2022/12/31

2022年度没ネタ整理167


「ナマエ!」
そう言って駆け出したのは黒いフードを被った男だ。敵が味方かわからない勢力、現代の服を着た彼は、李子さんが落ちる、その寸前に身を乗り出して手を伸ばした。ギリギリで掴んだのか、彼は李子さんをなんとか引っ張りあげた。
「ナマエ!!目を覚ますんだ!!ここは赤壁じゃない!!」

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いかん、李子さんが全力でデレている。というか、7の李子さんというか今までの大人っぽい感じというか高嶺の花から少しだけ子供っぽい印象もしくは砕けた印象に変わっている。というか、距離感がバグっている。
「元直、煌びやかな青似合わないね……」
「えっ、ナマエ、ひどくないかい?」
「もうちょっと落ち着いた色の方が似合いそう」
「地味っていいたいのか?」
「そうじゃないけど、こっちの方がいいよ」



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「阿子にいい人がいたなんて知らなかったな」
「いい人……??」
「今隣にいる人はちがうのかな?」
「となり……元直がいい人……?」
「えっ、俺、ですか?違いますよ」
「元直結婚してなかった?」
「……してない」
「えっ、なんで?」
「……別にいいだろう?ナマエはそもそも郭嘉殿と結婚を……」
「え?してないよ」
「え?一緒に住んでただろう?」
「奉考さんと暮らしてたけど、あれは業務が忙しすぎるのと体調管理のために一緒に住んでただけだよ」
「でも一緒に寝たり……」
「いや、魏軍師はほぼ一緒に寝てるから」
「おや……」
「ぐふっ」
「げほっ」
「ぶはっ」
「あ、あの、阿子?それはどう言う意味ですか?」
「仮眠室で一緒に寝てましたよ?」
「男装しているからといって、無防備では……?」
「変な気が起こってはまずいって董昭さんが言って、ほとんどの人は別の部屋で寝るようになりましたけど、伯寧くんとか奉考さんあたりは最後まで一緒に仮眠してましたね。公達さんは意地でも座って寝てましたし私が起きたらもう起きてた」
「……寝顔見てたんじゃないか?」
「いや、多分私が一回お酒によってやらかしたからだと思う」
「何したんだ?」
「……、……寝顔に落書きした」
「寝顔に落書き」
「めちゃくちゃ怒られた」
「だろうね」
「普段は奉考さんが止めたりするけど、奉考さんも賈詡さんも爆笑してたし、文若さんと董昭さんはちょっとワクワクしてた……」



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「李子さん入蜀ルートは!?」
「ありません」


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「あの二人距離感バグってるよなぁ」
「結構仙人の世界からああだぞ。多分徐庶が覚えてるからああなってるし、時間遡るやつで余計」
「ああーー……」




「元直は可愛い」
「ナマエの可愛いの基準ははっきり言っておかしいと思うよ。俺たちの世界の士元と孔明は?」
「可愛い」

「ほら、ナマエの方が可愛い」
「元直、そう言うことあんまり女の子に言わないほうがいいよ」
「ナマエにしか言わない」

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「結婚するなら誰?」
「公達さんが一番幸せにしてくれると私は思う」

12/21



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