2021/12/31

2021年オフラインネタ帳大放出祭73



「いやー、ルクソードさんのあの感じすきだから、こう真似したいなって思って……」
そう言って肩を竦める。ルクソード、と固まった彼らに嫌だって馬車馬な私がガチでやると君らすぐ負けるからとは思わなくない。ちなみにルクソードさんは私がよくこんにちはする13機関なのだが、お互いに賭け事しつつ私が追いかけて終わっている。
「ということで、まぁ、私との試合はゲームのお時間です」
そう言って指を鳴らせば現れる魔法で作ったサイコロである。
「私の世界にはチンチロリンっていうゲームがあってね。ルールは簡単。サイコロを転がして奇数が半、偶数が長丁、どちらが出るか当てるだけ。君たちが勝てば君たちの能力のうち何かが上がる。君たちが負ければ、能力値は下がる。ただ、お互いに六回外すかこの会場外に出ると負けね。あとは何でもいいよ、ご自由に」
「こんな真面目な試験にゲームですか?」
「まぁ、難しいと思うよ」
そう言って指を回す。サイコロが回る。
「解答は全員で一つだけ。さぁて、誰でもいいからはった」


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「いや、みんな素直すぎない?」
そう苦笑いする。ちなみにこのサイコロ、風の魔法やキーブレードでぶん殴ってイカサマしないと向こうが思ってる目が出なかったりするのだが、なんていうか……
「むずかしくしすぎたかな……」
そう言って変な顔をしてしまう。そろそろ誰かは通さねばマスター達に怒られてしまうのではなかろうか。
「あのねぇ、君たち。私はさ、運命は与えられるものだとは常々思うんだけど、運命は切り開くものでもあるんだよ。享受を待つだけじゃ多分いけない」
「何が言いたいんだよ〜」
「私は最初に言ったことを思い出してご覧」
はっとした一部に、これで気付いたかなぁ〜と思う。これに参加してるまぁ一番年長なbbs組やっぱり一番早いと言うのは素晴らしい。まぁこれ咄嗟にサイコロの目を把握する洞察力と、それを自分の好きな目に変える瞬発力、チームで進むからチームメイトとの息のあった判断がいるんだけどな。
「さて、丁か半か」
そう言って指を振る。
「まかせてください!半!」
そう言ってアクア姉さんが風の魔法で半に合わせてくるのだが。
「魔法!?イカサマじゃないの!?」
「ナマエさんは『運命は自ら掴み取るもの』『あとは何でもいいよ、ご自由に』と言っていた」
「魔法か何かで自分達で好きな数字に合わせろと言うことだ」
「おっ、いいねいいね、察する子が出てきたか。丁か半か」
「丁!」
そう言ってリク君が丁に合わせる。私はもう一つのサイコロを投げ入れた。
「でも、運命はそんな簡単に帰れるものではないかなぁ」
指をクイッと折り曲げる。もう一つのサイコロがゆっくり奇数に傾きかけたのをテラ君がキーブレードで止めたけれど。
「あ、ずるしてるじゃんか!」
「君らほんっと純粋だなぁ。大丈夫?今まで騙されてない?今までずっと私が勝ってたの偶然だと思ってたの?」
変な顔をしてしまった。えー!?だか、はー!?だか言った彼らにいや……と頭をかいて「あーもう」とため息をはいた。
「仕方ない。仕方なさすぎる。いやこれは純粋さと相性悪い種目を選んだ私が悪いな……」
はー、とため息をついて頭をかく。
「これは、みんなの、瞬時にサイコロの目を確認する洞察力と、それに対応する瞬発力、そして仲間と息を合わせるチーム力を試すお試験です」
「それなら最初から言ってよー!」
「最初から言ったら試験にならないでしょうが」
そう言ってサイコロを二つ追加する。ここからはバイバイゲームでサイコロは増やして行くつもりである。
「さて丁か半か」

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無事に通り抜いた彼らに、ホッと息を吐く。強化魔法は解いておいたけど。いやー、純粋すぎるなー、と肩を回す。後ろから感じた気配にまぁキーブレードだして対応しておいた。なんでハートレスがいるんだろうなぁ。まーいいんだけどさー。
流石に連戦で巨大なハートレス倒したら疲れるというか。これが!おれの!必殺技だ!と某ゲームの大包平みたくマスターのホーンストライク放っておいたら最後の一匹が消えた。
「ナマエ」
「マスター」
「ハートレスか」
「ええ、どこから来たかはわかりませんが全部倒しました」
さすがに疲れましたと肩を竦める。そうか、と、こちらを見下ろした彼はかいぐりかいぐり私の頭を撫でたが。私はそれで満足するあたり安い人間だろう。
「他の方たちは?」
「無事に次の試験に向かった。お前が来ないから様子を見に来たんだ」
「お手数をおかけしました」


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「いやだー、前にいた場所になんて戻りたくないやい、やだやだやだー、私はマスターといるんだー!」
「ナマエ、真面目にして」
「いや真面目だし。無理無理無理無理、ホントに戻りたくない。ヤダヤダ」
「ナマエ、駄々こねないの!マスターイラが困ってるよ!」
「ううっ、マスターの名前をだすなんて卑怯だ、意地悪ー!!ばかー!」
「おーしよしよし、馬車馬ちゃんどうした?マスマスが慰めてあげようなー?ってかがちでどした?ナマエが嫌がるなんて相当じゃん。そもそもイラっちナマエどこで拾ったの?」
「狭間の回廊です」
「なんでそんなとこいたの???」
「いや……これには色々理由があって」
「理由」
「……うーーん!!言いたくない!!でもまぁある意味逃されたから狭間の回廊に落ちたというか……だから戻っちゃいけないと言うか……」
「急に真面目になるな」
「イテッ」

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「いやー、身内に暗殺されかけて……」
「は?」
「その暗殺に来た人が私と仲良しだったから、私を闇に落として殺したようにみせかけたというか、十中八九死ぬだろうけど残りの一割で生きるだろうみたいな……だからまぁ多分死んだことになってると思います」
「だから戻れないのね」
「あと、それをした人と弟が拗らせてそうだから嫌ですし、そもそも世界自体が戦乱だったから余計に嫌です。平和が一番」


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「ナマエ様に殺されるなら本望」
「ヤンデレを拗らせてくるな。私は君を殺さないし元の世界にも戻りませーん」


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「姉上!……っと、ああそうか、ワシも身長が伸びたから……ワシだ、竹千代だ!」
「竹千代ちゃんもっと可愛いはずだからチェンジで」
「可愛っ!?ワシは可愛いくなんぞ!」
「ナマエの弟か」
「お前は……」
「お前呼びやめなさい。私を助けてくれた人だから失礼はやめろ」
「!そうだったのか」


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王国心関係 

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