2021/06/21

ついでにgrにぶっこむ

・GRに巻き込まれた

また変な術式に巻き込まれたのだとは理解している。それは一緒にいたマゴイチもそうで、恐らくこの国の術式では外側の術式なんだろうということもわかっている。しかし、である。国際警察と秘密結社、そうして第三者による争いが行われているこの世界には当たり前のように忍がいた。私が影丸を名乗るものなら同じ名前の人物に間違われ、逆に赤影を名乗っても同じように別の誰かと認識されるのである。ということは、恐らくではあるが私の『先生』である人たちが生きているのだ。となれば、影丸、赤影、佐助などなど彼らの名を名乗れば混乱するのだろう。となると、使い分けていたナマエという名前を名乗る他なくなるのだ。はぁ、と息を吐き、助け出した二人の子供の頭を撫でる。マゴイチが追ってやってきた。なんというかこの世界の人はたまに人間から足を踏み外したような人物がいる。某木の葉隠れのスペックがあってよかった、とはマゴイチの台詞である。
「よーお、坊主ども、無事か?」
「ありがとうございます、えっと……」
「名乗るような人ではないよ。僕らは通りすがりさ。それより、ここは危ないから逃げた方がいい」
そう促せば彼らは困った顔をする。少年の手についている無線機に、マゴイチが目を細め、そして戦っているらしいロボットをみた。
「なるほどねぇ。だが、コイツのいう通り坊主、ここはだいぶ危ねぇよ。さっさと大人と合流しな。嬢ちゃんもな」
ぐしゃぐしゃと二人の頭を撫でたマゴイチに、私は周りを見渡す。同業者もいればそうでない人もいる感覚がする。とりあえず女の子の方を抱き上げればマゴイチもまた男の子の方を抱き上げる。
「マゴイチ、とりあえず僕らが二人の知り合いのところに僕らが連れて行った方が早い」
「みたいだな」
「どこにいるかわかるかな?」
そう問いかければ彼らは正反対の位置を指差した。同じ所属ではないらしい。
「あー、これ、あー。後で合流するぞ」
「わかった」
そう言って頷いてそのまま彼女の指差した方に向かう。まぁ向かってくる攻撃を刀で弾いたりしているが、この分だとマゴイチが心配である。大人の姿を見つけて、女の子が「あ」と声を出したのを聞いて足を止める。そうしてスーツを着こなした男性達の前におりた。彼らが戦闘体制に入ったがこちらはそうではないので特にかまえない。
「君の知り合いかい?」
「はい、あの、ありがとうございます」
「いいよ、何もしていないよ。君を返しただけだ。少し連れが心配だから、僕は連れに合流するよ。もう一人で出歩いちゃダメだよ」
そう言えば頷いた彼女に、周りの大人はおいてマゴイチの方に向かう。やっぱり敵の攻撃を受けている彼に、周りの敵をサクッと倒した。
「フゥー、助かったぜ。ありがとな。流石にガキ抱えて撤退はむずい」
「いや、僕らの方も追手がきていたからね。急ごう」
そう言えばマゴイチは頷いてそのまま少年の仲間がいる場所に駆け出した。たどり着いたそこでやはり構えられはしたがマゴイチも気にしてないのだろう。
「おらよ、坊主」
「もう一人で動いちゃいけないよ」
そう言って少年の頭を撫でる。さて、離脱するか、と思っていれば先程のスーツ姿でもこちらの服装でもない人物が攻撃してきたのでひらりとかわす。
「マゴイチの知り合いかな?」
「どう見てもそうじゃねぇよ。第三者だか第四者だかわかんねぇやつだよ」
「ということはこっちの彼らは秘密結社だか警察だかわからないけれどその筋の人か」
ふぅん、といいながら忍をさがす。いないようであるが。
「いるか?」
「いない」
「残念だったな」
「……あっても別人だよ」
「そうかい」
「行こう、マゴイチ。手を貸す義理はない」
そういえばマゴイチはそれもそうだと頷いた。

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見事に巻き込まれたな、とおもう。どうやら第三者と二つの争いに巻き込まれたらしい。マゴイチはなんやかんや言って人当たりがいいし、コミュニケーション能力が高い。馴染んだマゴイチをおいて、私は中庭のような場所で花をみる。綺麗な花で埋め尽くされたそこは私は好きだ。指に止まった鳥を好きなようにしていれば、お頭?と声がかかった。そちらを見れば知らない人だ。恐らく同業者だろう。彼もしくは彼女は私を見て「影丸?」と困惑した顔をして私をみた。
「僕を誰かと勘違いしていないかい?僕は影丸でも君のお頭でもないよ」
そう言って困った顔をする。恐らく忍なんだろう彼もしくは彼女は私をみて目を瞬いた。
「あら、やだ、ごめんなさい。二人にそっくりだったから。貴方、忍よね?」
「……まぁね。君もだろう?」
「あら、わかる?」
「なんとなくね。同業者は感覚でわかる」
そう言って鳥を放す。円を書いて飛んでいった鳥を見上げれば、彼もしくは彼女が口を開く。
「貴方は見かけないけど、伊賀の人かしら?」
「マゴイチから聞いてないかい?」
「あらもしかして、噂に聞くマゴちゃんの連れなのね」
「噂?」
「えぇ、一緒に来たのに、貴方いつも一人でどこか違う場所にいるから」
「……あんまり人と接するのが得意じゃないんだ」
そう困ったように告げる。彼もしくは彼女は目を瞬いて眉尻を下げた。コロコロ変わる表情である。
「あら、ごめんなさい、迷惑だったわね」
「いや……君は悪くないよ。ごめんね、気を使わせて」
そう謝れば彼もしくは彼女は首を左右に振った。
「今は一時とはいっても、仲間なわけだし、マゴちゃんのはなしをきくと他の世界からきたんでしょ?貴方の名前はなんていうの?」
あたしは青影っていうの。
そう言った彼もしくは彼女に私は影丸と答えかけて,ああ違うのだ、と自嘲した。本名を名乗るしかないのである。
「僕はナマエです」
「ナマエちゃんね、よろしく」
手を差し出した青影に私も手を差し出す。その手に、ああ青影は彼なのだと理解した。

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「赤影を避けているのか」
そう尋ねた彼に、私は困った顔をした。避けているつもりはないが、やはり、会えば昔を思い出して辛くなるだけである。それは赤影の話だけではなく、影丸と呼ばれる彼もまたそうだった。だから、どうなんだろうね,と私は返す。私の笛の音を気に入ったのか、怒鬼と呼ばれる彼はたまに私が笛を吹いているとこうして木の下に陣取ることがある。よく喋るわけではない。が、たまにこうして喋ることがある。じっとこちらを見つめた彼に私はなんともいえなくなった。だから、私はため息をついて口を開く。
「……彼に似た人を元の世界で殺したんだ」
微かに見開いた目から目を逸らし、私は手を見つめる。殺したくなどなかった。でも、もうあの幸せな日々は戻らないのだとも理解していたのだ。だから、会う資格は僕にはないのである。

そうであったはずなのに。
先生達が、ピンチだったから。だから体は動いたし、二人の前に姿を表して、二人を救って敵をかわした。あぁやってしまった、と思う。目の前にいる彼らは私が初めて会った頃に歳が近いのだろうか。出血している彼らに持っている応急セットで手当てをする。意識を失っている彼らを見下ろしていると、あの時の記憶が蘇った。
「……おきて」
そう影丸先生をゆする。ねぇ、影丸先生、起きて。赤影先生も起きてよ。どんよりとした目を向けた彼らに、あの頃ではないと理解する。
「基地に戻ります。揺れますが、我慢してください」
それだけ告げて、私は二人を担いでその場を離れた。途中で青影やマゴイチと仲がいい天童と合流して、彼らはそのまま治療室に向かうことになり私はそれを眺める。精神がぐらぐらとしているのがわかった。


夢を見る。あの日の夢をみる。覚めろと念じても、最後まで続く夢だ。全員を殺し終えてやっと私は目を覚ますのだ。

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「あぁ?軍師さん、そりゃあナマエのことか?」
そう言って変な顔をする。軍師達の前に現れないのはアイツがコイツらのような、特に韓信のような人間が嫌いだからだろうし、なんやかんやアイツは懐に入ってしまえばそうではないが、基本的に大人が嫌いである。となるとここにいるほとんどが嫌いなのだ。あとは師匠のこともあるだろう。あまり姿を現さないのはそういうことが積み重なっているのだ。十人と九人、あとはモブにこちらを見られてあたまをかく。
「普通に呼べば来ると思うぞ。ナマエー」
気怠げにそう呼べば、数秒してからナマエが現れる。
「マゴイチ、呼んだかい?」
「俺というか、コイツらがな」
「貴方が姿を現さないので」
「それは失礼。僕はあまり人といるのが好きではなくて」
ナマエはそう言って苦笑いをした。何人かがテレパシー的なもので名前の考えを探ってそうであるが、存外アイツも俺もそういうのが読み取れないようにしてあるのだから意味がない。
「まずは影丸くんを助けてくれた礼を言おう。影丸くんが助かったのは君のおかげだ」
「こちらも赤影殿がお世話になりました」
「いえ……」
ナマエはそう言って首を左右に振った。逃げるのを諦めたのかナマエは俺の隣にきちんとたった。
「君の名は?」
「……ナマエといいます。申し訳ありませんが、味方といえどあまり詮索されるのは好みません」
「おっと、それはどうしてですかな?貴方が別の世界から来たのであれば、我々に告げてもいいのでは?我々が信用に値しないと?それとも、敵と繋がりがあるのですか?」
「別の世界から来たから言わなくともいいことでしょう。信用どうこうはともかく貴方達の指示には従います。僕と敵と繋がりを疑っているのであれば、貴方はそこまでの人物ということでしょう」
ううん、やっぱり嫌いか。節々に棘がある。そう思いつつ,何か術を展開しようとした韓信に辞めとけよといっておく。
「ぶっちゃけ韓信みたいなタイプがコイツが嫌いなタイプだから辞めとけ辞めとけ。お前下手したら殺されんぞ」
「マゴイチ、余計なことを言わないでほしいな」
「でも嫌だろああいうタイプ」
「個人的にはね。でもそれはこの場では関係ない話だし、ああいう人は何万人もいるから。いちいち反応してられないよ」
困った顔してる顔は本当に影丸と赤影がしない表情なのだろう。彼らを足して2で割ったような姿のナマエに、何人かがほうっと息を吐いた。お前美青年だもんな。変化を止めても顔が整っているのだこの忍びは。
「第一、協力しないと元の世界に帰れないんだろう?いやでも従うさ」
「それもそうだな」
わなわなしてる韓信が術を展開する前に、ナマエがサクッと見ないでクナイを投げたらしい。韓信の手元スレスレに刺さったクナイに彼は動きを止めた。ナマエはそのまま軍師たちをみる。
「で、僕を尋問するために呼んだんではないでしょう?」
「ええもちろん。これからのことをお話しするためです。不快にさせて申し訳ございません。同じ世界のものとして謝っておきましょう」
「いえ、お気にせず」
「しかし、貴方は相当腕の立つ忍のようですね。こちらの世界にいるのならぜひとも勧誘したいところです。どちらの里の出身で?」
「……、……。僕の世界では忍の里は統合されているので。どこかと言われても困ります」
まあ、こいつしか忍者いねぇもんなと俺は思う。コイツ一人で服部半蔵から風魔小太郎,猿飛、霧隠、赤影エクセトラ兼任である。もはやコイツはチートなのだ。

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「仕事がやりやすい」
そう言って頭を抱えたナマエではない影丸に俺は羊羹を食べながら眺める。ナマエと組まされた影丸が感想を求められ、こぼした言葉である。ちなみにその前にくんでいた赤影も同じ話をし、うちの里に欲しいと言っていた。ナマエはといえば、最近は道術をみてしきりに首を傾げ興味あるのかと声をかけられて色んな人に道術を習っている。アイツのチートさはそういうところで培われるもので、しかも教える側は覚えがいいから次から次へと教えたがるとは他の世界でも元の世界のくされじじいにもきいたりみたりしたことだ。
「伊賀の系譜だと思うんだけど、マゴイチ、何か知ってるかな?」
「いーや、アイツはアンタに合わせてるだけだな。多分赤影と一緒なら赤影に合わせてる。そして最近道術にも手を出してるあたり、幻妖斎と行動すると道術つかいだす」
「どういうことだそりゃ?」
聞いていた戴宗が目をパチパチした。お前いい兄貴分だけどそういうところあるよな。
「影丸と仕事するときは伊賀の忍術使った方が効率が良かったってだけだろ。赤影と仕事してる時は向こうに合わせる」
「……それを聞くと、統一されてるっていう話が本当にきこえてくるな。流派の垣根を超えて忍術を教えてるってことか」
「それに関してはぶっちゃけアイツがチートなだけだと思う。普通はそんなことできねぇよ」
そう言って俺はもう一つの羊羹に手を伸ばす。まぁ、それは現れたナマエに阻止されたが。
「マゴイチ、僕がもらった手前、僕の分を残しておいてっていわなかった?」
「お前が道術に必死だからいいかと思った。なに、道術楽しいの?」
「結構ね、勉強になるよ。外の国の術を教えてもらうなんて滅多にできないことだし。そもそも僕らの世界に現存するかは謎だしね」
「そうかいそうかい」
そう言って羊羹を譲る。ナマエはぱくっと羊羹を食べて消えた。一緒だけ羊羹食いに来たのかあいつ。

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なんてこった!ナマエが子供の姿になった!とは一緒に行って庇われた幽鬼の言葉意訳である。天真爛漫気か?と思っていればアイツが闇を纏う前の天真爛漫気ぐらいだった。しかも男に化けていない。
「それはそうと、女だとは思わなかった」
そう呟いたカワラザキの爺さんに、周りが騒然とした。は?と声を上げた周りはどういうことだマゴイチ!と俺を見る。
「忍者する時は男に化けてんだよ。つーかこの世界にいる間はずっと男に化けてる。リーチと力が強いしあれこれ便利だからとは聞いてるけどよ。あとは大好きな先生の真似だろ」
「大好きな先生の真似?」
「まぁー、目が覚めたら赤影と影丸はうってかわってまとわりつかれるから頑張れよ」
そうひらひら手を振れば、二人がこの上なく不思議な顔をした。
「は?」
「えっ?」
「コイツには複数人の先生がいて、そのうちの二人、お前らのそっくりさん。アイツ,これくらいの時、先生大好き。よってお前らはそっくりだからたぶん好き。偽物?って言われても他世界っていったら他世界の二人って納得する」
そんなことを言っていれば、ナマエが目を覚ましたらしい。小さく、あれ?と小さく言葉を溢して手を見て、周りを見て眉間にシワを寄せたが、影丸と赤影を見つけてトンっとソファをけった。そうして少年に変化すると、二人の後ろにまわり服を摘む。
「先生、ここはどこですか?彼らは先生の知り合いですか?」
ほらな、と思っていれば、二人は俺を見てまたナマエをみおろす。ナマエは困惑したように二人を見上げた。その姿に少し違和感がする。第一声が「先生ー!」というわけでもない。よくよく考えたらいつもよりも歳を重ねている。もしかしてなぁ、とは思うが害がなさそうだからおいておく。僕たちは君の先生ではないよ,と言われたナマエは微かに動揺して、そして、そうですか、と困ったように笑った。これは噂に聞くやっぱりあの事件が終わった後なのでは。

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「良かったね」
そう告げたナマエに、相対していた相手は目を見開いた。ナマエと同じ弟子候補。その中で選ばれなかった奴が世界をわたり,この世界の第三者の組織で動いている。
「良かっただと!?お前のせいで俺は里を追われたんだぞ!」
「そうかい、それはすまない」
「俺が選ばれるはずだった!!」
おやかた様の一番は長達を除けば俺だった!
ぎゃあぎゃあと騒ぐ相手にナマエは笑いだした。あぁ、そうか、と。
「君は途中でいなくなってしまったから、何も知らないんだね。やっぱり幸せだよ、君は。そうだな、おやかた様は僕らと同い年の忍びを集めて、一番優秀な忍びを決めた。それに選ばれれば里の垣根を超えて忍術も教えてもらい、任務にも赴くことができる。僕は一番優秀で、僕には各里の先生達がついた。楽しかったよ、とても、とてもね。僕は確かに幸せだったよ。あのとち狂ったジジイが妄言を吐かなければ」
「とち狂ったジジイだと?」
「君がおやかた様としたう人だよ。あのジジイに僕らは踊らされただけだ。どうして彼は垣根を超えた忍術を扱える一人を求めたと思う?」
「それは里の垣根を越えて国に利益をもたらすために」
そう言った相手にナマエは笑った。ケラケラと。あぁ、おかしいと。まぁ、側から聞いたら何と素敵な考えなんだろうと思うし、賛同するのもわかる。現に俺の先代もそれに賛同した。事実を知って手のひらを翻したが。
「あぁ、おかしい。ある意味では的を得ていて、ある意味では外してる話だ」
「なんだと」
「おやかた様はね、言うことを聞かない六匹の猟犬よりも、言うことを聞く一匹の猟犬を作り上げたよ。そうしてそれを駒にして、たくさんたくさん国に利益をもたらした」
その言葉に、相手は理解したのだろう。ナマエはああおかしいというふうに笑って笑って目を伏せた。
「お前、まさか、あの方たちを、」
「殺した。卒業試験、初任務、そんなものが何だったか教えてあげようか?」
「っ、」
「古い風魔のしきたりに従って、先生たちとの殺し合いだ。僕は殺した。佐助先生も、才蔵先生も、百地先生も、小太郎先生も、赤影先生も、影丸先生も殺した。なんなら、仇討ちだとやってきた忍者も、僕を危険視して襲ってきた忍者も全員殺した。だって先生達がみんな『生きろ』って僕にいうから」
綺麗な笑顔を浮かべたナマエに、耐えられなかったのか相手が吐いた。う、ぇ、とえづいた彼をナマエは見下ろす。
「ね、良かっただろう、君が選ばれなくて」
「何故だ、何故、ころした、」
「僕だって殺したくなかった。私は彼らに逃げようといった。でも、先生の一人が僕に殺されたように見えるように自害した。そこで理解した。そうするしかないって」
ナマエが刀を下げる。
「……ある意味君のいう通りだ」
僕がいなければ良かった、それだけ。


==ぼつん




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雑多 

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