2022/12/31
2022年度没ネタ整理127
転生してゾロアだから喋れんしどうにもなんないけど、とりあえず目の前が違うジャンルゲーの違う人だとはわかる。うわー、これ妖として処分orごんお前だったのかパターンになるのでは、とは思ったのだがなかなか深手をおっているとみる。ぴょんぴょんと跳ねるように近づいて見上げる。うえ、血の匂いがする。とりあえず子供の姿に化けて誰かを呼びにいくか、それとも別のポケモンに化けて回復させるか、と悩んだがまぁ回復して連れてきた方が早そうだ。とりあえず、ルカリオに変化して癒やしの波動をあてる。世界違うけども回復をするのかと思ったが、みるみる治るあたり回復できるらしい。多少息は落ち着いたが、目を覚まさないので困った顔をする。うーーん、これは呼びにいくしかあるまいとため息をついて人間の子供に化けた。尻尾を隠すための腰布を巻いたらオッケーである。どこにいるんだ魏軍。
森を歩いていれば人をみつける。というか茂みから顔を出した先にいたのが魏軍と蜀軍だった。敵意を向けられたが、私の姿を見て子供?と首をかしげる。私はガサガサと茂みから外に出た。徐庶殿がやってきてかがんだが。
「……何処から迷い込んだんだい?ここは危険だよ」
「!」
とりあえず公達殿がいる方向を指差す。ハテナをたくさん浮かべた彼らに木の枝をとり、とりあえず荀攸殿っぽい似顔絵を地面に描いていく。
「……ええっと、これは……」
「おや、この顔は……」
そこまで告げた郭嘉さんだろう人はいい匂いがする。とりあえず私はあまり口が聞けないのでまた来た方向を指差した。
「この人があちらにいるのかな?」
その問いに刻々頷いて、郭嘉さんの裾をちょんと握ってそちらに連れていくことにした。おやおやみたいな感じを醸し出しつつ、きちんと警戒されるあたりちゃんと乱世なんだろう。まぁ何人かついてきますけどね。しばらく歩いて元いた場所につけば、やっぱり荀攸殿は意識を失ったままである。公達殿!と駆け出した荀ケ殿に、周りの一部はは私に対する敵意をといた。大丈夫、といった荀攸殿はもしや起きてた……??ゆっくり起き上がった彼は私をじっとみた。耳をぴこぴこと動かしたところで気づき、ゆっくりと手を耳にあてる。しまった!!急いで変化したからか、失敗して耳でてる!!ごんぎつねルートと食材ルート、併せて妖魔だから退治ルートが開示されてしまう。やばっと耳を隠してそのまま木の後ろに隠れた。
「ははっ、獣耳が出てるのに今気づいたのかな?」
満寵さんの言葉にがっくし肩を落としながら、木陰から覗く。こちとら食べても美味しくないぞ。
「妖魔か?」
「どうだろうね。でも、荀攸殿の元に連れてきてくれたし、敵意はないみたいだ」
「はい、それには同意です。俺が怪我をしているのを見て獣の姿で寄ってきましたから」
やっぱり起きてたんかーい、と、覗いてみる。まぁ、おいで、と言われたので一度木陰でイリュージョン解いてからまた顔を出したが。まぁ後ろからきていたらしい満寵さんにびっくりして飛び上がり、慌てて安全圏荀ケ殿の後ろに回り込んだが。
「満寵殿……」
「仔狐かな?」
「しっかし満寵殿に気づかないとはドジな狐だな。よく野生で生き残れたもんだ」
それは私も思う。うむうむと頷いていれば、郭嘉さんに抱えられてジタバタすることになるのだが。
「郭嘉殿」
「連れて行こう。荀攸殿の恩人をもてなさないとね」
それは丸々と太らせて食べる的な。と思ったが、荀ケ殿に渡されたし、私もうろちょろしすぎて疲れたしまぁ食べられる前に起きるだろとあくびをこぼし寝ることにする。
「野性味がない狐だな……」
==
「お、狐なべの材料か?」
と言った夏侯淵殿に意識を覚醒させてジタバタする。やはり食材ルート!!ぴょんっと抱っこしていた荀ケ殿の手から脱出すれば、その背後にいた荀攸殿に捕まったが。おお、器用、と思ってみたがそんな問題ではないな。とりあずどうどうと撫でられたので腕の中で大人しくするが。
「俺を助けてくれた狐ですので食材にはしません」
「へ?狐がか?」
「はい、狐がです。恐らく不思議な力を持っているのだと思うのですが……」
「不思議な力?」
まぁこう見えてもポケモンなんでな。視線が向いたが、荀攸殿の腕の中で大人しくする。欠伸をまた零せば、なんか呑気な狐だけどよ、本当か?と言われたが。うるせー。しばらくすれば、郭嘉殿が上層部をつれてくる。狐が助けた?みたいな感じなのだが、荀攸殿が頷くものだから周りは本当だと受け取ったらしい。とりあえず、そんな様子を見ていれば見たことない人が固まってた。なんだ??私が転生トリップした後の追加キャラか??
「それは間違いなく、ゾロア……!!」
ポケモンを知ってるらしい。ということは同じような感じだろうか。ろあ!と返事して尻尾をもふりと動かせば、ゾロア?と周りが首を傾げた。
「俺の世界の架空の生き物!!まじかよ!!」
そう言ってワナワナ震えた彼が手を伸ばしたがぴょんっと跳ねてそれをかわし、彼の頭を踏んづけてから荀攸殿にもどった。ふぎゃってなってるが知らん。ろあー!と鳴き声をあげてケラケラ笑っておいた。まぁ荀ケ殿にめっといわれてしょんぼりするが。
「名無殿、ぞろあ、という名前なのですか?」
「いや、狐とか猪とかそういう名前がゾロアなんだよ。寂しがり屋だからか人や動物に変化して、人に紛れて生活してるらしいんだよな。でもゾロアはまだ変化が下手で、人に化けると尻尾が出ちゃうらしいんだよな」
「ははっ、出てたね。なんなら獣耳も出てたし」
「はーー?マジかよ。可愛いオブざ可愛いじゃねぇか」
「では、この……ゾロアは名無殿の世界から迷い込まれたと?」
「ちょっと違うけど、違う世界から来たのは間違いないと思うぜ」
そう言った名無という人に、私は尻尾をもふりと動かす。とりあえず見下ろした荀攸殿に「ろあ!」とないといたが。曹操殿がこちらをみた。おお、ダンディーである。
「害はないのか」
「荀攸殿に懐いてるのをみてるとないと思いますよ」
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人に会うたび狐鍋の材料とか言われるのでとりあえず定位置が荀攸殿の腕の中か満寵殿の肩の上が定位置になりつつある。あとは子供にばけたりとかもするが。
「ゾロア、他のポケモンに化けれないのか?」
そう尋ねたトリッパーくんに、ろあ!と返事をする。そして変化をして、ピカチュウになってみた。
8/20
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