2022/12/31
2022年度没ネタ整理63
「徐庶先生、いっかい、大人をからかうのはよすんだって壁ドンしていってほしい」
「えっ……」
いやもう自業自得なんだけど、先生たちによる壁ドンの集中砲火を浴びてしまった。ごろんごろん悶えてしまう。酒の席で言うんじゃなかった。はー、と起き上がればまぁ荀攸郭嘉コンビに挟まれたけどな。
「楽しそうですね」
「楽しいよ。なに、荀攸くんやってあげようか?」
「いえ、結こ……」
「顎クイするね!!」
面白い気配を察知。顎クイしてキメ顔したら真っ赤になったの可愛すぎないか??郭嘉くんは黙って膝枕になったのでそのまま放置だ。納得したら離れる。
「幻覚かな?」
「あはは、面白い幻覚だねぇ」
「二人とも、現実を見てくださーい!現実です!!」
「うそだーー」
「現実です」
わぁわぁと騒ぐ荀ケくんにすぱこーん!と二人で頭を殴られる。痛い。荀攸くんはトラウマ確定なので固まっているらしい。私は現れたその人を見ながら口を開く。サイボーグ呂布様、あのフルフェイスヘルメット外したら案外常識人って私は知ってるからな。
「いやだって、は??無理ゲー開幕じゃん??なんで暴動の先頭に呂布様いんの??」
「あれが君たちの呂布かい?」
満寵先生が興味津々でくる。めちゃくちゃ呂布様強いんだぞ。震属性だからな。逃げた方が絶対いい。
「あ、まって、退避してくる方に話がまだ通じそうなうさぎちゃんと協さんいる……あ?じょじょじょもいるじゃん。うさぎちゃーん、協さーん、じょじょじょー」
そう言って手を振る。協おじが緩やかに笑んだ。うーーん、肝が据わっている。
「やぁ、真田さん、こちらにきていたんだねぇ」
「協!のんびりしてる場合じゃなーーい!!えーーん!!ナマエちゃーーん!!たすけてーー!!」
「趙州!!手伝ってほしい!!」
徐庶くんがなんでもってるのかわからないが撃剣片手に頑張っている。撃剣おそろっちじゃん、と言う感想はおいておいて、だ。
「徐庶は圧倒的に集団戦向きだからそのまま協さんとうさぎちゃんの保護して下がってもらうとして……郭嘉、先生達や荀家の退避を。私は時間を稼ぎます」
わりかとまじめにそうつげる。となりにいる郭嘉くんが私を見下ろした。
「それが最適解だね。でも、君は無茶をしないように。相手は様子がおかしい。あの様子だとまた後ろに董卓がいる可能性がある」
「了解」
そんな会話をしていれば荀攸くんが顔を真っ青にして私のそでをちょんと摘んだ。可愛いかよ。
「ナマエ殿、無理です、武器もなく、」
「ご心配なく、婆娑羅で複製したものを扱います」
「荀攸、思考が動いても体が動かないのであれば、真田嬢の邪魔なだけだ。理解しているはずだね」
「……」
「真田嬢、どうかご武運を。適度なところで撤退してくれ」
「わかりました。では、そちらもご武運を」
そう緩く笑ってから武器を婆娑羅で複製して呂布様に切り込んだが。
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わかってたけどクソ強いなこの人。近づいた瞬間詰むので遠距離攻撃するけど向こうは跳ね返してる。そのあとやってきたイケオジ董卓(松永さんに中身が似てる)と妲己になるほどなー、と理解する。何?遠呂智復活させたい感じか??と、まぁ、暴動参加者が妖魔軍だったわけなんだけども。うわこれやばいなー、と思っていたら攻勢が止んだ。
「やぁ、趙州院。ご機嫌はいかがかな?」
「これでご機嫌と言えるほど私は馬鹿じゃないですよ」
「あら、もう一人の董卓さん、知り合い?」
「あぁ、アレは手に入れたいところだな」
「美味しいご飯のお誘いなら頷きますけど、そうじゃなさそうですね。とびきりの美女をお連れですが、一体何を?」
そう聞けば、ふふふ、それはひみつ、と言われたが。うっわ、美人にしか許されない仕草だ。まぁ、適当に探りを入れてみるが。
「なんか噂で聞く某最強仙人でも復活させたいんです?」
「あら、詳しいのね。それに関してはお楽しみに」
「趙州院はそちら側とも関わりがあるからな」
「ふぅん、だから手駒に欲しいんだ」
うわー、嫌な予感しかしない、と言うわけで。撤退しよ、と、親父殿が使う奇術的なやつで撤退した。嫌だって怖いし。一応中継地点を挟み、追尾されてないかも確認した。大丈夫そうである。そんなこんなで、ぽん!と奇術的な感じでみんなの前に現れたらめちゃくちゃ驚かれた。ナマエちゃーーん!と飛んで抱きついてきたウサギちゃんをぽんぽんする。うりうりと顔を押し付けるうさぎちゃん、かあいいねぇ。先生達がやってきたが。
「真田、無事でしたか」
「はい。まーー、時間稼ぎしかしていませんし、情報もあんまりですが」
「何かわかったことがあったのかい?」
徐元直!である。私は彼を見上げながら口を開く。
「暴動の一般人が明らかに人間じゃない配色になりました。灰色っぽいっていったらいいのかな?そのあとイケオジだけどやばい董卓氏が出てきたし、妲己を名乗るとびきり美人の怪しい女性が出てきたんで分が悪いと思って撤退してきました」
そう言って婆娑羅で作っていた武器をないないする。郭嘉くんが首を傾げた。
「董卓は予想通りだけれど……妲己?」
「やっぱ知らないよなぁ。ってことは、董卓さんの言ってる内容の感じから言って先生たちがわかな?」
そう言って先生達をみる。真田はその話をどこで、と聞かれたので口を開く。
「幸村さんや信之さんから昔聞きました。まぁーオールスター創作昔話的な感じだとは思ってたんですけど、まぁ、変なことには慣れているので」
「他に何か言っていたか?」
「昔話的な話に出てくる最強の仙人蘇らせたい?って聞いたらそれはお楽しみにって言われてしまいました。逆に協さん知らないかな?協さんとうさぎちゃん、じょじょじょ、何があったの?」
「きーいてよーー!もう!!協とね!婆娑羅地区の外をね!お出かけしてたんだよ!!それはもーご機嫌で!!そしたら、びゅーーんってフルフェイス呂布さんがきた!!」
うーむ、わかることが婆娑羅地区外にいたことしかわからない。が。
「うーーん、協さんと合わせて可愛いからよし!!ダブルフェイス情報頂戴。どうせ君最近何か調べてるんでしょ」
「最近、婆娑羅者が襲撃される事件が起こっていてね」
「それは婆娑羅地区で?」
「いいや、婆娑羅地区外だ。しかも俺たちのように扱い慣れた人間じゃない。闇の婆娑羅を暴走させている人間が襲撃されてる。婆娑羅を抜き取られるんだ」
「あぁ、なるほど、賈詡や程cが忙しそうにしているのはだからだね。学生には伏せられているけど」
「あぁ、おそらくそうだ。こちらが保護をするために現場に向かえば婆娑羅を抜き取られたあげく体力を抜き取られた状態の、まぁ死にかけた人間が残ってね。どうも董卓がきな臭いから曹操殿と劉備殿に頼まれて」
「あーー、協さんに外出れるよって協力持ちかけたのか」
その言葉にウサギちゃんがなぬっ!?と顔を上げた。徐庶くんは悪びれもなくまぁねと肯定した。
「おのれ!元直んのせいか!」
「それに関しては謝るよ。まさか呂布が出てくるとは思わなかった。君は楽しみにしてたようだし、なんらかの埋め合わせはするよ」
「ならばよし!」
うさぎちゃんはかあいいねー、と頭をなでなでしながら協さんをみる。
「協さん何か知らない?」
「そう言えば、最近、貂蝉殿や陳宮達は行方知れずになっている。何かあったのかもしれないが、まぁ呂布のあの状態じゃ意思疎通は無理だ」
「そんな報告聞いてませんよ」
「私は各地区に報告するように使者に告げたんだがなぁ」
うっわ、なんかきな臭い気配しかしないなこれ。
「郭嘉や荀攸達はどうだい?」
「君も知るように学生はこちらの曹操殿の意向で事件や事案に触れさせてもらえないからね。そもそも最近は地区を離れていたし」
「噂は本当だったのか」
「噂?」
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