2021/06/21

ハルアカツキ主とmhr

・練習

「ん?ここは……」
「ナマエ先生?」
呼ばれた声にそちらをみる。男性がいる。どこかで見た事がかるような彼は、私を見て、ナマエ先生!と私に抱きついてきたのだが。よくぞご無事で、と告げる彼は震えている。泣いているらしい。背中をぽんぽんと叩き、私はまわりをみた。同じ大社跡には違いなかった。何が起こったのか,と思いながら男性を見る。
「もしかして、君はウツシかな?」
そう問いかけた瞬間、彼は咽び泣いた。

世界を飛んだと思えば子供で、カムラの里に拾われた。居心地の良いそこでハンターになり生活をしていたのだが、ハンターの任務をしてたら何かに出会って今に至るのであるが、フゲンさん曰く私が失踪して十年以上の月日が流れたそうだ。ううん、通りでウツシが大人になっているわけだ。そのままウツシにカムラの里に連れ帰られた私である。というか、離さないウツシを連れて私がカムラの里に帰った。ら、当たり前だが私をしっている人が騒然とした。入ってくるなりほとんど全員が私をみて叫び、フゲンさん達を呼びに行き……で今である。ウツシは未だに離れる気はないらしい。
「此方としてもなぜそうなったか……何かにあったのは覚えているんですが目の前が光って、大人のウツシがいました」
「何か?」
「そもそも大社跡にはモンスターを鎮めに向かっていたので、閃光弾などではなく何かはモンスターだとは思いますがそこの記憶がいまいちはっきりしません。もしくは何かしらのショックで記憶が抜け落ちてる可能性もありますが、特に今の所私は元気なので」
そう説明すればフゲンさんははぁといきをはいた。
「そうか……お前が十数年ぶりに無事に帰ってきてくれたことを嬉しくおもう」
「ありがとうございます」
頭を下げる。ぽんぽんと頭を撫でた彼に私は嬉しくてふふと笑ってしまうのだ。
「十数年、我等と語らうのもいいが、先にウツシと語らってこい。ずっとお前が返ってこないかと心配していた」
「まぁ多分自業自得ですし、この子も離れる気がなさそうなのでこのまま連れて行きます」
「あぁ、お前の家はそのままにしてある」
「重ね重ねありがとうございます」
そうお礼を告げて家に向かう。ずるずるとウツシを引きずっているけどもこれは無視だ。むしろ失踪した私が悪い。ぽん、と男に化けてウツシを抱き上げる。流石に本人から抗議が上がったが無視して屋根を駆けて家に帰る。綺麗なそこは誰かが掃除してくれたんだろう。固まるウツシをおろして頭をぐしゃぐしゃと撫でる。ただいま,といえば彼はまた泣いた。

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私はタロジロコンビと仲がいいのでそのまま(ガルグにそっくりな)タロジロコンビと狩猟をしている。アイルーは苦手というわけではないし、可愛いのだが、どうもタロジロコンビがいるために雇っていない。大好きなゼンチ先生がいるしな。しばらくはゆっくりすればいいと言ったフゲンさん達の言葉に甘えてゆっくり過ごしている私である。もっぱら私は屋根の上が好きなのだが、集会所の屋根の上はウツシのお気に入りスポットになったらしく(というか見張り番もかねているんだろうが)私はタタラ場の屋根の上にいる事にした。飛んできたフクズクを宥めてそのまま腕に乗せる。可愛い飾りがついているのを見ると多分誰かに飼われているものだろう。首元をくすぐってやれば気持ち良さそうに目を細めた彼に私もふふっと笑った。心いくまでモフモフしたのでそのまま放つと飼い主の元に戻っていく。そちらを見れば若いハンターがいたのでひらひらと手を振る。まぁ、ぎくりと動きを止めてフゲンさんに笑われていたが。フゲンさんが「ナマエよ!」と呼ぶのでそちらにいけばハンターは彼の後ろに隠れた。
「紹介しよう、どうせお前の記憶の中ではこんなくらいの子供だろうからな。カムロだ」
「カムロ?」
「あぁ、お前が拾った子供の一人だな。ウツシの弟子でもある」
「わー、大きくなったなぁ」
そう言ってわしゃわしゃと彼の頭を撫でる。此方をちらりと見たその人に、うん?と首を傾げればまた背けられたのだが。

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いみわかんねぇなこの人。そう思いながらナマエさんをみる。ウツシ教官の教官であり家族みたいな存在である人で、俺を助けてくれた人なのであるが、いかんせん俺は朧げな記憶しかないわけで。外見が男になったり女になったりよくわからない上に、基本的に殺生を好まないらしく被害が出た時くらいにしか刃を抜かない。それ以外が笛(not狩猟笛)での追い払うのである。ナマエ先生のはすごい参考になるから一緒に行っておいで!とはウツシ教官の台詞であるが、参考にならない程度にすごい。意味がわからん。いや、めちゃくちゃ丁寧に武器の扱いの癖とその癖に応じた使い方を教えてもらえたから助かったけど。さっくりと終わった仕事にハテナを浮かべながら帰ればミノトヒノエコンビに笑われた。
「愛弟子、どうだった?」
「ナマエさんが意味がわからないって事しかわからなかった」
「わかるよ、愛弟子。ナマエ先生は基本的に殺生を好まないし、武器を振るわないからね。笛と翔虫でどうにかしてしまうし、でも色々教えてくれるだろう?」
「うん。ウツシ教官のこともな」
「えっ」
「あんなに大きくなってって言ってた」
俺のセリフに彼は目を見開く。驚いている。これはつつくしかあるまい。にんまりとしてウツシ教官をみる。
「昔はナマエさんをお嫁さんにするって言ってて可愛かったとか、オサイズチに突っ込んで怪我したとかきいた」
「ぐぅ……先生……話していいことと悪いことが……」
「何か言ったかい?」
「うわぁ!?」
上から降ってきたナマエさんに声を上げる。この人ホントわけわかんない登場のしかたする。ぽんぽんと俺たちの頭を撫でたナマエさんに、この人俺と教官の扱い一緒なんだよな,と思う。下手したらヨモギイオリも一緒だしセイハク達も一緒である笑えるわ。
「ナマエ先生、愛弟子はともかく俺はそんな歳では……」
「あ、ごめん、癖でね。嫌だったかい?」
うーん、この人顔がいい。あとウツシ教官と同じムーブかますのは多分ウツシ教官がナマエさんのくせに触発されてるのだろうか。
「……、…………、嫌では、ないです、けど、俺の弟子の手前ちょっと……」
「それもそうだ。もう君はもう大人だったね」
そう言って手を離したナマエさんに、ウツシ教官がその手を若干羨ましげに見上げた彼にナマエさんは背中をたたいた。



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雑多 

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