2022/12/31

2022年度没ネタ整理126

「それもあるんですけど、それ以外でも忙しくて。まぁ、色々済んだし父さん達に話していいって聞いたらいいよって言われたから言うんだけど」
ケラケラ笑いながらそう言えば相手はうん聞くよというからできてる人間である。
「まずどっから話そう。色々あってさー、ほんと。ほんとうはあの後すぐ俺の友達ダメ出し回しようと思ってたんですけど」
「ダメ出しする必要あるの?」
「あるーー、あるんですーー、見ました?お前椿選手から逃げすぎとかなんでそっち選択してんのとか色々あるんですよー」
そう言って顔を覆う。わからない次元とか言わないでほしい。あれやっぱり相手が上手かったから出来たことがありすぎる。
「まずホントに何処から話そう……いや、これ人によっては胸糞悪い話になるんですけどいいです?」
「いいよ」
「ぶっちゃけ、俺と弟妹全員父親違うんですよ。母親が離婚してから俺の家族構成って母親、俺とした二人なんですけど。一年半ちょっとくらい母親が家に帰ってきてなかったんですよね。で、俺がお祭り騒ぎとコラボした結果、翌日くらいに三人の父親が同日ほぼ同時刻に揃うとかいうめちゃくちゃ面白い奇跡が起こったんですよ」
サラッとそう言えば、は?とマジな声が聞こえた。コメントも「は?」みたいなコメント流れていく。
「二週間くらいは待ってたんですけど、母親帰ってこないって見切りつけて母親抜きで近所さんの力を借りつつ俺がワンオペ育児しながらバイトで生活費払ったりしてたんですよ」
「それはやばい。やばい」
「大変というか、生きるために生きてる感じですね。でも、事務所入ってそこでようやくゲームとか娯楽に触れたり、年上の人とか大人の人とか関われたというか。俺がここの人をまともって言ってリスナーにまともじゃないって言われたことがあったんですけど」
「うん」
「俺にとってはちゃんと俺の話聞いてくれるし、俺を気にかけてくれるまともな大人なんですよね。だってぶっちゃけ、俺になんかあるなって舞元さんとか力一さんとかわかってた上で俺が話すまで待っててくれたでしょ?」
そう尋ねれば二人は「なんかあるとは思ったけどこう言うことだとは思ってないんだよなぁ」と言うのだが。
「最初俺めちゃくちゃ対人でトゲトゲしてたと思うんですけど、あの時はあんま大人をですね、信頼できていませんでして。でもバイト先とか、事務所の人とか、そう言う人を見てこの人達みたいな人なら多分助けてくれるだろうなーって理解してたんですよ。でも、俺が意地張ってましたし、妹弟と離されたらどうしようって思って言えなかったんですよね。今考えるとそんなことにはならないだろうに。大人に頼るって言う心持ちにさせて貰えたのはここの人達のおかげですね」
ケラケラ笑いながら言ったら俺いかん泣くって言われたが泣かないでほしい。
「まぁそんな状況化、尚且つ俺の心境が変わった頃にコラボすることにより、コラボをみた父親全員が同日ほぼ同刻に尋ねてきて俺が迎え入れると愉快なことが起こりまして。その父親達がほんともう強強でしたね」
「強強?」
「外商マン、弁護士、警察官というめちゃ強ラインナップでしたね。なんで母親と結婚したん??って思ったんですけど多分まともだからそのあと離婚してんだよなぁ。事態判明した瞬間、警察弁護士児相職員揃い踏みでアベンジャーズ結成されてましたよ」
「それは強い」
「父親達とはそこまで再会はなし?」
「連絡先わかんなくて。スマホとか持たせてもらってなかったですし。父親達と連絡取れないようにされてたのは母親の意向だと思います。後養育費とかはそれぞれ振り込んでくれてますけど、引き落とされた形跡が毎度通帳にあったのできちんと援助してはくれてるはずなんですよね」
「うわーーーうわーーー最悪だそれは」
「良く生きてたよ、ほんと、三人とも良く生きてた」
「で、引っ越したり妹弟幼稚園いれたり俺たちの親権どうのってしたり、俺の友人がいっぱい声かけていただいたので何処のチームのセレクションに行くか協議したりセレクション受けたりした結果、今やっっと落ち着きましたね」



==8/15



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