2021/06/21
↓ちょっと改変の続き??
ううーん。人の手が足りない。龐統さんの卵からメラルバが孵り龐統さんや流砂達の暖になってるとか、孔明さんの卵からミニリューが孵り竜?と少し騒ぎになったとか、姜維さん陸遜さん朱然さんの卵が孵り、陸遜さんが色違いイーブイ引いたとか、大喬さんのルリリがマリルになったとか、賈詡さんのムウマが孵ってふわふわ浮いてるとか、満寵さんの卵が孵ってピチューになりビリビリする罠を考えてるとか、ラルトスは郭嘉さんをサポートしようと頑張ってるとか、そっちじゃなくて私の方が忙しい。冬支度するかと思うがなんせ幼いポケモンばかりなので,遊んで遊んでとアピールしてくるのだ。可愛い。最高に可愛い。が、仕事が進まない。冬支度が終わらない。
「というわけで多忙なわけですよ」
はー,やれやれと息を吐く。軍師が3個一だから、流砂とメラルバの晩成とミニリューの伏龍は3個一である。イーブイは姜維さんと二人組だ。ミニリューやメラルバについて説明に来たついでに近況の話になったのだ。
「猫の手も借りたいくらいですか?」
「借りたいくらいです」
「ちょうど法正殿が貴方に恩を返したいと言っていました。頼むと良いでしょう」
「ホーセー殿?」
「この前ナマエが助けた四人のうちの一人だよ」
「髪が長い方のお兄さんと短い方のお兄さんどっち?」
「長い方かな?」
「体力いるけど大丈夫かな」
「大丈夫ですよ」
そう告げた孔明さんに徐庶さんが何か言いたげにした。
とりあえず流砂をボールにしまった徐庶さんに連れられてホーセー殿に会いにいく。どうやらこの前の人とも今日は一緒にいるらしい。あと知らない人もいる。
「法正殿、馬岱殿、馬超殿、趙雲殿……ナナシもここにいたのかい?」
「あれ、徐庶殿、どうし……あ、このまえの!」
「おや、蜀に来ていたんですか。なかなか出会えないのでどう恩を返したものかとおもっていたんですよ」
「ふふ、はははっ、恩を返すなんて大袈裟な」
「それが大袈裟じゃなくってキミがいなかったら助かってないんだよねぇ俺たち。断崖絶壁からおちるから妖魔に倒されるかだったし」
「あの時はたまたま私が連れ歩いていた子が空を飛べた話なので、偶然が重なったのかと」
「ナマエ、右から法正殿、馬岱殿、馬超殿、趙雲殿。趙雲殿にへばりついてるのがナナシ」
「ナマエといいます」
大人にそう言いつつ少年に向かって「こんにちは」と声をかけた。
「ナナシは人見知りなんだ。俺たちとは違う世界から来たみたいで。そうだ、ナマエは知り合いとかじゃないかな?」
「うぅーん、はじめましてですね。やっほー、キミはポケモン知ってる?」
屈んでそう尋ねる。彼はチョーウンさんの足から顔を出した。
「……ポケモン?ピカチュウ?」
「お、知ってるってことは私の世界かな?伝説のポケモンの悪戯にあっちゃった?」
「ポケモンはいないよ……」
そう言った少年に首をかしげる。いやいや、いるぞ。キミが口に出したピカチュウになるピチューの雷なんぞ、満寵さんと一緒にビリビリしてるぞ。あの人毎日楽しそうだよね。うーん,と考えて、ああそういや知り合いに自分の世界にはいないけどゲームや物語で知ってる世界中旅してる人いたな。そういうことだろうか。
「徐庶さん、流砂この子に見せたことある?」
「いや……」
「ふーん……よし、じゃあ少年、私の家にお手伝いにおいでよ。なんせ冬の前、寒いの苦手なポケモンのために準備したいけどちっちゃい子達が遊べ遊べと訴えてくるから遊び相手欲しかったんだよね」
「……だから、」
「いるよ」
そうかいぐりかいぐり頭を撫でる。
「ポケモンはいるよ。キミの世界にはいないかもだけどね」
「私もついていっても?」
「いいですよ。というか、孔明さんに相談したら、ホーセー殿に手伝ってもらったらどうかと言われました」
「……。……わかりました、恩は返させてもらいますよ」
「俺も手伝うよ〜」
「俺も馬岱が救われた礼だ。行こう」
「俺もいくよ」
ううーん、大人数。まぁ今日はエスパータイプ連れてるしいけるか。
「じゃあ負担軽減のためにナナシくんは趙雲さんが抱っこしてー、ネイティオー」
そういえばポンっとボールから出てくれるネイティオいい子。
「御察しの通り、お家までのテレポート手伝って」
その言葉に彼女はないて両手を広げる。それに合わせて私もテレポートをつかった。
ひゅん、と若干の浮遊感がして草原に降りる。風が吹いていき、私の帰りに気づいたポケモン達が寄ってきた。ポイポイとボールから今日連れていたポケモン達を出して褒めまち中のネイティオをウリウリ撫でる。
「ありがとね、ネイティオ。太陽みてていいよ」
「……ここは」
「私の暮らしてる場所だよ。今みたいな移動方でしか来れないみたい」
誰だこいつみたいに人によってくるポケモンよな。くんくんとひとしきり匂いを嗅いだら、敵意がないことを察してまた元いた場所に戻ったりなんぞする。ウールーちゃん達がぐめぐめないているが。ナナシくんが目をキラキラさせている。
「……ポケモン!」
「ね、ポケモン。ルカリオー、リザードンー、カイリュー」
そういえば卵を抱えたルカリオとチビ達に遊ばれているリザードン、カイリューがやってくる。
「三匹とも悪いんだけど、この子とチビ達と遊ばせてあげてくれるかな。私はその間に冬支度終わらせるから」
頷いて鳴いたルカリオは大人五人に軽く頭を下げた。リザードンはナナシくんを背中に乗せれるように屈んだ。私はナナシくんを抱き上げてリザードンの背中に乗せる。超低空飛行でそのまま牧場の真ん中につれていく。ルカリオが何かに気づいて私に寄ってきた。趙雲殿をみたということは趙雲殿を連れて行きたいんだな。
「趙雲さん、ルカリオが手伝って欲しいみたいなので、小さい子と遊ぶナナシくん見守っててほしいんですが」
「……わかりました」
「危なそうならダメとか危ないと言えば理解するし、多分ルカリオ達が止めてくれるので大丈夫だと思いますが、一応見ておいてください。ひゃー、めっそん氏そんなにぴえぴえないてどうしたの」
そう言いながらメッソンを抱き上げる。私にしがみついたメッソンにゼニガメがやれやれしていた。可愛いかよ。
「蛙ですか」
「蛙ではないですね。どっちかというとトカゲとかそっちかな?」
とりあえずメッソンを法正さんに渡し、ゼニガメを馬岱さんにわたす。これは亀か?という馬超さんの問いに亀ですね,という言葉をかえした。
「とりあえず趙雲さん達が元気なちびっ子と遊んでる間にやらないといけないことはたくさんあって……まぁ、今放牧している動物達を小屋に入れる前にこやの藁を変えてあげるのと、山に木材取りに向かうのとを済ましてしまいたいです」
「二つに分かれた方がいいかな?」
「そうですね。皆さん馬には乗れるんですよね?」
「乗れるよ」
「バンバドロー、ジュプトルー、あとは……うーん、お手伝いできる子は木材取りに行くの手伝って」
奥の方にいるバンバドロとジュプトルに声をかける。気づいた彼らはこちらにやってくる。あとウールーちゃん、気持ちは嬉しいけどキミらはだめだ。
「羊?」
「この白いのはウールーといいます。ウールーちゃん達は草を食べるのが仕事です。ぐめぐめ食べておいてください」
そういえばぐめぐめいいながら転がっていった。代わりに顔を覗かせたのはジュプトルとバンバドロ、草タイプのポケモンと地面タイプの一種だ。
「ナマエの世界の馬か!」
「馬です」
「かなり大きいな」
「あとかなり力持ちです。材木をいっぱい運んでくれます。その前の姿が足元にいる子です。ドロバンコといいます。こっちも力持ちです。突進すると怪我するんで気をつけてください」
「これがこうなるのか」
「はい。こっちは草を操って木を切ってくれます」
「ダネフシ!」
「うん、フシギダネも行っていいよー、バンバドロ、ドロバンコ、台車もっておいで。フシギバナ、ドテッコツ、木材をいつもみたいに乗せてほしいな。徐庶さんは流砂と一緒に積荷を固定するの手伝ってあげて欲しいです。固定は流石に無理みたいで」
「わかった」
「法正さんはそのままメッソンと一緒に徐庶さんについていってください。どの木を伐採するか指示はいりますし。馬超さんと馬岱さんは小屋の藁を変えたりするのを手伝ってもらえると助かります」
小屋?と首を傾げた彼らに頷く。まあ、先にバンバドロとドロバンコが台車を持ってきたが。ちなみにバンバドロとドロバンコの台車の上は他のポケモンたちに人気である。二匹にしっかり固定すれば、フシギバナとドテッコツ、ジュプトルがバンバドロの台車にのり、フシギダネがドロバンコの台車にのった。バンバドロが徐庶さんたちが乗りやすいように身をかがめる。
「バンバドロが二人に乗っていいよって言ってくれてます」
「ええっと、ありがとう」
そう言って飛び乗れるあたり徐庶さんも法正さんも運動できるんだよなぁ。二人が乗ったのを確認してバンバドロがのっしのっしと歩いていく。その後ろを追いかけていくドロバンコが可愛いのである。
「ナマエの世界の馬はみんなあんなに大きいの?」
「いえ、あとは馬岱さんたちの世界の馬と変わらなかったり、ちょっと小柄だったりしますよ」
「でも普通じゃないでしょ?」
「うーん、私の世界では普通ですが、馬岱さんたちにとっては違いますね」
そう言いつつ小屋に移動する。数匹のポケモンも合わせて移動中だ。馬超さんがバンバドロを名残惜しげに見ていたのを見るに。
「馬岱さんや馬超さんは馬がお好きなんです?」
「あぁ、物心つくまえから共にいるからな」
「おお。じゃあ、ついでなので、私の世界の馬見ます?」
「いいのか?」
「いいですよ」
そう言いつつ腰につけたベルを鳴らす。綺麗な音を立ててベルにポケモン達がこちらを見た。もう一度鳴らせば二頭のギャロップがかけてくる。目の前で止まってみせたギャロップは私に鼻先をすりつけた。少し遅れてゼブライカとブリザポスがくる。レイスポスは一歩下がったところでこちらを見ていた。バドレックスは旅人さんが連れてるしなぁ。
「美しい……」
馬超さんが見惚れたようにそう告げる。だろう!みたいな感じでガラルギャロップが誇らしげにした。
「この子達はギャロップ。同じ動物ですが、すんでいる場所が違うので姿が違うんです」
「炎は熱くないの?」
「懐いている人なら熱くありません。気性が大人しいと熱くないことはおおいですね。炎の方は草原では一番早いです。森や足場が不安定な場所だと長い毛を持つ方が軽やかにかけます」
「こっちは?」
「こちらはゼブライカという雷を使う馬と、氷を使うブリザポスという馬です。気性が荒めですが、特に嫌がることをしなければおこりません」
「あそこで離れた場所にいるのは?」
「レイスポスといいます。一人で静かに過ごすのが好きみたいです。レイスポスとブリザポスは預かっているんですが、長いこと生きているポケモンで卵が見つかっていません。レイスー、よんでごめんね!あとでこっそりおいで!」
そう言えばレイスはそのまま背中をむけて森に向かった。ずるいぞという風にブリザポスとゼブライカが鳴く。
「ブリザポスとゼブライカは昨日櫛でといてあげたでしょ」
そう二匹をうりうりと撫でる。満足したのか遊んでおいでと促せば二匹はそのまま駆け出した。
「ギャロップ達はポニータに走り方教えて欲しいな。あ、馬超さん達珍しくギャロップ達が嫌がらない人だし、ギャロップとポニータ達を見ておいてもらっても?」
「ポニータ?」
「あーえっと仔馬です。ギャロップと一緒に走ることで足腰を鍛えて走りが早くなります」
珍しくガラルギャロップが嫌がらない人だ。ということは純粋に馬が好きなんだろう。ガラルギャロップが乗れという風に馬超さんを鼻で突いた。ギャロップは馬岱さんを見る。別に乗せるのが嫌なわけではなさそうだ。
「俺はナマエを手伝うよ〜、一人じゃ大変でしょ。若は馬の扱いが上手いからすぐ仲良くなれるだろうし」
「ありがとうございます。助かります」
ゴソゴソと手綱を取り出しガラルギャロップにつけてやる。馬超さんを乗せたガラルギャロップはポニータ達がいるところに駆け出した。ギャロップも追いかけていく。
「ゼニゼニ、ゼニガ!」
「うん、ゼニガメも手伝ってね」
「キミはゼニガメっていうの?」
そう問いかけた馬岱さんにゼニガメがかたてをあげてないた。
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やっぱり人がいると進みが違うやー。そう思いながら納屋の上から垂れてきた威嚇しているイトマルをみつめる。野生の方だなこのイトマルは。
「うわっ、でっかい蜘蛛!ナマエの面倒を見てる子?」
「いえ、野生の子ですね。いつもなら外に逃すんですけど。ここにきた時に一緒に来……わっ、糸吐いてきた。ゼニガメ、反撃,水鉄砲!」
「ゼニガ!」
ゼニガメが水鉄砲を発射し、イトマルに当たる。ついでだとモンスターボールを投げれば、イトマルは吸い込まれてユラユラ揺れた。カチンという音と共にボールが止まる。
「ありがとね、ゼニガメ」
「ゼニゼニ!」
「すごいねぇ、キミが今水を飛ばしたの?」
「ゼニガ!」
ふふん、と胸を張ったゼニガメに馬岱さんはかいぐりかいぐり頭を撫でた。とりあえず納屋の方にイトマルを放つ。
「イトマル、ここはキミが苦手なタイプのポケモンがくるから、納屋の方がいいと思う。冬の間は納屋の天井にいていいよ。元の場所に戻ったら森に帰ろうね」
そういえばイトマルは了承したのか納屋の方に向かい、そのまま天井に登っていった。よし。
「龐統殿の晩成といい、さっきの蜘蛛といい、ナマエの世界の虫は大きいんだね」
「うーん、種類によりますよ……と言いたいですが、馬岱さん達の世界に比べると大きいですね」
そう言いつつ藁を引く。たまにポッポがきて藁を何処かに運んでいくのはまぁ巣材だろう。ゼニガメが水入れに綺麗な水を入れ直してくれる。あとはふわふわのウールーちゃんの毛を一部に引き、暖房設備を設置する。これでオッケーだ。
「ありがとうございます、この作業が永遠に終わらなかったんですよ」
「気にしなくていいよ。気分転換になったしね」
ねぇ?とゼニガメに相槌を求めた馬岱さんに、ゼニガメが満面の笑みで頷いた。うーん、気さくでいい人だ!
==
「んおぁ!?ナマエじゃねーか」
そう言って着物を着て現れたのは旅人である。なんでここにいるんだ?と首を傾げていれば男性が知り合いかい?と尋ね、私のそばにいた徐庶さんも首を傾げた。なんだかいろんな国の偉い人がいる会議的なものが許昌で開かれているらしい。魏のポケモン成長チェックにきたら徐庶さんと荀攸さん達が話しているからおどろいてしまった。
「ナマエの知り合いかな?」
「元の世界のね」
「はー、日本の面々持ってないのに魏呉蜀の一部がなんでポケモン持ってんだ?って思ってたらお前が要因か」
「いやー、変な世界に来ても卵が来まくるから、育ててもらってた」
「なんだよ、やっぱり通信はいきてんのか」
「キミはなんでここに?」
「霧が出て森で迷ったと思ったらいて毛利さんに助けられた」
うーん,伝説のポケモンの仕業だろうか。そうぼんやり考えていれば、旅人が口を開く。
「ポケモン持ってんのにバトルしてくれないからどうしたもんかと思ってたんだよ」
「そもそも動物同士のバトルがないからどう説明したものかなって思ってたんだよね」
端末を見てポケモンの情報を確認するにしろ、なんにしろ、言語が違うので技名も教えなければならないわけだ。ポケモンバトルの概念がないし。私は多少バトルを好みはするが、彼ほどではないからまぁそのうちできたらいいなというくらいである。
「あぁー、そりゃあちょっと面倒だな」
「あと語学の壁もある」
「なるほど、技の確認な」
そんな話をしていれば、語学?とその場所にいた人が反応した。
「ナマエの世界とこっちの世界、喋ってるのは通じるんだが文字は通じないんだよ」
「徐庶さんや荀攸さんが基本的に持ってるあの端末、本当はもっと色んなことができるけど、私の世界の言葉で出てくるから」
「ロトム入れたらシステム書き直してくれないのか?」
「うーん、できるかもだけど、あんまり通信できるのは良くないかと思って。オーパーツじゃん?」
そう尋ねれば、オーパーツ、と目を瞬いて、それもそうだと頷いた。
「でもまぁ悪用する人はすくないか」
私が納得していれば、「でたよ、おひとよし」と旅人が口を開いた。
「お前が思ってるほど人間は良くねぇぞ。各地で暴れたりお前を襲った人間をみろ」
「うーん、でもそんな人は一握りでしょ。みんなポケモンを大事にしてくれてるし、平和を思ってるよ」
「はいはい、お前はどこまでも人間の善性を信じてるもんな」
やれやれという風に彼はそう告げる。どうであれ、私は基本的にそんなだ。ポケモンの力を組み込まれたからかしらないが。
「つーか、お前平和な場所しか現れないのによくこんな平和とは言い難いごちゃ混ぜな世界に来たな」
「家というか土地ごとこの世界に組み込まれた」
「そりゃあ仕方ないな」
そう言った旅人は私を真っ直ぐにみた。これは嫌な予感がする。
「まぁそんなことはおいといて、バトルしようぜ!」
ほら来た、と息を吐く。まぁ、ここならすこし外れなわけであるし、多少はポケモンが暴れても大丈夫だろう。
「いつもみたいに途中交換なしの勝ち抜き戦でどうだ?」
「三対三にしていい?今日持ってるの卵が二つにあと一人ちびっ子だから」
「おー、いーぜ。ちょっとパーティー考える」
そう言って端末を確認した旅人に、私はボールの中を確認する。うーん、ゲッコウガ、トドセルガ、ヌオー。水タイプしかいない。でも一応氷と地面はいるからまぁなんだ頑張る。
「ナマエ、ばとる、とは?」
「この前いっていたポケモン勝負のことです。今から私の持っている三体の動物と彼の持っている三体の動物を戦わせます。先に三体の動物が戦闘不能になったら負けです。私の世界では人間が戦わず、しばしばこういう形で動物同士の手合わせによって勝敗を決めます」
そう説明していれば、旅人は三体がきまったらしい。「よし!決めた」と声を上げた。
「ちょっと危ないので、前にでないで」
そう言いつつボールを構える。かれもまたボールをかまえた。
「よしいけ!レントラー!」
「おいで、ゲッコウガ」
うーん、タイプが相性が悪い。
「よっしゃ,タイプ有利!レントラー、エレキフィールド」
「ゲッコウガ、かげぶんしん!」
レントラーが吠えるとビリビリとした電流が地面に駆け巡る。ゲッコウガはくるりと壁に張り付いて、水で分身を作り出した。
「今だ、放電しろ!」
「もう一回影分身つんでかわして」
そう指示を出せば、ゲッコウガは軽やかに飛び上がるとまた水分身を作り上げる。放電されたて視界がチカチカする。レントラーの背後に向かったのを見て口を開く。
「ゲッコウガ、かげうち!」
そういえばゲッコウガは背後からレントラーに襲いかかった。しかしながらまだ余裕だろう。
「レントラー、雷の牙!」
ガブリとゲッコウガに飛びかかったレントラーに、ゲッコウガがちょっとかおをしかめた。
「そのままハイドロポンプで引き離して!」
「おまえはすぐそういうことする!レントラー、そのままワイルドボルトでつっこめ!」
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