2021/12/31

2021年オフラインネタ帳大放出祭67




そもそもだ。彼らの弟が死ななければ、少し違った結末になったのではないか。そう思ったのはいつだったか。
また別の世界に飛び状況を把握する為に飛び回り、元の世界に戻る方法を探しつつ拾った何人かの孤児の面倒をみていた時である。大人の忍に囲まれた子供を助けた時でもあった。つけているマーク的には恐らくは千手家だ。名前は瓦間というあたり、柱間さんと扉間さんの弟であるには間違いない。ぽんぽん、と頭を撫でて、目線をあわせる。もう大丈夫だよ、と笑いかければ、緊張が解けたのか彼は泣いてしまうのだけれど。わんわんと泣く彼を抱き上げる。一応額当ては落としておいた方がいい。そっと彼の額当てをおとして、かれをみた。
「夜が明けるまで私の家においで。夜の間は野獣がでたりして危ないから」
「うん……」
素直な良い子だ。そっと子供の頭を撫でて、私はそこを後にした。

私の暮らしている場所にはいろんな一族の子供がいる。お互いがお互いの仇の可能性もある。だから、苗字を名乗らせない。
「せんせー、その子、新しい子?」
「明日になったら家族の元に帰すよ。この子の分のご飯あるかな?」
「しょうがないなー」
「私のお汁ちょっと譲ってあげるねー!」
「先生後で勉強教えてよ!」
「はいはい、でも先にみんなでご飯食べようか」
「はーい!」
「ほら、お前も座れよ」
そう言って瓦間くんの手を引く子供に私はふふっと笑う。美味しそうなご飯だ。私も席について並ぶ。いただきます、と言えば周りの子供達も同じようにいただきますと声をあげ、遅れて瓦間くんもいただきますと告げた。


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「千手さん家にお届け物です」
そう言って瓦間くんを子供な柱間さんと扉間さんに連れて行く。構えた二人に瓦間さんをおろせば、兄者!と二人を駆け出した。
「瓦間!?お前、生きて……」
「この人が助けてくれたんだ!!」

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「子供が怯えないで



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nrt/brt 

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