2020/08/29

飯塚兄妹と四人の探偵、二人の奇術師

・ネタられつ
・飯塚姉弟逆転で飯塚兄妹
・高遠さんがホワイトで保護者
・黒羽家と近宮(高遠)家と飯塚家(マジシャンつながり?)、工藤家と飯塚家(作家つながり)が知り合い
・したがって高遠さん(保護者)と高校生探偵四人+ヤマト+快斗、アキという構図
・ヤマト……不動に通う金田一七瀬コンビの幼馴染み兼高遠黒羽工藤家との関わりも深い。誰だ不動のワトソンとかつけたやつ。不名誉です。金田一と一緒に他の四人に事件に首を突っ込ませられる。苦労人担当。妹は癒し
・アキ……近宮家二人と黒羽父を魔法使いだと信じてならないじゅんすいなろくさいじ。快斗くんは見習いだって黒羽父にきいたよ!父と兄の影響で事件に巻き込まれ慣れてきた。よく被害者になりそうになる。なんていっても高遠くんが大好きである。兄は苦労人だなぁ、とおもっている。敬語キャラ。

「おにいちゃんはくろうにんだからねぇ」
そう言いながらジュースを飲んだアキに俺は動きを止めた。誰だそんな言葉教えたらやつ。大人が数人吹き出したというか、快斗が肩を揺らしている。やめろ。どうしてそう思うの?と尋ねた有希子さんに、やれやれというふうにアキはまた口を開いた。
「おにいちゃんのホームズはよにんもいるんですよ」
「四人?」
「はじめちゃんとしんいちさんと、はっとりさんとはくばさん。つぎからつぎへとホームズたちにひっぱられて事件にまきこまれてます」
たいへん不服です、とアキは頬を膨らませた。俺も不服である。はじめはいい。はじめは首を突っ込むことはないからだ。だがしかし、工藤服部白馬、てめーらはダメだ。事件に首突っ込みやがって。工藤父が親父を見た。
「死神くんの体質がうつったか?」
「やめろ」
「アキはたいへんふふくです。おにいちゃんとお出かけしても、だれかがじけんをひっさげてきます。たいしつかいぜんをおねがいします」
「いや、アキ、あのな?俺だって好きで巻き込まれてるわけじゃないからな?」
「たまに、そのままわたしもまきこまれます。こまります。これはよういちくんのおうちにひなんするしかありません」
「アキ、それは流石に遙一に迷惑かかるからやめような?」
「よういちくんはそんなこといいません。こまったときはいつでもおいでっていってくれます。アキはとてもこまっているので、よういちくんのおうちにいきます。ついでにおよめをねらいます」
そうちびちびとオレンジジュースを飲むアキに、親父が何かを察してオレンジジュースを手に取った。くん、とジュースを嗅いだ親父は顔をしかめる。ポカポカとアキが返却を望んで父親を叩いているが、親父は知らないふりをしていた。
「誰だ酒と入れ替えたやつは。娘のオーダーはただのオレンジジュースだぞ」
「あら、アリスちゃんと一緒なのね?」
「あぁ、さけぐせがわるい」
「かーえーせー」
「新しいジュース頼んでやるから大人しくーー」
してろ、と父親は言いたかったのだろう。しかし、アキがその前に父親にもたれかかるようにして動きを止めた。は?と全員が動きをとめる。アキ、と慌てたように揺すった父親にアキは反応を示さない。
「龍一、どうした!?」
「……寝てるだけ、だが……」
そう言って親父は飲み物をみた。それを煽った親父は数秒して、顔をしかめる。
「睡眠薬だ」
「おい、アルコールも睡眠薬も子供に毒だぞ!」
そう言って親父をみる。脈は安定してるから大丈夫だろう、と父親は告げた。
「念のためお前らは部屋で待機してろ。何か急変したら救急車を呼べ」
そう言って親父は優作さんをみる。頷いた彼は立ち上がった。新一が若干物足りなそうな顔をしたが。
「さて、アキが頼んだオレンジジュースはどこに行った?」

==

「遙一くん!!」
はちきれんばかりの笑顔を浮かべた妹になんとも言えなくなる。まぁ、原作とは違う道筋を言っているのだとは理解しているが。久しぶりだね、アキと言いながらアキを抱き上げた彼にアキがぽぽぽと顔を赤くした。あらまぁ、可愛いと言った婦人組に俺は苦笑いする。
「なんで遙一なんだ……?他にもいるだろ」
「それはどういう意味かな?ヤマト……飯塚先生、黒羽先生、お久しぶりです」
「あぁ、久しぶりだ。君の噂は絶えなく聞いてるよ」
「いえ、僕なんてまだまだですよ。快斗くんも久しぶりだ」
「おう!遙一、久しぶりだな!」
マジシャン組が仲良さそうで何よりである。アキはニコニコと笑いながら、しばらく日本ですか?と尋ねた。
「うん、しばらくは日本にいるよ」
「遙一くんのおうちに住みたいです!」
「ヤマトと喧嘩でもしたのかい?」
「おにいちゃんはじけんにまきこまれるから……」
「あぁ……」
「それにわたしは遙一くんのお嫁さんになるのです!家事はお任せください!」
どこか燃えているアキに、遙一は一瞬動きを止めた。そっか、と微笑んでみせた遙一はアキを下ろして頭を撫でた。
「それは嬉しい申し出だ。10年後ぐらいにまだそう言ってくれてるならそうしよう」
「むー!いってます!絶対に!」
「……お泊まりは飯塚先生やヤマトに許可を取らないとね」
「おにいちゃんは反対です」
そういえば娘は頬を膨らませた。ポカポカと殴るアキを快斗がからかったので、アキはそちらに向かう。
「アキは相変わらずだね」
「相変わらずだよ。ホントにお前に嫁に行きそう」
「10年後には変わってるさ」
「……変わってなかったらどうすんだ」
「その時はちゃんと責任をとるよ」
にっこりと笑って告げた遙一に俺は動きを止める。……こんな時どういう表情をしたらいいかわからない。
「笑えばいいんじゃないか?」
「笑えばいいと思うぜ」
「うるせーぞ、魔法使いと弟子コンビ!心読むんじゃねぇ」

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これだけ探偵がいれば大丈夫だろ。ということで、金田一と快斗とずらかろうとしたら止められた。何故だ。俺にはお家で留守番をしているアキに合流するというミッションがあるのである。
「やめろよ、ミスハラだぞ」
「ミスハラってなんだよ」
「ミステリーハラスメントだよ。ホームズ3人もいるんだからワトソンも金田一耕助も怪盗もいらなくね?いらないよな、よし、帰るぞ」
「そうは問屋がおろさんなぁ」
「うえっ!?」
「よし、服部につかまったヤマトを生贄にゲーセンいこうぜ、快斗ぉぉ!?」
「うわっ、金田一、はなせよ!」
「ふざけんな俺一人巻き込まれるとかいいわけないだろ!!道連れだよ!!」
「そんなこと騒いでる暇あるならさっさと片付けてしまいませんか?」
「白馬が正論やな」

==遅くなってかえって拗ねてるアキに冷遇されるまでがワンセット

「アキちゃんってなんで全力で高遠さんにでれるんだ?」
「俺が知りたいわ、んなもん」
「まぁアキは僕と母、黒羽先生を魔法使いと信じてる節がありますからね。憧れの延長でしょう」
「?黒羽は含まれないのか?」
「俺は魔法使いの弟子って言われる」



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