2021/12/31
2021年オフラインネタ帳大放出祭37
「でた、ドガース。妨害か野生かわかんないやつ」
また毒ガス撒いてら。
そう言いながら横断していくドガースをみる。キーパーあたりにウロウロしてるあたり、キーパーへの妨害だろうか。
「妨害?」
「あー、こっちは爆竹投げたりせずポケモン放り込んでくるわけね」
「そういうこと。ガラル地方はダイマックス用のバリアがあるから入ってこれないんだけど、他の地方はそうでもない。時々野生の時がある」
ボールをポンポンと蹴り上げてそのままドガースにあてる。盗難防止プロトコルに弾かれたボールにやっぱりかと納得した。向こうのチームもこちらのチームもやれやれという顔をした。
「何さっきの」
「盗難防止プロトコル。誰かのポケモンってこと。やっぱりエントツさんゲットすべきかぁ。空気清浄してくれるし」
「……エントツさん?」
「ハナちゃん見たことないっけ?ガラル地方のエントツ立ってるマタドガース。帽子みたいでちょっとおしゃれなんだよ。そっちは空気を綺麗にするってカブさんがいってた」
また警備員とバトルが始まり、選手は退避する。つまんねーことしやがって、とボヤいた蓮に私は同意した。
「んーーー、風おこしで払ってもいいけど、サポーターにダメージ入るんだよな。もう元凶ボコった方が早いと思う。毎回毎回これはない」
と思ったら、ガラル地方のサポーターがなんか投げた。と、思ったらガラル地方のマタドガースが二体出てきた。おおっ。
「あれだよ!エントツさん!」
「ふふ……本当にエントツがはえている……」
「ガチじゃん!!」
ケラケラと三人で笑う。あ、ガラル地方サポーターからいいぞの応援きてる。私も応援しよ。
「がんばれー、エントツさん!毒ガスすいこめー!」
そう声を上げらればくるりとこちらをみてにっこり笑った。おおう、意外と可愛いな。
「あれ君の新しい家族かい?」
「あ、やっほー、キャプテン。違う違う。ガラル地方のマタドガースで、エントツ生えてるからエントツさんって全部まとめて読んでる」
「へー、あのマタドガース、スタジアムに一匹ずつほしいね。ドガース対策に」
「こっちの地方よく妨害されるの?私遭遇するの2回目だけど」
「よくというよりは大事な試合に多いかな」
そんなこと話してたら元凶っぽいサポーターが煙幕に乗じて降りてきたの笑う。ロケット団いいのか、そんな表立って。下っ端だからか。
「あれじゃん。胸元のRってあれだろ」
「なんだかんだと言われたら!だね」
いやでも黒いからアニメの二人と二匹じゃないんだよな。それをみた瞬間、相手チームがなむなむ合掌した。なんでだ。キャプテンさんスッと目の色変えたけど。ピュイと鳴った指笛にクロバットが降ってきた。相変わらずかっけーー!!!
「クロバット、翼でうつ」
その瞬間、クロバットが普通のマタドガースごとロケット団員に突っ込んだ。
「なにしやがる!」
「悪いけれど、本職でね。君たちを逮捕させてもらうよ」
ニッコリと笑ったと思われる彼に私達は相手チームをみる。
「キャプテン、セキチクシティの警察業務もしてるから」
「姿を見せたが最後、逮捕されるのがオチ」
「えっ、なにそれ。覆面刑事じゃん。かっこいい」
「つーか、覆面いるってわかってんのに顔出すの?馬鹿じゃん」
「そんだけ結構な金額が動いてるんじゃない?」
そんな言葉言ってたら攻撃飛んできた。やべ、と思いつつ、グイッとハナちゃんとレンを引っ張って倒れる。おう……一部壊れてる。もう一撃くるな、と思うので、ゲッコウガをよぶ。
「ゲッコウガ、たたみがえし!」
そう言ったら客席から飛んできた彼は攻撃を防ぐ。砂煙晴れたらその先にはヘルガーちゃんがいる。やる気だな。その先にいるのはロケット団だ。
「オッケー、売られた喧嘩は買うしかないよね!ゲッコウガ、かげぶんしんで囲め!」
増えたゲッコウガは囲むようにヘルガーに向かう。そうして飛び上がったりして四方八方にゲッコウガがたどり着く。
「四方八方、みずしゅりけん!」
そう言えばたくさんのゲッコウガがみずしゅりけんを作り出しヘルガーに攻撃する。こうかはばつぐんだ!相手のヘルガーは倒れた。向こうのキャプテンも勝負がついたらしい。逃げ出しそうなロケット団に、私はジュナイパーを呼ぶ。
「ジュナイパー、かげぬい」
そう言えば影を羽で固定した。キャプテンさんが「協力ありがとう〜」と言ったので私も手を振っておく。
「ジュナイパーもゲッコウガもお疲れさま」
応援グッズつけてる二匹最高に可愛いんだよな。エースバーンがぴょんぴょんしている。
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「めっそんめそめそしてるじゃん、なに、どしたの?」
ハナちゃんのメッソンが今日もメソメソしている蓮のサルノリにいじめられたかと思ったが、そういうわけでもなさそうである。
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