2021/06/21

その前に書いてたmhr

死ぬかと思った。いや、暗喩でもなんでもなく、恐竜に食べられると思った。ぐぱっと口を開けた恐竜にあわやひとのみかとぎゅっと目を瞑ったらやってきた誰かが恐竜を倒したのである。うっわ、なにこれ、と私はパチパチと目を瞬く。大丈夫かい?と声をかけた人は忍者っぽい。もしや遠呂智世界に恐竜時代も混ざったか,と思っていれば彼は私に合わせてかがむ。そしてその傍らに寄ってきた猫みたいなもので理解した。

モンハンだこれ。


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言っている言葉はわかるのだが、いかんせん私が先程までいた世界が三国史的な世界であるため喋れないふりをすることにした。ぱくぱくと口を動かしたり喋れないふりをしていれば襲われたショックで喋れなくなった子供というレッテルが貼られた。ちらりと効いた話では私のいた場所のほどほど近くに人間が食べられた跡があったらしい。こわっ。ちなみにそいつは討伐されたと大人が喋っているのをきいた。ひぇー、もとの三国世界にかえしてくれ。いや,向こうも戦続きだし暗殺もある結構治安悪悪せかいだけども。どうすんだこれ。大人は私をどうするか話し合い中である。そうして最終的にはハンターに育てればいいのでは,と言う話で落ち着いたらしい。なんでだ。普通の職はないのだろうか。


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ハンターになるならと空き家をもらい、生活に必要なもののお古をもらえた。喋れないんだ、とら私を拾ったお兄さんこと教官してくれるらしいウツシさんの言葉である。私がどんなふうにここに来たかは小さな里であるここですぐに広まった。みんな親切である。うーむ。この感じ蜀にいる感じだ。そう思いながら鍛冶屋のおじさんに私の撃剣が渡された。もしや私これ持ってたからハンターになる云々っていわれたのか。
「見たことがないな」
「他の地域の武具ですかね」
「ありうる話だ。梔子は扱えるのか?」
そう尋ねたおじさんに私は頷く。梔子とは私につけられた名前だ。喋らないから口無し、梔子。ただの皮肉である。
「え、梔子、扱えるのかい?」
頷く。いやこれ扱えないって言って没収されたらいやだから。とりあえず撃剣を返してもらいぎゅっと持っておく。彼らはなんともいえない顔をしたが。形見か、と呟いたおじさんに刻々頷いといた。


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楽器じゃん。チェロだかセロだかわかんないけど楽器じゃん。いろんな種類の武器があるんだよ,と見せられた武器の中に楽器があった。笛はないのかと思ったらこれが笛だと言われて「???」ってなった。とりあえず楽器をてにとってみる。
「狩猟笛がきになるのかい?」
弦を弾けば音が鳴るので多分同じ理屈だろう。まぁ結局どの武器も楽しいのだが、重いのはちょっといただけないということで軽い武器になりそうだ。



なんやかんや六年くらい経ち、ハンターと認められた私である。
「は?ナマエじゃねぇか」
そう言われて振り返れば戦国にいたトリッパーくんである。こりゃまた彼もトリップしてきたな。
「ナマエ?」
「そこで団子食ってるやつの名前だよ」
「梔子さんの?」
えっ,と言うふうにヨモギちゃんが私と彼を見比べる。
「なに、お前また喋れなくなってんのか?」
戦国に保護された時喋れないふりしてたからな。私はこくこくうなずいておく。なんでいんの?と口を動かせば彼は「ああ?」と団子を一本うばった。金払え。
「俺を拾った師匠がこの里出身なんだよ。里帰りってやつ」
ふぅん,と頷きながら彼の獲物を見る。ガンランスか。かっこいいよね、ガンランス。
「しっかし、なんでまた喋れなくなってんだ?」
目の前で親が恐竜に食べられた(という設定),と口を動かせば彼は「は?お前また闇背負ってんじゃねぇよ」とぼやく。
「いたいた、愛弟子ー!紹介したい人がい……あれ?見かけない顔だね。どうしたの?」
「あー……」
「ウツシさん,この人梔子さんの知り合いみたい!」
「えっ?」
「梔子さんの名前知ってるみたいだし、お話もできてるの!」
「梔子、本当かい?」
その言葉に刻々頷く。トリッパーくんはほーんといいながらニヤリと笑った。
「お前のこれか?」
小指を立てた彼に小指を反対方向にむける。
「おい痛い痛いやめろ!冗談だって」
わー、すごいまがるー、と口を動かせば彼は痛がるだけである。
「おや、ナナシ、ウツシと知り合ったのかい?」
「ということは、さっき言っていたジツの弟子かい?」
「あぁ、私の弟子だよ。名前はナナシだ」
「ナナシッス。よろしく」
そうひらりと手を振ったナナシに、ジツと呼ばれた人が首を傾げた。
「そちらの子は?」
「ジツ,こっちは私の愛弟子だよ。梔子ってみんな呼んでるんだけど……」
「梔子は名前ではないのかい?」
「いや、あわやモンスターにひとのみにされるところを助けたんだけどその時のいろんなショックで喋れなくなってしまったみたいなんだ。だから、私達は梔子とよんでたんだけど、」
そう言ったウツシさんにナナシが苦笑いをした。
「俺が知ってたから」
「ということはその子もナナシと同じ場所からきたのかな?」
「まぁな。どう言う経路かはしらねぇけど、まぁ俺は人飼いに売られるために運ばれてるときにオオイズチに襲撃されたけどよ。もしかしたらうまく両親と逃げてこっちにきたのかもしれないし。まぁ、そんなこんな……手合わせしようぜ!」
でたよ、こいつの意味わからん手合わせ大好き部分。そう思いながら団子の串を投げる。やるんだな!!と無駄にキラキラするのやめろ。コイツバーサカーみあるからやらない。あと、団子代払え。首を左右に振っておく。あとお前も闇を出すな。人飼いと繰り返したウツシ教官は純粋なんだぞ。余計なことをいいそうなナナシの口に団子を突っ込む。対モンスターではなく対人仕込まれてましたなんていってみろ。この里の人達の目が変わるかもしれないだろ。
「ということは、君もモンスターに対する術じゃなく人に対する術を学んでいたんだね」
うぐ。そう思いながらジツさんを見つめておく。思わぬ伏兵である。はぁ、とため息をついて足元を見つめて素敵に美少女とも美少年ともとれる動作をしておく。ウツシさんが私を見下ろした。
「梔子?」
「梔子、口を噤むのはいい手ではある。でももし君が君のいた場所の為に口を噤んでいるのなら、そう教わっていたのならやめることだよ。そんな愚かな里のことなんて気にしなくていいさ」

==うーん、忍者主(影丸/ナマエ)とマゴイチを入れた方がいいのでは?ってなるな。



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雑多 

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