車にのる。
「古代の……?」
「過去の……古代の英雄の力を借りてるから、古代の戦車がでてくるの」
クロム氏はまぁ横であるが、ルキナちゃんは真ん中の方がいい気がするんだよなぁ。
「エアライドじゃないんだから……」
そんなことを言ってたら敵が来ますよねぇ。
「二人とも、舌噛むから喋んないでね」
「わかってる」
「はい!」
「敵は大丈夫なのか?」
「戦車だから轢きます。道路交通法?空だから関係ないですね!でもまぁ訴えられたら成歩堂先生お願いしまーす」
そう言いつつ前を見て手綱をにぎる。手元に現れた槍をにぎる。
「クサントス! バリオス! ペーダソス!行こう!」
そう言えば戦車は走り出す。スピードがはやくなり、空を駆けまわり、流星に近くなっていく。敵?立ち塞がりますよね。
「さぁ、立ち塞がってみろ! 我が戦車は星のように、容赦なくおまえ達を轢き潰す!」
まぁそんな宣言をしたところで敵は逃げれないのだけども。
「もう遅い!『疾風怒濤の不死戦車』!!」
そう言って敵を蹴散らせばスピードは緩やかになって止まった。進路はできたらしい。戦車が消え、ライダーも手を振って消える。私は無駄に疲れたのでしゃがむ。
「目的どおり進路は確保できたな」
「ルキナちゃん大丈夫?」
「おもっていたよりスピードが速く、驚きました」
「カービィのワープスターといい勝負をするからな」
ふぅ、吐息を吐いたルキナちゃんにクロム氏がそうつげる。代わりに現れた剣を手にとり、立ち上がる。リュウキ?だがなんだかいう乗り物が追ってくるのが見えた。

 
==


腹が立ったというか、なんというか。そうじっと相手を見る。カラカラと笑う相手を私は知っている。ドクターと共に消えたはずのものだ。なんでここにあるのかは知らない。聖杯という言葉を零した彼もしくは彼女を睨む。
「お前の世界は消える!藤丸立花が綴る物語に、お前という異物が混じってしまったが故に!剪定対象として!」
「……そんなの、藤丸のお兄さんが、カルデアが、許すはずがない!」
「カルデアなんぞもう崩壊したわ!藤丸立花もマシュキリエライトも!みんなみんな殺してやった!」
「嘘だ!あの人達が!」
「好きに思うがいい!後はカルデアに秘匿されたマスターどあるお前だけだ!」
嘘だ、と小さく呟く。
「そんなの、うそだ!!!」
「ならわからせてやるまでだ!絶望して死ぬがいい!」
そう言った彼に、目の前に映像が流れる。彼に刃が刺さる。彼女が力なく倒れている。足を一歩、さげる。だって、それは、彼らだ。間違いなく、旅を共にした彼らだ。
「う、あ、」
「ーー、!」
そんな、こんなことって。真っ赤な血が流れていく。英霊達は誰もいない。そんなことって、あるものか。その体に近づき、ゆする。彼らは動かない。動きはしない。
「ーー!!」
だって、彼らは死んでーー。
ガツンと額に衝撃が走る。その痛みにゆっくりと見上げる。そこにいたクロム氏は口を開く。
「ナマエ!しっかりしろ!!敵に惑わされるな!!」
「でも、だって、みんな、」
「ナマエ、お前があの時自分で言ったことを忘れてるのか!?信じろ、未来を!お前の世界が終わるはずなんてないだろ!お前が未来を信じてるんだから!」

==

敵にカリバーくらわした後、自室でやっぱりグスグスしてたらクロム氏が来て安心したら寝落ちた。パチリ、と目を開ければそこそこ至近距離にクロム氏の顔があったでござる。うおわ!?と声を上げて飛び退いた彼に私は目を擦る。壁の端まで飛びのかなくとも。
「クロムさん?」
「い、いや、おれはだな、」
「心配してきてくれたんでしょ」
そう言って笑う。あぁ、と頷いた彼に、もう元気だから大丈夫です!と言えば彼は目を瞬いてそばに寄ってきた。
「無理はしなくていい」
「無理なんて」
「大丈夫だ」

・没!



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