2020/12/31
大晦日だよ!没ネタ整理!8
「ナマエさーん、たすけてくださーい」
「自分でどうにかしたらどうかな?」
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・カゲマルになる人がtwst入り
・別に監督生がいるため、雑用係。男子校なのでずっとカゲマルスタイル
・ニンジャが架空の存在らしい
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勘弁してくれ。そう頭を抱える。今度は魔法学園物の世界ときた。そりゃあ私あるいは僕は魔法が使えないしこの世界の人物でもないため帰ることはできないだろう。しかしながら、私あるいは僕は忍術が使えるのだから別にいいと思うのだ。興味がないわけではないが、できないと言われているのなら諦めるしかあるまい。まぁそんなこんなナイトイレヴンカレッジに行き着いた私あるいは僕はなにやら巻き込まれ体質らしい一人と一匹と共にオンボロ寮で暮らしながら学園長や教師の雑用係をして生活をしている。雑用はこなせる範囲であるし、暇な時間は図書室で本を読んだり先生に話をすることで知識を得たりしているのだがーーニンジャって架空の存在らしい。ちょっと待て。魔法使いよりはまだ現実味がある……と思ったら頭の中でマゴイチが「人外野郎は黙ってな」とつげた。魔法使いよりマシだと思っていたが、記述を読み直すとなかなか……うん、見なかったことにしよう。本を閉じて息を吐く。まぁ不良の悪戯には適当にラッキーに見せかけて避けたけど。
「大丈夫?」
「ナマエさーーん!!」
転倒しかけたオンボロ寮の学生を助け起こす。いやぁ、たまたま通りかかって、流石にちょっかいをかけるだからなんだか知らない相手生徒が魔法を使おうとしていたから彼女をあわてて引っ張ったのであるが。まぁこうしてしまうと矛先は必ず私に向くので基本的に一年生が集まっている時は放置していたのだが。流石に雑用係が生徒相手に暴力沙汰はいけない。左手に絡みついた植物のつたに息を吐く。監督生が目をパチパチとしているが気にしないで、と笑いかけて絡みついた場所を速やかに燃やす。そして目を細めてちょっとした殺意を込めて相手を見れば相手は固まった。思ったよりビビらせてしまった。ごめん。尻尾がまいてる。犬系かな??ヘニャリと笑って「あまり喧嘩してはいけないよ」とだけ言って監督生の頭を撫でておく。
「えっ、ナマエさん、魔法……えっ!?」
「うーん、残念ながら魔法は使えないんだよね」
ニンジャなこと教員にバレたのでうまいこと使われてるがお金をくれるから仕方がない。もう面倒だからたまに時空間忍術で移動してるのは秘密である。小さなベルを鳴らしたら行くって言ったら、学園長にベル鳴らしまくられたけどな。大の大人がやめなさい。そしてまたベルが鳴った。
「何かご用ですか?ミスター・クルーウェル」
たどり着いた瞬間、私に向いた視線はこの際無視だ。まぁほとんどが阿鼻叫喚の騒ぎで気づいていないが。
「あぁ、これを植物園から持ってきて欲しい。急ぎで頼む」
「わかりました」
はぁ、と息を吐いてそのまま植物園に向かう。植物を採取し戻れば昼食をご馳走してもらえることになった。
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「ナマエさんいきなり現れるって先輩に聞いたんですけど」
「気のせいじゃないかい?」
監督生の問いかけにニコリと笑って答えておく。一年ズはよくこの寮に屯しているがいいのだろうか。寮の規律とかないのだろうか。
「でもこの前も魔法使ってませんでした?」
「使ってないよ」
「植物のつた燃やしてましたよね?」
「ははは、魔法は使ってないよ」
そう言いながらチャーハンを炒める。まぁ、勘がいいセベクくんあたりが気付くだろうが。
「待て、人間。魔法はとはどういう意味だ」
「僕は魔法は使えないからね。闇の鏡も言ってただろう?僕の世界にある他の手段であれは燃やしただけだよ」
「えっ、なにそれ!私もできる?!」
「多分無理じゃないかな。厳密に君のいた場所と僕がいた場所は同じとは限らないし、なにより」
「なにより?」
「僕が教える気がない」
はははと笑いながら山盛りチャーハンを大皿に盛り付けて運ぶ。そのままグリム用のツナ缶を開けてトッピングして彼の近くにおく。付け合わせのスープを人数分並べればオッケーだ。
「えぇー!」
「ナマエサンの世界には魔法みたいなものがあんのか」
「使える人間は僕の国では僕と数人くらいだけどね」
そう言いながらエプロンを脱ぎ、椅子にかける。いただきまーすと声を上げた彼らに私も手を合わせて食べる。
「えー、いーなー!いーなー!私も使えるようになりたいー!」
「君がもし僕の世界の人間なら狙われることになるからやめといた方がいい」
「えっ」
「希少な力を扱うというのは格好いいかもしれないけど、そういうことだよ。ここじゃ君を守ってあげれるけど、僕の世界ではそうはいかないしね。軽い判断で道を踏み外さない方がいい」
わりかとまじめに言えば、監督生が目を瞬いた。
「君は優しい世界にいるから。僕はやり返せるし、その覚悟もあるし手段もある。君には無理だ」
「でも、ユウって喧嘩ならやり返してるくない?」
「喧嘩ならね。まぁ君達にわかりやすくいうと……」
スカラビア寮のカリムくんとジャミルくんみたいな。と言えば何それみたいな顔をされたのだが。
「俺たちみたいな覚悟ってなんだ?」
そう尋ねたカリムくんに「監督生から聞いたの?」と聞く。まぁなー、と楽観的に告げた彼らに少し考える。
「僕の元の世界の力があってね、その話をしてたんだよ。それが使えると職場は嫌でも固定だから。カリムくんよりはジャミルくん寄りかもしれないけども」
「仕える覚悟ってことか?」
「いや……まぁ、そういうのもあるか。まぁ、君達にわかりやすくいうと僕は元の世界で護衛したり影武者したりしてたから」
そういえばジャミルくんが恐らく意味がわかってピシリとかたまった。へぇそうなのか!ですますカリムくんがどちらかわからないけれど。
「まぁ僕は君みたいに対一に仕えるんじゃなくて、国に仕えていたからその範囲が広かったけどね。あの子の手は綺麗だからそのままでいて欲しいからさ」
はははと笑いながら言う。
「僕の手はここにいる誰よりも汚いよ」
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「ナマエさんがオバブロしそう枠だと聞いて」
「それ誰に聞いたんだい?」
「ジャミル先輩」
「……」
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「うーん、よくわからないけど、スカラビアの寮生を演じればいいってことかい?」
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