2020/12/31

大晦日だよ!没ネタ整理!3

「あー!ファーサーだ!!」
見つけたファーサーに駆け寄る。探したんだからね!と彼に抱きつけば、彼は困ったように私を見下ろした。なんだ?と首をかしげる。いつものファーサーではないような、気がしないでもない。というか、藤丸のお兄さんにホテルの支配人のウィリアムって名乗ったぞ。ホラー要素か??ホラー要素なのか??半泣きの私である。藤丸のお兄さんが、我慢してたもんねと苦笑いで言ったけども!言ったけども!伺うように見上げる。
「うう……ファーサーじゃない……?」
「……あぁ、残念だがわしはお嬢ちゃんの父親じゃない」
そう言った彼にぐすぐすと鼻を鳴らす。結局彼が私の頭を撫でることはなかった。ぐすぐすする。水着のともちゃんに宥められだけども。

ほらーだ。ファーサーがホラーだ。そこで私の思考は止まった。じわじわと涙腺がやられている。そのままウィリアムと名乗るファーサーにかけていきぽかぽかと泣きながら彼を殴った。
「ファーサー、やだよう、もとにもどってよう」
ガチ泣きである。わんわんと泣けば彼は目に迷いを宿す。悪を殺さねば誇らしい父親になれないと告げた彼にとって、彼を父親と慕う私はどう写るのだろう。まぁ葛藤ののちに突き飛ばされたけど。お前さんの父親じゃない発言されたけど。とっさに他のサーヴァントに庇われたけど。とりあえずともちゃんとがんばることにする。

夢から覚めたら一人だけ魘されてたらしい。まぁナマエにとってはかなり悪夢だしね、と困った顔をした藤丸のお兄さんにぐすぐすする。
「ファーサーにあいたい……」
「召喚できるんじゃないの?というか、令呪使って呼び寄せればいい話じゃない」
「!!!!午前中に!!!ファーサーよぶ!!!」
しゅっ!と手をあげてそうつげる。
「わかった、一人分追加しておこう」
「わーーーい!!!」

ホラー映画に子供とセットで出てくる父親は結構強いんだぞ!結構な割合で父親死ぬか子供死ぬけどな!!!まぁ召喚できなかったんですけどね!!

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「……マスターがひっついたままなんだが、何か知ってるか?」
「あー……そっとしてあげてください。怖い目にあったあげく、再開したとおもった相手が例の貴方ではない貴方だった上に、娘じゃないといわれ……」
「……」
「ゾンビこわかった!!!!」
「そっちですか!?」

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「ナマエのお父さんってどんな人?」
そう言った藤丸のお兄さんにはて?と首を傾げた。
「ファーサーのこと?」
「ううん、本当のお父さん」
となると血の繋がった父親ということだろう。うーん、とおもいかえす。
「パイロット?」
「パイロット?」
「なんか凄いすごい飛行機にのってるんだって聞いたことはあるよ。でもあんまり家にいないし、というかいつの日からかわかんないけど帰ってこなくなっちゃった」
そう肩をすくめる。目をパチパチとまたたいた藤丸のお兄さんは眉尻を下げた。ごめんね、と謝った彼に私は首を左右にふった。
「気にしてないよ。お母さんがいるもん」


この人はナマエのお父さんなのでは。レイシフトした先で出会ったその人に目を瞬く。なんというか、笑った顔がナマエそっくりである。どうやらサポート表記のサーヴァントはナマエや他カルデアのサーヴァントではなく、彼のサーヴァントらしい。協力してくれるといった彼は空軍のパイロットで、この聖杯戦争のマスターの一人だ。一緒にいるサーヴァントとの仲も良好である。時々はいる嫁や娘が可愛いという惚気に、写真はないのか?ときけば彼は写真をとりだした。
ーーあぁ、やっぱり。
そう見下ろす。そこにいたのはナマエとナマエのお母さんと思われる写真だ。帰ってこないのだとナマエは言っていた。ならば、恐らく、彼は。というか、俺たちは察さずにはいられなかったし、スタッフもそうだろう。焦った声を出した彼ら、しかしながら気づかない彼はニコニコとわらった。
「可愛いだろ?」

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「みてみて、お父さんの概念れーそーでた!!」
そうくるくると嬉しそうに回ったナマエに俺たちはなんともいえない顔をする。いや、星5の概念礼装であるし、ナマエが召喚すればあっという間に限界突破したそれである。
「なんでお父さんが概念れーそーしてるかはわかんないけど、嬉しいので良しとする。やっほい!」
あの世界でも亡くなった彼だ。救えるのでは、と思った。他のマスター達も協力してくれて。でも、彼は、彼とそのサーヴァントは、俺たち、もしくはもう一人いた同い年ぐらいのマスターを守って死んだのだ。恐らくは本来の道筋でもそう死んだのだろうとは孔明先生の推測である。「にてるでしょー」とニコリと笑ったナマエに俺たちは泣いた。あまりにも彼と同じ行動を取るものだから泣いた。ナマエが慌てたけど。

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「しんどい。あまりにもしんどい」
そう両手で顔を覆う。ナマエの人生があまりにもしんどい。ついでにナマエがたまに口ずさむ歌がナマエのお父さんが口ずさむ歌だとしって余計にしんどいし、ナマエに残した歌だとしってさらにしんどい。今は違う歌歌ってるけど。タイプワイルド歌ってるけど。ナマエは父親の概念礼装でて機嫌がいいらしいけど。作家の父親を重ねてる発言はいいんだよ。父親求めてたからウィリアムテルがきた説もいい。というか父親求めてるだけなら他も該当すると思う。ナマエは今日も元気にサイリウムを手に……。
「ナマエ、サイリウムを手にどこにいくの?」
「エリちゃんのライブ!!!」
そう言ったナマエにそこにいたサーヴァント全員で止めた。

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「ナマエ、なにしてるの」
「ローマ字覚えてるの」
「……ナマエ、それローマ字じゃなくない?」
「ローマの言葉だよ」
「それはラテン語だ」

「ナマエ、なにしてるの」
「ひえろぐりふ覚えてるの」
「(エジプト……)」


「ナマエ、今度は?」
「めそぽたみあ」
「……」

==という話があったかもしれない



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雑多 

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